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リラックスしましょうよ。

 知らない人にとってはクライミングって、スリルと恐怖だけの世界と思われているようですが・・・クライミング中、「あ~、いい景色だな~」って思う時ってありますよね。

 で、アメリカ・ユタ州のクライマー、ダリン・スミス(Dallin Smith)は岩壁に椅子を作っちゃいました。

P1

The recliner for climbers: Rockface chair offers stunning views… for anyone willing to scale 350 feet up a mountain by Dailymail 2013.10.17

ユタ州・ロックキャニオンの岩場約350フィート(約100m)の高度に固定されたリラックスチェア。
工業デザイナーのダリンが自宅リビングに置く椅子を考えてるうちに、岩場で・・・と思いついたらしいです。

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高度約100m地点でのんびりするダリン・スミスのガールフレンド。

P4
足下の眺め。

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ダリン・スミス考案の「岩壁チェア」近影。
自作の金属製フレームに、2本の使い古しクライミングロープを流用しています。
Dailymail の記事では製作に数週間と掲載されていますが、別のメディアではちびりちびり作りながら完成させたとのこと。編まれたロープは、二日間かけて編んだという苦心作。

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岩壁から夕陽を楽しむダリン・スミス

この椅子、ダリン・スミスとガールフレンドが楽しむために一週間、壁に残置したらしいのですが・・・地元のクライマーが残置したことにお怒りの様子でして、すぐに撤去、今はガレージに保管されているとのこと。Dailymail記事の結びは、ダリン・スミスがeBayでこの椅子を売り出す可能性に触れています。

 まあ「壁に変なもん残置すんなよー」というのもごもっともですが、ポーターレッジじゃなくて椅子でのんびりしたい気持ちも、何となくわかりますよ、ね。

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コメント

クライマーには色々な人がいて、中には高度感をなんとも思わない「とんでもない人」がいますが、この発想はそういう人のものですね。先ずは支点への全幅信頼もなければいけませんし、なるほどもし完全にリラックスして座ることが出来ても、その後もう一度容易に気合を入れ直すことが出来るのか?ビヴァーク以上にその臨機応変がとても疑問です。

投稿: pfaelzerwein | 2013.10.22 22:35

re: pfaelzerwein様

<<その後もう一度容易に気合を入れ直すことが出来るのか?
 言い換えれば、途切れた集中力を容易に取り戻せるか、ということでしょうか。なるほど御指摘いただくまで気が付きませんでした。

<<先ずは支点への全幅信頼もなければいけませんし、
 実は画像を見て、どうも小さなテラスのようにみえるけど、このボルト、ビレイポイントだったのか?もしやこの椅子のために打ち込んだのか・・・とちょいと気にしてはおりました。

 この記事、リスクという観点からもみるべきでした。御指摘ありがとうございます。

 なおpfaelzerwein様からコメントを書き込みいただいた際、ニフティのサーバーの事情でブログに反映されるのに時間を要した様子でした。この点御容赦下さい。

投稿: 聖母峰 | 2013.10.24 23:55

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