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Berghaus社 consumer panel 日記 9月その2

ハードな現場作業でヨレヨレになって宿に帰る。
日報やらなにやら仕事関連のファイルをPCで処理し、メールを確認すると、Berghaus社から9月第2回めのお題が届く。

Ber2
今回は『Muiti Activ Footwear』というわけで、アウトドア用のローカットシューズに関するアンケート。
様々なデザインのシューズの画像を幾つか提示され、「男性用」「女性用」に適当なデザイン・カラーを問う質問あり、価格帯、使用頻度、目的を問う質問あり。

 かくいう私、アウトドア専用のローカットシューズなんて、ファイブテンのシューズやトレイルラン用ゲルフジ程度しか使用経験が無いんですが、わずかな経験を基に無い知恵絞って回答する。
 高温多湿な土地に住む日本人として、次は雨具のアンケートを期待しよう(笑)

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ボナッティのお墓は、

Bo
海のよく見える場所にあります。

Bonatti riposa a Portovenere accanto a Rossana Podestà by L'Eco di Bergamo2014.9.13

イタリア半島の「付け根」あたりに位置するポルトヴェネーレという小さい街に、ボナッティのお墓があります。
(ボナッティ氏は逝去後に火葬され、御遺骨が収められています。)
隣にはもちろん、奥様のロッサナ・ポデスタさんが眠っています。

 ボナッティ氏をよく知る諸先輩方におかれましては、「え?ボナッティの墓って山にあるんじゃないの?」と突っ込まれそうですが、ロッサナ・ポデスタさんの親類の縁で、お二人の墓がここにあるそうです。
 本来ならポルトヴェネーレに埋葬されるのは出身者または10年以上居住していた者という規則があったらしいのですが、そこは国民的英雄。

 大自然を愛した登山家・冒険家ボナッティ氏にふさわしい場所に建てられたお墓ではないかと思います。

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野鳥と一緒にうどんを食べる店

水沢山を越え、伊香保温泉に下山。
時間はちょうど11時55分。
風呂よりもメシ。

どうせ観光地だろ?
あー店選ぶのも、めんどくせー。

下山口から一番近かった湯元茶屋に入り、野菜天ぷら付うどん650円を注文。

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湯元茶屋。
下山口すぐの猿沢橋そば、伊香保温泉入り口からはかなり奥に位置するお店。

いやいや、テキトーに選んだ店でしたが、下山後に一息入れるには実に良い店でした。

独特の香りの野草茶を飲みながら、窓のすぐそばに給餌器、ひまわりの種が入った籠が吊してある。

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窓際、私からほんの数十センチの所で、ヤマガラが頻繁に餌をついばみに来る。
そんな姿を眺めながら、ひまわりの種を懸命についばむヤマガラと一緒に私も、

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昼のうどんを食べる。シソの実天ぷらが美味でした。

鮎焼きがウリの湯元茶屋のようですが、650円のうどんを食べながら、じっくりヤマガラ観察ができます。
野鳥と一緒にうどんを食べたい方は、店に入って左側最奥のテーブルで眺められます。

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水沢山

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群馬県渋川市内から望む水沢山(1194m、一番高いピーク)

 休日、榛名山系の東端に位置する水沢山(1194m)をめざす。

 事前に訪れた渋川市立図書館の郷土資料室では、赤城山、榛名山の膨大な関連図書の数に驚く。群馬といえば谷川岳と思い込んでいたが、人々の暮らし・文化・芸能に影響を与えてきたのは、赤城や榛名らしい。

 しかし。
 毎日目にしている、渋川市街から望む、登高意欲をそそるピラミッド型のピークが気になって仕方がない。
 それは水沢山といい、地元の方々に愛されている山らしい。
 県内外から多数の登山者が訪れるメジャーな山。
 地元の方が多く訪れる、県外者には知られていない、情報量の少ない山。
 私が選ぶのはもちろん後者である。

 早朝、宿で山行の準備をしているとスマホが鳴る。
 ガイドの師匠からのメールで現在は東北ガイド中との連絡。
 所属するガイド協会の遭難対策担当している私、御嶽山噴火の後、会員消息確認のメールを配信した。
 ガイド仲間のSさんは御嶽山ガイド予定であったが都合で日程を1日ずらしたため、無事だった。
 最近は全国区で活動する会員、県外在住の会員もいて油断はできない。
 ガイド仲間の事もさることながら、噴火で被災された方々・救助活動に携わる方々を思うと暗澹たる気持ちになる。そして自分自身が抱える、予想以上にハードな作業現場。

