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忘 れ 物

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9月29日、月山。
頭上を見上げても、雲一つ無い。
快晴。

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夏の忘れ物。
遅いニッコウキスゲの花。
四谷川分岐の木道合流地付近に数株咲いていましたが、今シーズン最後のニッコウキスゲでしょう。

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昨冬の忘れ物。
月山の初冠雪は10月中旬、東側の大雪城の残雪も併せて、今年は越年性雪渓になりそうな大きさ。

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快晴の秋山シーズン。
月光坂で列を成す、大勢の登山者の方々と共に山頂を往復。
四谷川分岐からは、静かな裏道を下る。

賑やかな登山道から離れ、風が草を撫でる音にかこまれながら、姥沢に戻ります。

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『加油』 ポタラ峰北壁登攀 記録動画予告編

山野井泰史氏の記録で知られる、中国・スークーニャン山群の岩壁、ポタラ峰北壁。
富裕層を中心に、発展著しい中国人クライマーももちろん見逃すはずがありません。
中国人クライマーによるポタラ峰北壁登攀の記録映画、その予告編が公開されています。
なにぶん、重い事で知られるyoukuですので、時間帯を選んでご覧あれ。

 登場するクライマーには、以前当ブログで紹介した 何川、孫斌の姿もみえますね。
 
 このポタラ峰記録動画『加油』(日本語で頑張れを意味する)、雪山大好きっ娘。のえのきど様ほどクライミング関連動画を見ていないので、私はそんなに目が肥えてないんですが、今までの中国の登山・クライミング関連動画に比べてもだいぶ、あか抜けてきているようです。

 最近の中国のサイトを覗くと、ネット上で公開する短編映画が流行っています。
 アジアのアウトドア市場規模では、2012年に日本を追い抜き、韓国に次ぐ第二位となった中国、クライミング関連の動画で欧米のレベルに達するのも、時間の問題だと私は思っています。

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賣茶翁(ばいさおう)

連日、宮城県某所に通いの現場作業。

山形に戻る途上、ついに伝説の和菓子屋「賣茶翁」(ばいさおう)を訪問。

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店先には、手押しポンプのある風景。

 この賣茶翁、なんといっても 商売上の電話が無い ことで知られる。取り寄せ、問い合わせ、予約不能の店。
 現場帰りの作業服姿で、東映Vシネの竹内力の如くズイズイと仙台の街中を歩き、ガラッと玄関の戸を開ける。
 
 商売上の電話が無いという賣茶翁、客商売を勘違いしたラーメン屋の頑固ジジイみたいな人がやっているのかと思いきや、店舗奥から出てきたお姉さんが丁寧に接客してくれる。

 本日のチョイスは、

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のんこう(右)、野菊(左)

 「のんこう」は、練った黒胡麻で求肥を包んだもの。
 胡麻餡はそれほど好きでない私も、素直に食べられる一品。

 座敷もあるのですが、今は仕事帰り。
 のんびりするのは次の楽しみです。

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Baisao(賣茶翁)

Baisao is Japanese sweets shop. And it's the most famous sweets shop in Sendai,Miyagi Prefecture.

This shop known as "No telephone". That is, it can't order and telephone reservation.

A picture shown above, Right sweets is Nonkou(のんこう).  It's gyuuhi(求肥:Soft pin-rolled cakes of pounded rice)wrapped around black sesame paste.
Nonkou, the name originated from ceramist in old Edo period. He brought out the expertise to create tea bowls covered with kuroyu (black glaze).

Left sweets is Nogiku(野菊:wild chrysanthemum).

Atmosphere, taste, it's the best shop.

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秋祭り

9月某日、町内の神社の秋祭り。

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カミさん経由の依頼で、子供神輿の交通整理を担当。

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神輿といっても簡素な酒樽神輿なのだが、子供達には重い。交代制とはいえ、だいぶ辛い様子。

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所々に設けられた、近所の方々による子供達の休憩所。
伝統芸能は、地元の人に支えられてるんだなと実感。

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子供達の関心は、併設される露天の屋台。神輿を担ぎ終えた娘は、バナナチョコクレープに走ってました。
こうして貴重な休日は、町内会の行事に費やされます・・・。

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【秋祭り Autumn festival】

Today is a day of an autumn festival.
A neighboring shrine is a base of a festival.

