« 8000m峰が6座、増えるかも。 | トップページ | 荷 上 げ »

曇天の美しさ、そして山形。

 久々に山形新聞でコーフンした記事。
 当ブログの読者様は関東・関西の大都会の方が多いので記事にします。

 映画『英国王のスピーチ』、『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー監督、ダニー・コーエン撮影による、我が山形県を舞台にしたテレビコマーシャルが完成、8月から世界同時放映されます。
 これは化粧品マックスファクターのブランド『SK‐II』のテレビCM。
 あえて英国版の動画をリンク致します。

 このコマーシャルについての詳細は読売新聞がとりあげていますが、犯罪都市東京在住の新聞記者には、CMの背景となる山形がよくおわかりになっていないようです。

SK-II×アカデミー賞受賞“レ・ミゼラブル”監督トム・フーパー氏 新TVCM 8月10日(土)より全国オンエア開始! by 読売新聞

 まず、CMストーリーの中心となる酒蔵は、山形県米沢市の「酒造資料館 東光の酒蔵」で撮影されたもの。
 上記にリンクした2分間バージョンのCMでは、山寺(山形市)、霞城公園の桜並木(山形市)、御苦楽園の庭園(天童市)、西川町の雪原、羽黒山(鶴岡市)で撮影されています。
 さらにエキストラとして、山形市高瀬地区の老人が着物をまとって出演。
 山寺の場面は、トム・フーパー監督いわく「足を踏み入れた瞬間感動した」とのこと。
 (以上、山形新聞2013年8月13日付28面より)

 山形県人の私が視聴してまず感じたことは、春の山形、山形市民・県民にとってはごく普通の風景が描かれていること。ちなみに撮影は4月中旬に行われたそうです。
 山形のみならず東北の日本海側特有といってもいい『曇天』が正直に描かれていることですね。日本の山岳雑誌のような、わざとらしい快晴の空ではないってことですよ。
 トム・フーパーが意識していたかどうかは知りませんが、あれがカラッとした青空だったら、このCMへの印象も(悪い意味で)変わっていたと思います。

 惜しむらくは、出演者の台詞がバリバリ共通語であることが不満なのですが、まあそこは所詮は都会の化粧品会社、ツッコミは無しにしましょう。

 山形を描いた映像作品って、映画関係では監督の自己満足に等しい退屈な映画が多く、特に『おしん』とかいうババアの苦労自慢話にはウンザリしている訳ですよ。
 日本の山岳メディアも、日本を代表する自然としてバカの一つ覚えみたいに屋▲島やら●馬やらばかりとりあげる訳ですが、遙か遠く西洋の映画人が、日本各地の中から山形の風景を選択した、という意味は小さくないものと思います。

|

« 8000m峰が6座、増えるかも。 | トップページ | 荷 上 げ »

マ ス ゴ ミ」カテゴリの記事

日常」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/21370/57986118

この記事へのトラックバック一覧です: 曇天の美しさ、そして山形。:

« 8000m峰が6座、増えるかも。 | トップページ | 荷 上 げ »