 いや、やはり今の自分には休息が必要だ。
 師匠からのメールを読んだ後、ザックを背負い宿を出る。
 
 JR渋川駅から「うどん」で知られる水沢に移動、水沢観音から取り付く。
 
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 山はツリフネソウの群落が歓迎してくれる。
 少し登ったところから、ひたすら容赦ない急登。
 まさに見上げるような登りが私のペースで約40分続く。
 朝早くから登ってきたのだろう、上から下りてくる登山者も多い。
 へばりつくような箇所も有り、すれ違いには気を遣う。

 どうみても相手がヤバそうな急傾斜の箇所で、上からご夫婦の登山者が下りてきた。
 私が山側に寄ってすれ違おうとするが、「あら、どうぞ登ってきて下さい」と言われる。
 下から眺めると、初恋の女性に同窓会で出会った時よりドキドキするような谷側の足場に、その女性登山者が寄りかかっているため、こちらも素早く登る。
 すれ違いざま、「最近は登り優先知らない人がいるんだねえ・・・」と話し声が漏れ聞こえる。
 登山では「登り優先」が原則だが、それはあくまでも原則であって絶対ではない、と私は認識しているのだが・・・。ふー。

 特にクライミングが必要な箇所があるわけではないが、ひたすら直登が続く。山慣れない方にはペース配分が難しいところだろう。

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 水沢観音を出て1時間、十二体の石仏が並ぶ尾根に出る。
 素晴らしい眺望。
 ここからは気持ちの良いヤセ尾根歩きで、まもなく山頂に出た。

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 快晴。
 周囲360度の眺望。
 その素晴らしい眺めは、ぜひ御自分の足で登ってご覧下さい。

 賑やかな山頂は短時間で切り上げ、反対側の伊香保温泉方面に下山。
 立木や灌木で高度感が緩和されているが、素晴らしいヤセ尾根。これが上州の山か。

 ヤセ尾根もおわり、滑りやすい軽石の斜面を慎重に下り、伊香保森林公園のゆるやかな登山道へ。
 下山途中、休憩をはさむ。
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 急ぐ必要は無い。
 分岐点のベンチでアイスコーヒーとパンを口にする。それからいろいろな事を考える。答えの出ない考え事。

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「蒸し湯跡」に出る。だんだん温泉地らしくなってきた。
大正初期までは熱い蒸気が噴き出し、日本式サウナとして賑わったらしい。
今はさびしい限り。

 ここでスマホが鳴る。
 同じガイド団体所属で岐阜在住のAさんからの電話だった。
 よく御嶽山に行っていると聞き気になっていたのだが、噴火当時は影響のない場所にいたとのこと。ほっとする。
 電話を切り、深呼吸してから伊香保温泉方面に進む。
 水沢山と同時に訪れたかったのが、

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 ワシノス風穴。
 持っている温度計では外気温19度、吊されている温度計は5度、風穴の前に立つとひんやりと冷たい風を感じる。岩が含む水分の気化熱で冷やされたとはいえ、不思議な感じ。風穴の前では、吐く息が白くなる。
 山形では天童の「ジャガラモガラ」、尾花沢の延沢銀山坑道の風穴が知られる。
 ちょうど居合わせた地元の女性の話では、今目の前にあるワシノス風穴は岩を組み直したものであり、昔はもっとラフに岩を積み重ねたような所だったらしい。年間を通じて気温5度前後のため、冬季は逆に暖かいらしい。
 風穴から歩くこと約30分、観光地の伊香保温泉にたどり着き、今日の山行は終わる。

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水沢山のアプローチ

 JR渋川駅バス停から伊香保温泉行きバスに乗りますが、「関越交通」と「群馬バス」の2社が運行しており、まぎらわしい。同じ伊香保温泉行きでも、関越交通バスは登山口のある水沢観音には立ち寄りません。群馬バスの伊香保案内所行きバスに乗りましょう。(私の他にも間違えた方がおられました。)

 登山ガイドや記事などでは単にバス停「水沢」下車などと記載されていますが、水沢でも「うどん街」「水沢観音」の2箇所下車する所があります。登山者は「水沢観音」まで行くこと。

 ワシノス風穴のある伊香保森林公園、および雌岳・雄岳を擁する二ッ岳山麓は、遊歩道が幾本もあり迷いやすいですね。
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 県立伊香保森林公園管理事務所にある詳細地図が非常にわかりやすくて良いです。

