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今あらためて問う、山野井泰史氏 ポタラ北壁「加油」ルートの意義

Gol

2004年から2005年にかけて山野井泰史が登攀した、中国のポタラ北壁。
2013年、そのポタラ北壁に、中国人アルパインクライマー3名が挑みました。
その模様が45分の動画として公開されています。
タイトルは、『加油!布达拉』

Potala


(youkuに並び重い土豆ですので、時間帯を選んでご覧下さい。またiphone等スマホではご覧になれないようです)

2013年のポタラ北壁隊は、中国を代表するアルパインクライマー、何川、孫斌、裂缝の3名。
彼らは2013年夏に中国人初のトランゴタワー登攀を計画していましたが、ナンガパルバットBCテロリスト襲撃事件により計画を中止、その代わりにポタラ北壁挑んだものです。

Po2
ポタラ北壁をバックに、左から裂缝、何川、孫斌の各氏。

Po3
右青のラインが当初計画していたルート、左赤のラインが実際の登攀ライン

Po4
登り始めた彼らは、以前に登っていた「日本人」の痕跡を発見します。
そう、彼ら3人が登っていたルートは山野井泰史が登攀した「加油」ルートだったのです。

ここから動画は、初登した日本人・山野井泰史氏の足跡を丁寧にとりあげます。
撮影班は日本を訪れ、まず平山ユージ氏に山野井泰史像をインタビュー、そして奥多摩の自宅を訪問して山野井夫妻の今を、取材します。
山野井氏にとってポタラ北壁登攀はどんな意味をもつのか。
「加油」というルート名は山野井氏自身にとってどんな意味をもつのか。
撮影班はあくまでも丁寧に、山野井夫妻を取材していきます。

ネタバレになりますが、中国人クライマー3名は途中でその困難さに断念を決定、下降します。
再来を誓い、再挑戦を志す限り、失敗ではないのだ、と。
そして動画のラストは、ますます盛んになる中国のクライミングを映し、クライミングを通じて自分の限界に挑む人々に向けて、こう結ばれます。
『而当你遇到自己心中那座布达拉时』
『加油』
(あなたが心の中のポタラ峰に向かい合うとき)
(がんばれ!)

 このように、中国のトップクライマー3名が挑んだポタラ北壁の記録動画は、そのまま山野井泰史氏の足跡を中国人に知らしめる動画として構成されています。
 日本のキャンピングギア等に対して「小日本」「日本鬼子」などと書き込まれる掲示板も、限界に挑む中国人クライマー、そして山野井泰史氏の記録の前に驚愕と賞賛のコメントが書き込まれています。
 
 従来、これほどまでに中国人クライマーを感嘆せしめた日本人がいたでしょうか?
 中国共産党の犬NHKやテロ朝などのマスゴミは「日中関係の悪化」を叫び火に油を注ぐのに懸命の今、日中のおえらい政治家が束になっても実現できない世界・・・クライミングを通じ自分の限界に挑もうとする人々にとって、日本人も中国人も関係ないということを、この動画は感じさせてくれます。

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