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上高地へ

6月4日~5日、日本山岳ガイド協会の講習受講のため、上高地に滞在。

前日までいつものように現場作業し、帰宅、それから自宅を車で出発し、一睡もせず上高地到着。
現場作業員と山岳ガイド、2つの時間軸を生きるためには睡眠時間も削る。

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新緑の上高地が迎えてくれた。

今回は「自然解説技術」講習。
花や木の名前を覚えるのではなく、クライアントとの接し方、話し方、コミュニケーションの取り方を、

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↑『ロッキー4』ぐらいの勢いで徹底的に鍛えられる。
上高地~明神池の遊歩道を通じて、参加者は各自ガイド役を割り当てられ、引率、様々な自然を「解説」しながら歩かされるのだ。
 
 もともと口ベタ・話下手な私。
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映画『俺たちに明日はない』ラストシーンなみに講師からダメだし喰らいながらガイディング(泣)

 私にとって上高地は、初めて「自分は山が好きだ」ということを自覚した場所だ。
 学生時代の合宿、奥又白の岩場へのアプローチの途上。
 秋の冷え込んだ、寒い朝。
 道沿いの梓川の水面から、湯気のように川霧が立ち上っていたのだ。
 その川霧が朝日を受けている光景。
 「ああ山に来て良かった。俺ってほんとに山が好きなんだ」
 そう思いつつクライミングや岩山の穂高は好きになれなかったけど、あの梓川の光景は数十万年経過した今も明瞭に記憶に残っている。

 自然解説ネタが無いのでそんな思い出話を披露すると、
「ん~、綺麗にまとめたけど、東日本ではそれでいいけど西日本の人にはオチが絶対必要な。」
とバッサリ斬られる。_| ̄|○il|li

 今回の講習の参加者の皆さんは個性的な方々がそろい、大変刺激になりました。
 受講の成果は今シーズンのガイドに生かします。

 2日間の講習を終え、また高速道路経由で山形の自宅へ。
 短い睡眠をとり、翌朝から某被災地にて土方仕事です。

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