 なお登山ガイド記事等に掲載されている、ワシノス風穴から沢筋を通り伊香保温泉・湯元源泉に通じる「遊歩道」は落石・崩壊のため廃道に近い状態に荒れています。通行にはご注意を。

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テント『地形学』

少年自然の家でサポーターの皆さんから尋ねられて考え込むのが、

「どこのテントがいいですか?」

という質問。

 少年自然の家の行事やツアー登山等で、私の経験上、「幕営初めての人でも設営できる」点からモンベルのムーンライト。

 山屋としては、年末年始の知床半島で暴風に耐えてくれたエスパース「1択」。

 最近のキャンプ中心の方にはMSRなんかが人気のようです。

 いやいや、でも最近のテントって、無駄にカネかけた五輪競技場みたいにすんげー複雑な形状してますよね。

 斬新なシュラフ等の製品を生み出しているニーモ(Nemo Equipment)が、テントの居住空間を示す新たな表示を考案しました。
 名付けて、『Tent Topographic Measuring』

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A New Method For Measuring Tent Space by indefinitelywild.gizmodo.com 2014.9.19

 要は、地形図のように「等高線」で最近複雑になっているテントの形状を示し、従来は床面積と高さだけでイメージしにくい居住空間について、消費者により理解しやすく表示しよう、という趣旨です。

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 記事に掲載されているイラストでもご理解いただけると思いますが、同じような床面積でもテントの形状によっては、快適に過ごせる人数が異なるわけですね。

 私もそんなに数多くのテントを経験しているわけではありませんが、最近よくみかける四角錐型テントって結構壁が迫ってくる感じがして私はあまり好きではありません。
 かなり旧型のエスパースはドングリを逆さにしたようなデザインでしたが、天井が高くて居住性の良さに驚いたことがあります。

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 ニーモ社が示す等高線は、等間隔の高さを示したものではなく、Head Zone(91cm)、Body Zone(61cm)、Sleep Zone(31cm)、Footprint(0cm)、と座った状態での身体の位置と面積を示しています。

 ニーモ社は「より直感的にテントの内部空間を理解、他の製品との比較が容易なように」 こうした等高線を用いた表示を採用したようです。

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 なお、日本でニーモ・イクイップメント製品を扱うイワタニのウェブサイトでは、既にこの表示法が用いられています。

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忘 れ 物

Ka

トップクライマーも人間なわけでして・・・・

Nico
 今秋は奥様のニコルさんとシシャパンマ行くぞ~と春のピオレドール受賞時から口外していたスイスの「マシーン」、ウエリ・シュテック氏ですが・・・
 高所順応兼ねてペルーアンデスに登ろうとしたら・・・・

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Swiss climber Ueli Steck is denied entrance at the National Park Huascaran by huaraztelegraph 2014.8.1

 正確にはワスカラン国立公園入園に必要な許可証を忘れたようなんですが、世界のウェリ・シュッテックといえど、きっちり入園拒否された模様です。現在、お二人は予定どおりシシャパンマ遠征中。

お次は、

世界選手権リード部門で見事優勝を果たした、キム・ジャインちゃん。

Yon

韓国メディアはこぞって優勝を報じていますが・・・
キム・ジャインちゃん、実は
 
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'암벽 여제' 김자인 "경기복 국제 택배로 받아 아찔" by Yonhapnews 2014.9.16
(クライミング・クイーン キム・ジャイン、競技ウェアを国際宅配便で受け取りヒヤリ)

コンペ用ウェアを忘れた(置いてきた)ため、国際宅配便で届けてもらったものの、連休が重なったため、受け取りもギリギリのタイミングだったとのこと。届かなかった場合、男性選手のウェアを借りるつもりだったそうです。

 まあ私も人様にはとても恥ずかしくて言えないような忘れ物を過去にしでかしてますが、、、我々凡人も気をつけましょう。

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コストコのトレイルミックス

群馬・前橋にて、コストコ訪問。

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勤務先に熱烈なコストコ支持者がいて、会員カードを所持していたため、一緒に入店。

カミさんに何か生活物資で必要なモノないか電話するが、

「余計なモノ買わないで!」

と釘を刺される。
あーつまんね!
二回目結婚する時は買い物好きな女性にしよう・・・

広大な店内をざっと見て回る。
アウトドア用品で目を引くのは、日本の登山用品店ではほとんど扱われていない、アメリカのアウトドア誌や記事で見かけるような、かなり本格的なBBQグリル。
その他アウトドア関連では、コロンビアのフリース、ジャケットが投げ売りコーナーに山積みされており、コストコのオリジナルブランドのトレッキングポール(夏冬兼用)が3800円程、45リットルザックが7000円程だったが、デザイン的に興味なし。