The event of festival is carrying a Mikoshi (神輿).
Children carried Mikoshi (a portable shrine used at festival) on their shoulders, shouting"wasshoi!! wasshoi!!", parade through the town.
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We used "SAKADARU-Mikoshi" It's simple mikoshi. "SAKADARU"(酒樽) is large sake cask. In japanese festival, Sake is called "Omiki"(御神酒), it means same as holy water to Japanese.

Neighborhood managed a festival,and residents shared work.
I took over traffic control near the Mikoshi.
We spend holiday for the operation of festival. It's very tired, and I couldn't climb the mountain...

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各国クライマーの動向短報

さすらいの土木作業員、またまた宮城県某所に通っておりますため、各国クライマーの動向を短く。

●ミック・ファウラーら、キシュトワル・カイラス(6444m)を目指す

Mick Fowler plans to tackle unclimbed Indian peak Kishtwar Kailash by grough2013.9.18

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2012年、シヴァ峰登攀中のファウラー。背後の鋭峰がキシュトワル・カイラス

 イギリスのミック・ファウラー、ポール・ラムズデンらが未踏峰キシュトワル・カイラスの登頂を目指します。
 カイラスといっても、以前にスペイン隊が登山計画を発表して世界中からクレームがついたチベット・カイラスとは異なる山です。
 この山群はかつて欧米のバックパッカーが首チョンパされて殺害されるなど、治安・政情共に不安定なカシミール地域に属しており、過去24年間クライマーが立ち入りできなかった地域。
 ファウラー自身は、シヴァ峰以前からキシュトワル・カイラスの山容を意識していたようです。本人曰く「純粋なアルパインスタイル、テクニカルなルート、未知の(登高とは別の)下降ルート」を前提に計画を建てている模様。


●ロシアチーム、クスム・カングル南東壁めざす

Ku

ロシアのベテランクライマー、アレクサンダー・ルチキンとヴャチェスラフ・イワノフのペアが、ネパールのクスムカングル南東壁を予定。登攀予定ルートの詳細は不明。


●ウクライナのマリナ・コプティバら、Tengmoche(6500m)北東面の初登めざす

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Tengmoche(6500m)、トレッキングで知られるコンデ・リ山群稜線の東方に連なる山。

メンバーは、
Ma
ウクライナのマリナ・コプティバ、ロシア・サンクトペテルブルグからガリーナ・シビトーク、ペトロワ・アナスタシアの3名。
 チームは出だしからトラブルが続き、トランジットのドバイ空港で荷物が行方不明、さらにカトマンズでは登山許可のトラブルでカトマンズに数日の足止め。

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カトマンズで足止め中、観光を満喫中のお嬢様方。
3名はなんとかTengmocheに入山、現在は悪天に悩まされながらも登山活動中。

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世界で最も安全なリュックサックと、パスタアラーム。

小学生の息子と娘のランドセルに付いた、防犯アラーム。
それを見るにつけ、治安・防犯に対する考えが今と昔では違うのかなあ、と思わされます。

さて、ここでさらに強力に安全を目指した小学生の通学用リュックサックが開発されました。
「RHINO SKIN」です。

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ISRAELI DESIGNER PROMOTES BOMB-PROOF BACKPACK FOR SCHOOLKIDS by TheBLAZE 2013.8.28

 このリュック、イスラエルで開発され、無差別爆弾テロ、ミサイル攻撃を想定し、爆弾やミサイルの破片から人体を護る目的で開発されたものです。
 防弾チョッキに使用されている強靱なケブラー繊維を19層に重ねて使用しています。
 使用法はこちら↓

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リュックを背負った、通常の形態。

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ハマスのミサイル攻撃などは、ミサイル攻撃の警告サイレンから着弾までわずかな時間があります。
そのわずかな時間を利用して、RHINO SKINの性能が発揮されます。
ショルダーストラップのヒモを引くだけで防護頭巾が現れます。

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防護頭巾を被ります。
画像にはありませんが、リュックの両サイドが外れて人体の脇腹を防護するマットになります。これによりミサイル等の破片から内蔵をガードします。

