外来植物駆除作業
6月22日、月山の外来植物駆除作業活動に参加。
環境省東北地方環境事務所、月山ビジターセンター運営協議会他の主催による活動。
活動の詳細はこちらのファイルを参照ください。
「gassan.pdf」をダウンロード
月山朝日ガイド協会事務局の横山さん、西川町観光課のSさん、一般参加のTさん、そして私の4名は姥沢から入山、午前11時に月山山頂小屋にて、羽黒側から登ってきた本隊と合流。
月山山頂小屋でごちそうになった月山筍汁。
小屋で昼食をとり、小屋前で簡単なレクチャーを受けてから今回の作業場所である鍛冶小屋跡に移動。
鍛冶小屋跡で除去作業にいそしむ参加者の皆さん。
この除去作業の日程、月山の山開き前に合わせた訳では無く、タンポポが綿毛になり種が拡散する前、開花しているうちに除去すべく本日の作業になったとか。
特に言われたのが、タンポポは根を残すとまたまた繁殖するので、なるべく根を残さないように除去をお願いされる。
しかし、これが難しい。
タンポポの根は深く地中に入り込み、不器用な私が除去したタンポポは多くが「ポキッ」と抜けてしまいました(笑)
予定の作業時間1時間はあっという間。
なお環境省の配布資料にも注意書きがありますが、今回の作業は月山山頂周辺 → 国立公園の特別保護地域内での植物採取許可・土地所有者の了解を得て行われる作業です。
というわけで、また月山に登ったときに勝手に除去(採取)という作業は認められていません。
日帰りによる除去作業は9月21日にも予定されているそうですので、有志の方はぜひそちらにご参加ください。
不思議なことに、月山でセイヨウタンポポが著しく繁茂しているのは鍛冶小屋跡の敷地。
山形県自然博物園の元園長で、今回ご一緒した月山朝日ガイド協会事務局の横山さんいわく、
「タンポポが月山の環境下で、あそこまで繁殖するのはそれなりのドラマがあると思うんだがなあ」
と、ちょっと複雑な心境を伺わせていました。
縁あって月山をフィールドに選んだガイドとして、環境保全に協力できる機会があればまた参加してみたいと思います。
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