今回、自分のために購入したのは、

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コストコオリジナルブランドKIRKLANDのトレイルミックス。
(隣のペットボトルはスケール代わりに置いた物)

トレイルミックスとは、アメリカあたりのバックパッカーが常用する行動食である。
主にナッツやドライフルーツを組み合わせ、自作される方が多いが、最近はこうした既製品を目にする。
「酒のやまや」などでも、おつまみとして売り出されている。

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コストコのトレイルミックスはピーナッツ、m&mチョコ、レーズン、アーモンド、カシューナッツで構成されている。
この小袋18袋入り一箱が1700円ほど。

食べた感想は、口に入れて先ず感じるのが「しょっぱい」。
表面についている塩分が多いんでしょうか、食べている間はそんなに塩気を感じません。

しばらくは山のお供になりそうです。

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群馬暮らしのお供は、

予想以上に現場作業がハードなもんで、

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 激安スーパーの総菜喰って、平家物語パラパラ読んで、あとは寝る生活です。


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来シーズン、冬のカラコルム

未だ未踏を誇る冬の8000m峰、K2とナンガパルバット。

デニス・ウルブコ、冬季K2挑戦を表明
Denis
あのデニス・ウルブコが冬季K2遠征計画を表明。
彼にとっては2003年、ポーランド隊のメンバーとして冬季の北稜(この時は7750mに到達)にトライして以来、2度目の挑戦となります。今春のカンチェンジュンガ北壁登攀は冬季K2のトレーニングとのこと。
具体的な日程、遠征パートナー、登攀ルートはまだ明らかにされていません。
冬のK2という大物だけあって、デニス・ウルブコといえど、スポンサー探しの最中だそうです。

なお来冬のK2には、冬季8000m峰に「燃える」ポーランド山岳会がK2南東稜からの遠征を表明、既に数年がかりで8000m峰遠征を繰り返し、トレーニングと人材育成に努めています。

ポーランド「Justice for all」チーム、今度はディアミール側から挑戦

 ポーランド山岳会とは関係なく、2011年から連続して毎冬ナンガ・パルバットに挑み続けてきた、マレク・クロノフスキー、トマシュ・マツキェビッチら少人数グループ「Justice for all」。
 来冬はトマシュ・マツキェビッチを筆頭としたグループで、従来のシェル・ルートではなく、ディアミール側から挑むことを表明しています。

 Tomek
冬のナンガパルバットに世界で一番近いクライマー、トマシュ・マツキェビッチ

 ディアミール側からの計画に際しては、昨冬ママリ・リブに単独で挑んだイタリアのダニエル・ナルディと連絡を取り合っているなど、着々と遠征準備中。

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おしくら まんじゅう

さすらいの作業員、本日から群馬県に滞在。

群馬といえば粉物、小麦粉食文化のエリア。

今滞在しているのは群馬でもひっそりとした田舎町ですが、さっそく私の嗅覚が見つけました。

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渋川名物・手作りおしくらまんじゅうの店「おしくら」

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左の黄色がかっているのが「たんさん」、右が「酒まんじゅう」。
「たんさん」とは生地に重曹を配合しているまんじゅうで、ここ群馬伝統の菓子。
餡はもちろん「粒あん原理主義」の私の好きな粒あんです。

群馬といえば、酒まんじゅう。

大学山岳部に入った最初の年。
初めての冬の北アルプスに備え、冬用プラスチックブーツを買うべく訪れたのが、群馬のICI石井スポーツ。
ここでブーツの足合わせをしたのだが、店のおじさん、やたら高圧的。
でも「いい人」なんだろう、初めて訪れた私に「ほれ喰えよ」、と勧めてくれたのが、酒まんじゅう。
バリバリのクライマーのセンセイ方と違い私は遠慮深いので、ちょっと遠慮すると
「何遠慮してんだよ!喰えよ!」
と、怒られた(笑) ぼく、客なんですけど・・・
初めての冬靴選びで頼りなく見えたのだろう、押しすすめられたまま、酒まんじゅうを食べた、当時10代の私。

(あ、酒まんじゅうってホントに酒の風味がするんだ)

 緊張したまま酒まんじゅうパクつきながら、プラスチックブーツのサイズ合わせをするという怪しい状況を経て、購入したブーツで北アルプスをトレースした10代の冬でした。


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Berghaus社 consumer panel 日記 9月