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そして伏せる。

詳細はこちらのデモ動画をご覧下さい。
RHINO SKINの使用法そのものは動画開始2分28秒あたりから始まるのですが、全編ご覧になることをお勧めします。
イスラエル人が日常において、いかに無差別攻撃の恐怖にさらされているかを示す、非常にわかりやすいプレゼンテーションを成しています。


このRHINO SKINの開発者は、いかつい軍服を着た軍関係者と思いきや、イスラエルの女性工業デザイナーHILA RAAM女史です。

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HILA RAAM女史近影

HILA RAAM女史は工業デザイナーとして、こんな道具も開発しています。

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「LITTLE CHEF」

この LITTLE CHEF とは、パスタやマカロニを茹でる際、鍋にこの人形をひっかけておきます。
鍋のお湯が煮えたぎると、人形の足先のセンサーが反応して『熱いよー!助けてー!』と叫ぶという、沸騰お知らせアラームなんですね。(叫び声よりも、ただのブザー音でもいいような気が・・・)

同じ1人の女性が、こうした台所日用品を開発する一方、対ミサイル防護用の子供向けリュックを開発する世界。

日本の頭がお花畑なヒトは「暴力の連鎖はいけない!」と言うものの、当のイスラエル人、アラブ人の対立は大人子供関係なく、お互いの憎悪が止む気配は、残念ながらありません。

関連リンク

HILA RAAM女史ウェブサイト INDUSTRIAL DESIGNER HILA RAAM

世界で最も安全な人工壁(当ブログ)

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あの人はいま ヘルマン・フーバー(Hermann Huber)

ドイツのフーバーといえば、今時のクライマーは皆「フーバー兄弟」なんでしょうね。

ある程度の年代の方ですと、

Hu
ヘルマン・フーバー著 『現代登山技術』 (山と渓谷社1977年初版)をご記憶の方もおられるかと思います。
この著者、ヘルマン・フーバー氏は9月20日に83歳となり、ご健在です。
今の若い方にはピンと来ない方がほとんどかと思いますが、ヘルマン・フーバー氏はサレワの社長も務めた登山界の「伝説」でして、ヨーロッパではリカルド・カシン、シュイナードやロイヤル・ロビンスに並ぶ人物として紹介されています。

Сегодня Герману Хуберу исполнилось 83 года! by AlpClub.de 2013.9.20

あれ?
ドイツ山岳会(DAV)のドメインなのに何故ロシア語記事?と思ったら、ロシア系のDAV会員のコミュニティがあるんですね。
しかも、前述の『現代登山技術』はドイツ以外では日本とロシアで出版されていたんだそうです。
ロシアのクライミングサイトを覗くと、当時の冷戦下の状況を物語っているのでしょう、旧ソ連国内では「海賊版」を愛読していたクライマーが多かったようです。

 ヘルマン・フーバー氏は1930年、ドイツのミュンヘン出身。
 1947年から登山を始め、第二次大戦終了後の物資も乏しい55年、アンデスに遠征、そして登山用品メーカー・サレワに勤めることになります。
 ここでフーバー氏は様々なギアの開発に従事、特に知られているのはアイススクリューの開発。

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パイプ状のアイススクリューの変遷。(画像はhttp://hermannhuber.de/より)
左からRalling/Kuno(1957)、ロウ・スナーグ(アメリカ1979)、サレワ(1983)、サレワ・ステンレス製(1984)

その他、サレワ社初のアイゼン(1962)、高所用軽量テント等々、様々なギアの開発に従事しました。
72年にはサレワ社の代表取締役に就任、そして前述の『現代登山技術』という著書を手がけることになります。

 私事ですが大学山岳部時代、実践主義で滅多に山岳書の話題など口にしない、クライミングの師であるY先輩が「おい、この本いいよな」と薦めてくれたのが、この『現代登山技術』でした。
 今はもう内容はすっかり忘れてしまいましたが、当時の登山技術書としては異色の出来で、ドイツ人らしい、非常に精緻な印象を受けた記憶があります。

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50年代から世界各地の山を登り続けたフーバー氏。
画像はアンデス、ワンドイ・スール初登頂時のもの。

