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『鳥海山を登る 夏から秋の登山道ガイド』【2014.8.1追記】

東北人にとって待望の本が7月中旬、世に出ました。

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 山形県で発行されている定期登山誌『山歩きの雑記帳』発行人の佐藤要氏が出版した『鳥海山を登る 夏から秋の登山ガイド』です。
 地元の人間ならではの詳細な紹介記事が掲載されています。
 
 鳥海山に関しては「秋田の山だ」「山形の山だ」などとケツの穴の小さい議論をしている爺もいますが、この本では山形・秋田ほぼすべての登山ルートが網羅されています。

 目次

  鳥海山の登山道
   海を背に西から登る
     象潟口、吹浦口、長坂道
   外輪を目指して南から登る
     万助道、二ノ滝口、湯ノ台口
   残雪を踏んで東・北から登る
     百宅口、猿倉口、矢島口
  空から見た鳥海山西面
  西面の登山道
  空から見た鳥海山南面
  南面の登山道
  空から見た鳥海山東面
  東面・北面の登山道
  空から見た鳥海山北面
  新山・千蛇谷・七高山・外輪
  山頂付近の登山道
  お花畑への道
  鳥海山の気象
  鳥海山を登る
  鳥海山を登るために
  自然環境に配慮して登る
  問い合わせ先一覧
 (全56ページ) 

   Imgp1593
 従来、『山歩きの雑記帳』に掲載されてきた木山由紀子氏のイラスト、鳥瞰図が秀逸である。木山氏のイラストは、山形が生んだ地理学者・五百沢智也氏の再来だと断言する。
 
 おそらく他県、他地域の方々が鳥海山登山を計画する際、鳥海山の登山ルートが多く、登るルートの選定に迷うことが多いのではないだろうか。
 この本の冒頭では、各登山ルートの「特徴」が記され、登山ルート選択の一助になることだろう。
 単なるコースの難易度(コースタイムの長短など)だけでなく、要所要所での植生や景観、地質史も盛り込まれている。

Imgp1594
 東京の出版社が出す雑誌のワンパターンな紹介記事などと違い、
 『体力が足りなければそれに見合った登り方がある。それぞれ自由な楽しみ方があり、急がない競わない平和な世界がそこにある。このガイドブックが、鳥海山の登山計画を立てるための一助になれば幸いと思う。』
 と佐藤要氏があとがきで書いているように、計画立案には最適の一冊。
 販売価格1000円+税。
 鳥海山登山を計画されている方には、1080円の販売価格は決して高くない価値がある。
 山形県の登山用品店、私は天童市のマウンテンゴリラで購入。
 山形のローカル出版物ですので、アマゾンでは扱ってないようです。
 東京のみなさん、欲しかったら自分で取り寄せてくださいね(高笑い)

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【2014.8.1追記】
 本記事掲載の『鳥海山を登る 夏から秋の登山道ガイド』販売店をお探しの方が多いようです。
 土方仕事多忙につき、山形市内外の書店をまだチェックしていないのですが、山形県では天童市の登山用品店マウンテンゴリラにて販売しています。

 同書の奥付に編集・発行人である佐藤要氏の連絡メールアドレスが記載されていますので、転載いたします。
 山形県から遠隔地にお住まいの方は直接お問い合わせいただいた方が確実と思います。

 『鳥海山を登る 夏から秋の登山道ガイド』
 編集・発行人 佐藤要 E-mail yamaruzakki▲gmail.com
 (▲を@に代えてメール宛先としてください)

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