早朝から夜遅くまでかかって宮城で現場作業。
帰宅してみると、イギリスのBerghaus社からconsumer panel 9月のお題が届く。
今月のお題は、

Berg2
使用しているザックについて。

 普段のアウトドア活動の頻度に関するアンケートの後、使用しているザック、デイパック、ミドルサイズパック、大型ザック、トラベルパックの4種類について、今までどんな目的・頻度で使用していたか、購入する際のポイント、購入頻度、金額などをかなり詳細に問われる内容。

 ちなみに私の場合、過去にもブログに書いているが、通常の方々よりも 「よりシンプルであること」 がザック選定の決め手のため、あまりBerghaus社には参考にならない回答であろう。
 ザックを選ぶポイントについてかなり詳細な項目が並んでいたのだが、「背面の通気性」やら「レインカバーの有無」やら「ヒップベルトのポケット」やら、ほとんどが「重要ではない」という回答になる(笑)

 いやしかし、これだけ詳細にギア選定に関するアンケートに答えていると、他の皆さんは何を「決め手」にザックを選んでいるのか、私も気になってくる。

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営 業

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映画配給会社様とのご縁があって、映画『クライマー』の大量のチラシを抱えて登山用品店マウンテンゴリラに置かせてもらう。

私の周囲では賛否両論の映画ですが・・・

マウンテンゴリラの誉田さんとは「こういう(山岳)映画って、たいてい賛否分かれるよね」という点で意見が一致する。

映画『クライマー』、田舎の山形では10月から公開予定。

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秋の気配

世俗の雑事に追われ、土日祝日も潰れる日々。
ブログ更新も長らくサボリましたが。

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 土方仕事から解放されて山に来てみれば、スキー場の朝露に濡れた草すらも感動的。

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 リンドウの青、キリンソウの黄、フジバカマの紅(紫)に見とれながら登れば、

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 休憩時はホットコーヒーが美味しい。
 山上はすっかり空気が冷えた、秋の気配でした。
 奥羽山脈の片隅にて。
 

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キジル・アスケル(Kyzyl Asker 5482m) 2014年2つの登攀

 キルギス、中国・新疆ウイグル自治区国境に位置するキジル・アスケル(Kyzyl Asker 5482m)は近年、ビッグウォールクライマーの関心を集めていますが、今夏はロシア、エクアドルの2隊がトライしました。

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2014年ロシア隊の登攀ライン

 まず8月2日、ロシアのドミトリー・ホロフチェンコ、セルゲイ・ニーロフ(2012年、ムスターグタワー登攀でピオレドールロシア受賞)、ドミトリー・グリゴリエフが新ルート開拓めざして南面に取り付きました。

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BCにて、スイカ食べてくつろぐロシア隊

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凹角を登るロシア隊

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ミックス帯を登るロシア隊

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取り付いて10日め、8月11日に頂上に到達。

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ロシア隊に続き、8000m峰14座無酸素登頂を果たしているIván Vallejo率いるエクアドル隊「somos ecuador」がキジル・アスケルに入山。

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チーム「somos ecuador」(我らエクアドル)の面々、左から二人目が隊長のIván Vallejo。

E3
エクアドル隊は8月28日に取り付き、19時間登り続け、翌日8月29日には稜線に到達。
登ったルートは「Sal con cebolla」(オニオン・ソルト)と命名、高度差1100m 26ピッチ、 ED2、5.12a,、M6 +、WI5 +、 AI2) というグレードが報告されています。
なおメンバー中で紅一点のCarla Pérezは、このままポストモンスーンのチョーオユーにトライするとのこと。

エクアドルのメディアが報じた動画がこちら↓

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「誰も行かない道で登攀の真の意味を考える」 キルギス・アクサイ山群コロナ5峰 韓国隊登攀記 

 韓国でビッグウォールクライミングをメインとする登山学校「エクストリームライダー登山学校」のメンバーが、キルギス・アクサイ山群のコロナ5峰に新ルートからの登攀に成功しました。
 7人、登攀チームと撮影チーム2班から成る遠征隊は7月13日に壁に取り付き、悪天、そして2班に分かれたチームゆえの苦労を乗り越え、7月22日午前10時、登頂に成功しました。

 遠征隊のグォン・オヨン隊員による手記が韓国の月刊『MOUNTAIN』2014年9月号に掲載されています。
 撮影チームと交差するクライミングの葛藤、クライミングに対する自身の心の内が綴られ韓国の山岳メディアでも久々に読み応えのある手記になっています。