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現在のヘルマン・フーバー氏。
 フーバー氏のウェブサイト http://hermannhuber.de/ のトップページに、2013年9月付でコメントを発表しています。その一部から、

「人生とは時間を意味する。わずか83年、全てを経験するには十分とはいえない時間だ。発見が新たなる好奇心を呼び起こす。幸福の追求よりも、自分自身の道を追求することがライフワークだ。」
(原文:Leben bedeutet Zeit. Mit knapp 83 Jahren kann ich sagen, dass diese nicht annähernd ausreicht, um alles zu erleben. Jede Entdeckung weckt Neugier auf Neues. Die eigenen Wege als glückliche Chance zu begreifen, ist eine Lebensaufgabe. )
 と述べておられます。

いつまでもお元気で。

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レ ア 画 像

最近のレア画像。

Ob
Photo by Evan Vucci / AP

エプロン姿のオバマ大統領。
9.11慰霊のナショナルデーで、ボランティアと共に食事の準備をしているところ。

そして日本全国1億2千万人キム・ジャインちゃんファンの皆様、
                                                                                                                                                                                                                                                         

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

                                                                                                                                                                                                                                                        
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Photo by etoday.co.kr
キム・ジャインちゃんのユマーリング姿。

 これは去る7月27日、以前CMにも出演しスポンサーになっているビール会社「CASS」がバックアップしたチャリティーイベントの様子。
 韓国・釜山にある高さ128mのKNNビルをキム・ジャインちゃんが「ビルダリング」(ボルダリングとビルディングの造語)するというもので、10m登る毎に寄付金を募る方式で、1280万ウォン(約117万円)集まったそうです。これらは全額、釜山の児童福祉施設に寄付されます。
 ちなみに上記画像は、ビルの構造上ホールド・スタンスが無い区間に張られたフィックスロープを登っている光景でして、この後はビル本体を30分かけてクライミングしたものです。ちなみに安全上の理由からトップロープ方式で行われました。

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はいはい、更新サボリです

宮城県某所でずっと土木作業。

津波で破壊されたコンクリート塀、折れ曲がった鉄筋。

地面から斜めに突き出た、自治体の境界杭。

まだ3.11当時のままの平原で、一週間すごす。

 津波で堆積したのだろう、砂山の中に一枚のカードが埋もれているのが見えた。

 その模様から、プラスチック製のトランプ札のようだ。

 何の気無しに拾い、めくってみた。


 絵柄は、ジョーカーだった。


 来週もまた、この被災地で過ごす予定。


Tea11
日々、多くの方々にアクセスいただき、ありがとうございます。
さすらいの土木作業員生活に忙しいため、ブログ更新サボリです。

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キリアン・ジョルネ、エギーユ・デュ・ミディで救出さる。

 トレイルランナーの第一人者で、先日マッターホルン登頂最速記録を更新したキリアン・ジョルネが、去る9月7日、パートナーのEmelie Forsbergと共に悪天に巻き込まれ、フランスの山岳警察PGHMに救出されました。
 
 で、フランスのメディアでは、キリアン・ジョルネがいつものタイツ姿にランニング用シューズ姿だったことに対し、シャモニの副市長、シャモニの山岳ガイドらが非難するという事態を伝えています。

Kilian Jornet and Emelie Forsberg Rescued From Aiguille du Midi by Outside 2013.9.9

Kilian Jornet : polémique après un sauvetage par les gendarmes by RTL.fr 2013.9.9

 このニュース、土木作業員生活中の私が滞在するビジホで視聴したNHKBSの海外ニュースでも、フランスメディアのニュースとして伝えていました。ここでもキリアン・ジョルネの軽装を非難する報道姿勢で、トレイルランナーの軽装ぶりに対して「苦々しく思っている」(NHKBSの表現による)シャモニのガイドが「記録より命が大事」とコメントしてましたね。

 思うに、先にマッターホルン最速記録を樹立した事も含め、だいぶ嫉妬が渦巻いているんじゃないんですかね。

 今回の救出に関して、キリアン・ジョルネ本人は
 「山は困難で危険だ。自分たちのミスであり、謙虚であれという警告でしょう。」
 とコメントしています。

 道迷い遭難した挙げ句、
 「山と一体になるためにビバークしました」 とか、記者会見で「遭難したとは思っていない」とかコメントする日本の爺に比べても、遙かに謙虚なコメントだと思いますけどね。

