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フランス人ペア、アンナプルナ南壁登攀に成功

 今季のウエリ・シュテックによるアンナプルナ南壁単独登攀は、海外の一般紙でも報道されるほどのインパクトでしたが、さらに続けて2人パーティーによるアンナプルナ南壁登攀が達成された模様です。

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アンナプルナ南壁登攀に成功したフランスのステファン・ベノア(Stéphane Benoist)、ヤニック・グラツィアーニ(Yannick Graziani) 画像は2010年アンナプルナにトライした際のもの

 2人は10月17日に壁に取り付き、ルートはウエリ・シュテックと同じ、ジャン・クリストフ・ラファイユとピエール・ベジャンのラインをたどり、24日朝、頂上に到達したもの。詳細についてはまだ明らかにされておらず、各国のクライミングメディアも彼らの下山待ちというところ。

 彼らはシャモニの山岳ガイドで、ステファン・ベノア(Stéphane Benoist)は2003年テレイサガール北壁、2005年チョモロンゾ、2008年ヌプツェ南壁に新ルート開拓、ヤニック・グラツィアーニ(Yannick Graziani)は2005年チョモロンゾ北峰・中央峰初登、2009年ネムジュン南壁などの経歴があります。
 2人は2010年にアンナプルナ南壁ジャパニーズルートにトライしましたが悪天のため6800mで断念。今回が二度目のトライでした。

 アンナプルナ南壁は、70年のイギリス隊による初登により8000m峰バリエーションルートの象徴的存在となりましたが、それゆえ、80年代にはアルパインスタイルで試みられるようになります。
 82年、ルネ・ギリニ、そしてイギリスの枠を越えて各国のクライマーと組み活躍していたアレックス・マッキンタイアがアルパインスタイルでトライしますが、マッキンタイアが落石により惨死。
 84年、マッキンタイアらのルートをスペイン(カタロニア)のエンリック・ルーカスらのペアがアルパインスタイルで成功させます。エンリック・ルーカスの記録は日本のクライミングジャーナルにも掲載され、たった2人でアンナプルナ南壁を陥した記録に驚愕した記憶があります。
 
 単独と2人パーティ、その精神的プレッシャーの差異はアルパインクライマーの爺にドヤ顔で諭されなくても結構ですが、過去トップクライマー達がアルパインスタイルや様々なスタイルで挑み、幾人もの尊い命が失われたアンナプルナ南壁においては、今回の2人の成功も素晴らしい成果に違いありません。 

関連リンク

Le Guide Niçois Stéphane Benoist et le guide chamoniard Yannick Graziani, ont atteint, jeudi matin, par la face Sud le sommet de l’Annapurna (8.091 mètres) by Kairn.com2013.10.25

Annapurna, due alpinisti francesi ripetono “Lafaille route” sul versante sud by Montagna.tv2013.10.25

(追記)ウエリ・シュテック、アンナプルナ南壁から単独登頂 by 雪山大好きっ娘。+ 2013.10.11

フランスペア、アンナプルナ(8091m)南壁をアルパインスタイル第2登 by 雪山大好きっ娘。+ 2013.10.26

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