誰も行かない道でクライミングの真の意味を考える by 月刊MOUNTAIN 2014年9月号

以下記事引用開始
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誰も行かない道で登攀の真の意味を考える

キルギス・アクサイ山群コロナ5峰新ルート「アリラン」登攀記
記事 グォン・オヨン (エクストリームライダー登山学校講師)

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▲3ピッチめのクライミングでトラバースしている筆者。

 寒い。
 靴下を二重に履いたのに、クライミングシューズは風を防げず、つま先が凍る。手袋をはめた指は感覚がない。
 太陽の光が差し込む午前10時まで、手も足もこごえ、足をドンドン蹴飛ばし、手を脇に挟んで暖めてからクライミングを始めた。しかし、今日はその日光さえも差さず風だけが強く吹いている。

 今日で6日目の遠征は、頂上アタックに失敗した。五日めには登頂し、下山できると考えていた。今日も吹雪が激しく襲いかかる。風のためポーターレッジが飛ばされそうだ。遠くに厚い雲が来るのを眺めるしかないのが嘆かわしい。前進することも後退することもできないので、ここでチャンスを待つしかない。

 最初のボタンをかけ間違えたような感じの7月16日、韓国を出国して13日目の今日、ようやく本格的な登山が始まる。ポーターとのトラブルにより、ベースキャンプが変更され、それにより隊員が10日間にわたり荷揚げして、ルートを偵察して、壁の下に荷物をデポすることを繰り返した。
 出国前に立案した計画は全てが遅れ、今日になってようやく登山を開始する。事実、今回の遠征は最初から順調ではなかった。SBS放送局の撮影チームが参加することになり、遠征隊の規模も大きくなり、撮影チームの分まで気を使わなければならなかった。
 今日も同じだ。午前8時頃にベースキャンプを出発したが、良い映像を撮るために撮影を繰り返す手間で、10時になってから壁に到着した。また、事前に装備をチェックすべきところ、登山チームが二つに分かれたため、装備を探すために12時になってから、キム・セジュン兄(訳者注:血縁関係ではなく、韓国特有の年長者への敬称)のリードで登り始めた。

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▲吹雪に足止めされ、ポーターレッジで休憩中のキム・セジュン(左)と筆者(右)。

 遅い出発と装備の件で、皆神経がピリピリしている。私たちのチームは、キム・セジュン兄とビョン・ソンホ兄と私がザイルを組み、撮影チームはキム・ソンド兄、パク・ミョンウォン兄、ジョン・ウォンジョ兄がザイルを組みワン・ジュンホ兄が撮影するシステムだ。撮影チームは私たちよりも2ピッチ先行しているが、お互いのルートとスピードにも気を遣うナーバスなクライミングになる。しかも新ルートで、だ。

 セジュン兄が1ピッチ完了した合図を送ってきた。今度は私の番だ。ギアを回収しながら登るが、頭を上げた瞬間、白い塊りが飛んできてヘルメットに激突した。「パカッ」という音とともにヘルメットが割れていた。昨年の遠征では落石で壊れて新しく買ったが、今度は落氷だ。私のヘルメットは一回きりの遠征用だ! 気分は落ち込みながらも1ピッチを完了、荷物を引き上げる間、セジュン兄が2ピッチめを登る。2チームのルートラインが似ていて、先行する撮影チームの落石がこちらに飛んできて緊張しまくりだ。セジュン兄も二度の墜落をした後、ラインを捉えて登るが「触れる岩から落ちていくようだ」と言う。
「岩がどれも落ちそうだから、壁にくっついて避けていて!」
 隠れるところも避けるところも無く、緊張に緊張を重ねて待機する。無事に20時過ぎ、2ピッチのクライミングが終わる。ポーターレッジを準備して夕食をとると、いつのまにか23時だった。余裕がありそうな初日から、ボタンを掛け違えた感じがする。

60mずつ2ピッチ登ることが私の割当

 2日め、私がリードする。朝は日光も差さず、手足が凍えて感覚が鈍くなる。脇に手を入れて暖め、氷が詰まったクラックを右に避けて右上する。半分ぐらい登ると、突然吹雪になった。風で上からスノーシャワーが降り注ぐかと思ったが、その瞬間風向きが変わり、吹雪にさらされながら登る。後退することもできないので、ずっと登っていたら、ソンホ兄から「ボルトに固定して降りてこい」と無線が入る。退却の合図だ。ボルトにロープを固定して2ピッチ下降して待機したが、天気が回復する兆しもなく、午後、クライミングを終える。ポーターレッジに横になり、全てが白い世界でフライを殴る風の音だけを聞き、一日を過ごす。クライミングの時に足が凍えて感覚が鈍くなるため、持ってきた靴下を二足重ねて履いた。