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食欲の秋

秋山シーズンですね。

食欲の秋ですね。

Colo
チョココロネパン寝袋。
販売は日本のこちら↓

夢見心地に包まれる  ふんわりビッグパンクッションの会(4回限定コレクション)

Pizza_2
ピザ寝袋。
こちら詳細紹介したいんですけど、ウェブが何故かエラー表示が出てしまうので、画像紹介にとどめます。
日本円で二万円くらい・・・
あれ?
このキノコ・野菜(枕になる)とか別売り?

トッピング有料とか、そこまで本物ピザに似てなくても・・・

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韓国女性隊、トランゴ・ネームレスタワー「エターナル・フレーム」登攀に成功

 2013年8月12日、韓国人女性4名から成る「ワイルドローズ登山隊」がカラコルムのトランゴ・ネームレスタワー登攀に成功しました。
 女性のみのパーティーとしては2006年のスロベニア隊に次ぐ成功です。
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 Four Korean women scale Trango Tower by Dawn.com 2013.8.29

노스케이프 후원 한국 여성들, 아시아 최초 트랑고타워 완등 by アジア経済2013.8.26

 パキスタンおよび韓国メディアなどでは登攀ルートは「挑戦的なルート」「最難ルート」「ドイツルート」と形容されているのですが、「ワイルドローズ登山隊」後援のNorthCapeコリア社に問い合わせたところ、登山隊のfacebookを紹介いただき、登山隊隊員のハン・ミソンさんから「登攀ルートはエターナル・フレーム」とメールでご教示いただきました。
 タイトル好きな韓国メディアは盛んに「アジア女性初のネームレスタワー登攀」と報道していますが、彼女たちがギュリッヒら開拓の「エターナル・フレーム」(VI, 7b+,A2, 900m) を登った点に注目すべきと思います。

 登山隊は7月17日にスカルド出発、4日のキャラバンを経てトランゴBC到着。
 7月26日に第1次アタックに着手したものの天候悪化で8月4日BC退却。
 8月8日、再度登攀開始、5日間かけてネームレスタワーを登攀しました。

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 BCでくつろぐメンバー 左から、ハン・ミソン(41クライミングインストラクター)、キム・ジョムスク(47 クライミングインストラクター)、イ・ジンア(38看護士)、チェ・ミソン(41会社員)。
 いずれもパタゴニアやヨーロッパアルプスでビッグウォールの経験を積み、韓国国内でのアイスコンペでも上位入賞している実力者揃い。

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 登山隊のfacebookには女性らしい光景も多い。
 入山前、パキスタンで購入した野菜でキムチを作る隊員達。

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 トランゴBCで、トランゴ山群の岩峰に囲まれて洗濯の様子。
 『百万ドルの洗濯場所 洗濯する女性が美しいのか? 洗濯場所が美しいのか?ノーコメント!!!』
 というキャプションで紹介されている。

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 立ちはだかるネームレスタワーの岩壁

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「上段壁16ピッチめ、クラックラインが美しい」キャプションは登山隊facebookより

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「登頂後、みすぼらしい姿でワンショット!」キャプションは登山隊facebookより

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登山隊が先発して発送した隊荷200kgのうち約50kgは現地の子供達に寄贈する文房具で占められていた。
下山後、生徒・教師合わせて50人にも満たない小さな学校に支援の文具を寄贈する隊員達。

情報提供、ご教示下さったNorthCapeコリア社、隊員のハン・ミソンさんに謝意を表します。
노스케이프、한미선 씨、감사합니다.

【8/12/13 Korean women expedition team climbed Trango Nameless Tower. Chae Mi-sun, Kim Jum-sook, Lee Jin-ah, and Han Mi-sun became the first Asian women to climb the Nameless Tower. They climbed "Eternal Flame" (first climbed on 20 September 1989 by Kurt Albert and Wolfgang Gullich.) After climbing, they visited an elementary school northern region in Pakistan, and donated many stationery.
Infomation source Expedition team Facebook "한국여성 4인의 도전"】

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