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河よりも長くゆるやかに

8月2日、早朝。

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夜明け、須川から立ち上る川霧が周囲の耕作地を覆う。
本日から山形県朝日少年自然の家チャレンジキャンプ2014『ビバキャンプ!!40(フォーティ)サマー』に戦列復帰。
後半のメインイベントである、「最上川イカダ下り」のサポートにまわる。

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スタートは大江町ふれあい会館裏手の最上川岸辺。
サポートして下さる大江町カヌー愛好会の皆様との挨拶、子供達の期待も高まります。

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サポート隊でイカダを岸辺に進水させた後、私たち地上サポート班は車で「中郷」補助地点に向かう。

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最上川イカダ下りで課題になるのは、所々水深が浅くなりイカダを手で運ばなくてはならないこと。
子供達だけでは無理なので、私たち大人の手が必要となる。
ライフジャケットを着用して、浅瀬へと向かう。

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浅瀬を通過していくイカダ。

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水深があり流れのある箇所では余裕の子供達。

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次に向かった此の木橋では、橋上からの支援。
キャンプに参加している子供達のご父兄の方や自然の家職員OBの方も集まり、賑やか。

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橋上からロープで籠を下ろし、イカダの子供達へバナナの差し入れ。

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ゆるやかな最上川の流れに乗ってイカダが行く。

この後、昼食休憩のためにイカダ全班は寒河江SAエリアの公園に上陸。
昼食後、地上サポートのために向かった高瀬大橋下流部では意外な事実が判明。
このイカダ下りは職員の方が何度も川の下見を重ね、当日朝も一度確認してから催行を決定する。
午後からサポートに向かった高瀬大橋下流部は朝に比べて水かさが上がり、しかも流速が速い。
途中に水流の段差もあり、ちょっとしたラフティング状態。
私は無線係も兼ねていたので、川の状態をカヌーサポート班とボートサポート班に伝える。

地上サポート班は腰まで水に浸かり、最上川の水流に耐えながら、子供達が流される事態に備えて下流で待機。

結局、すべてのイカダがラフティングのような激しい流れを越えて無事通過。
川という自然の変化の激しさをあらためて実感した次第。

そしてゴールの中山町・せせらぎ公園に先回りし、子供達とイカダを収容。

下見・準備から昼食休憩場の準備、地上サポート、ボートによる水上サポート。本当に職員皆さんやボランティアスタッフの総力戦という行事。

収容したイカダの解体にとりかかる。
フロートを固定しているロープを外していると、一人の子供が私に近寄ってきた。

「これ、使って下さい。」

とラジオペンチを差し出してくれる。
キャンプ始めの時期は自分たちのことで精一杯だったのに、人を気遣う余裕がある。
キャンプを通じて、子供達が変わりつつあることを感じながら、私は「ありがとう」とペンチを受け取った。

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コメント

 月山に行く途中、最上川のほとりを通過しました。関東の川はどれも太平洋に流れているので、日本海に向かう河川を見るのは久しぶりでした。ゆるゆると大きな流れであったと記憶しています。当日は御師さんのところに泊めていただき、羽黒山の歴史や信仰を教えていただきました。
 丸太を組んだ長い長い筏は遠~い記憶で、山の麓から数日かけて川下りをしてきたようです。貯木場に着くと解体されて、馬で引き上げていました。年がバレますね。(笑)

投稿: かもめ | 2014.08.05 09:36

re:かもめ様
 
<<月山に行く途中、最上川のほとりを通過しました。

学生時代、埼玉は熊谷の荒川近くに住んでましたので、私は「関東の川は(幅が)でかい!!」とびっくりしてました。

<<丸太を組んだ長い長い筏は
ええ!でもそれって今では貴重な記憶ですよね。私も文献でしか知りませんが・・・
今は最上川沿いを走る国道を、伐採されたばかりの木材積んだトレーラーがたまに走ってます。

投稿: 聖母峰 | 2014.08.06 20:38

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