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▲ 3ピッチを半分ぐらい登ると突然吹雪になり、スノーシャワーが降り注いだ。吹雪の中で登ったものの、退却する以外になかった。

 3日め、朝は天気が良い。明け方には風が激しく吹いていたが、いつのまにか晴れたようだ。兄たちがポーターレッジを整理する間、私は前日固定しておいたロープを回収して3ピッチめに登る。ホーリング(荷揚げ)する間に兄たちが登ってくる。4ピッチめはガリーを登り再び壁となるが、周囲は氷壁ででロープの流れに気を遣う上、プロテクションを回収して登ると撮影チームとラインが重ならないか心配だ。 2時の方向に斜めに登るが、プロテクションを設置する所がなく、フリーで恐る恐る登る。雪を削りステップを作って4ピッチめを終えてホーリングする間、一人ずつインタビューをしながら登ってくる。
 セジュン兄が「今日は60mずつ、2ピッチクライミングするのが君の割当」と言うので、あとは5ピッチ目だけだ。既存ルートを登れば撮影チームと遠ざかるため、登攀ラインを撮影チーム横に変更する。互いに応援の会話をやりとりした後、5ピッチめを登る。

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▲ 3ピッチめ登攀終了後、荷物を引き上げている筆者.

 バードビークを使わなければならない人工ルートを登ると、クラックのフリールートとなる。登攀ラインがすっきりしていて素晴らしいピッチだ。ハングを越えるとロープが10m程残っているはずが、ロープの重さと屈曲のために上がってこない。やむを得ずロープを引いて手に握り、フリーで登ってピッチを終えたらもう力が残っていない。ホーリングを終えると体に寒気がするため、急いでポーターレッジを設置して横になった。腹が減り、夕食をほとんど飲むように食べたら、すぐに眠り込んだ。

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▲ 5ピッチめはバードビークを使わなければならない人工ルートで、次にクラックから成るフリーのルートが続く。登攀ラインがすっきりしていて素晴らしいピッチだ。

登路主義あるいは登頂主義、果たしてそれが問題なのだろうか?
(訳者注:登路主義とは、登頂よりも「登攀ルート」に主眼をおいた登山を指す韓国登山界の用語)

 昨日は撮影チームが遅くまでクライミングしていたため、今日は私たちのチームがさらに早く登ることを考えたが、ミョンウォン兄がリードしながら撮影し、再び登る。なぜか追いつけそうな気がする。
 私たちのチームは今日はソンホ兄がリード。6ピッチめを終え、撮影チームと重複しないように脇のラインを登ろうと見てみると、クラックに岩が幾重にも詰まってラインが見いだせないという。しばらく周囲を確認しても登攀ラインが見つけられないため、撮影チームのルートを登り、トラバースすることを決める。登攀ラインが変わり、ロープが屈曲して手に負えなくなるのが予想される。

 午後、雲が出て吹雪になったが悪天は過ぎ去った。ある程度登ったソンホ兄は横に見えるテラスに行くべく、ルートを曲げてフリーを試みたが、さっき降った雪でホールドが滑りやすく、長い墜落をしてしまう。ロープも屈曲、ホールドも滑りやすい、天候も寒い、体力も落ちて・・・。厳しいクライミングの末、7ピッチめを終えるといつのまにか夜になった。その間、撮影チームはクライミングを続けていて頂上直下まで到達した。明日、2チームは合流して頂上に一緒に行くことを計画した。

 クライミングを始めて五回めの夜が明けた。計画どおりならば、今日頂上に登って下山しなければならないが、まだ頂上は見えない。それでもクライミングは今日が最後だ。残るピッチだけさらに登り、頂上に続くクーロワールが出てくると、明日には頂上に到達するだろう。
 今日はセジュン兄がリードする。昨日登った撮影チームが「私たちが考えたラインに、ボルトとリベットがいくつか打ち込まれている」と言い、またラインを変更して登る。

 撮影チームともラインが重ならない、誰も登っていない新しいルート。多分、一番最初に計画した通りに行けば、すっきりした新ルートだったかもしれない。初日に撮影チームが登ってみれば、既存ルートではない新ルートに登ることができるよう撮影チームも新ルートを登ることになったし、私たちのチームはそのラインを避けて登るしかない。

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▲ 6ピッチめからみた撮影チーム。彼らと登攀ラインが重ならないよう迂回して登ると、ロープの屈曲が激しくて登クライミングが非常に困難だった。

 登路主義か、さもなくば登頂主義か。
 私もまた「何がさらに重要なのか」を考えてみたが、答を見いだすことができなかった。ただし、「どれほど自ら努力したのか」、自分だけでなく「パートナーをどれだけ尊重して共に楽しんだのか」がさらに重要ではないかと考える。兄たちが一生懸命に示した「共にに楽しむクライミング」、「相手を尊重するクライミング」、今回の遠征でそんなことを認識させられた。

 8ピッチめを終えて登るときに再び激しい風が吹き始め、雪が飛ぶ。ここからは撮影チームが先にクーロワールにロープを設置し、共に頂上に登ることにしたが、実際に登ってみると魔法の城のように大きくて雄壮だ。撮影チームがロープ2本で10ピッチまで設置した後、クライミングを終える。 期待少し外れたが、明日残ったロープを設置すれば、いよいよ頂上を踏むことができると思えば気分は良い。ポーターレッジに入ったが風は強く吹き、遠い尾根には厚い雲が迫っている。

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▲遠征隊が切り開いた新ルート「アリラン」。緑色は登攀チーム、黒い色は撮影チーム。二つのラインが出会う部分は8ピッチ終了地点で、以降は全隊員が一緒にクーロワールを越えて頂上に到達した。

 6日め。風は一晩中荒々しくフライを揺さぶり、朝になったがポーターレッジ以外はすべて雪とガスで覆われ、前が見えない。今日は頂上に行きたいのに、行くことができるか・・・。
 お茶を一杯飲んだ後、待ちに待つ。午後1時だというのに、風は相変らず激しい。だが視界は少しずつ明るくなって登り始めることにする。
 ウォンジョ兄と私がリードすることになり、荷物を整理する。ホーリング用ロープとクライミングロープを上げるために整理する間、ミョンウォン兄が先に登る。荷物を整理しておいて「ある程度ロープが張られただろう」という考えで一人ずつ登る。私も共に登るが、下からソンホ兄が「下降しろ!」と大声を張り上げる。今日はどうしても危険だから11ピッチまで作業して、12ピッチ途中で下降したとのこと。まもなく風が強くなり、また雪が降り始める。ポーターレッジを設置して残った時間は微動だにしないまま、明日は天気が良いことを祈るだけだ。

いつものように私の胸に良い思い出が残る

 クライミングを始めてから毎日、夜ごと風がポーターレッジのフライを揺るがし、吹雪で2日も壁で足止めをくった。頂上は私たちを許さないのか、どこかでボタンをかけ間違えたか。
 いくら装備が良くて、実力が良くても、山が許さなければ頂上に行くことはできないという気がしてくる。

 明け方2時ごろ、夢うつつに夜空を見た。空に星が多かったが、遠くから厚い雲が私たちに向かって近づいてきており天気に期待はできない。長い尾を描いて落ちる流星を見て、私は祈りを捧げる。 明日は天気が良くて頂上を踏めますように。今は体力も、情熱も、ほとんど底をついて、待つばかりなのに疲れたと。 私の祈りに応えるように、流星が一つ、長く尻を描いて落ちる。 雲が空を覆うのを見たくなくて、すばやく再び寝床につく。

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▲遠くから見た時とは違い、頂上へ続くクーロワールは魔法の城のように大きくて雄壮だった。

 クライミング7日め、星が私の祈りを聞き入れてくれたのか。天気が良く、朝早くクライミング開始。今日はソンド兄と私が頂上へ続く最後のロープを設置する。一人だったらどうなったかもわからないが、一緒なので体力がなくても情熱が冷めても前進できるようだ。ソンド兄のリードで12ピッチめを完了して登ってみると、頂上に至るガリーが目に映り、周辺の山々が足下にある。

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▲頂上直前の12ピッチ、ガリーを登ってみると、周辺の山々が足もとにある。

 最後の13ピッチめを出発してまもなく、「頂上に到達した」と無線が入る。続けて頂上に立つと「もう終わりだ」という嬉しさ、天気も良くて周辺の風景がひと目で入ってくる。 その風景に心が平穏になり、これまでの苦労が慰められるようだ。他の隊員も一人、二人、頂上に登ってきて、これまでの労苦をいたわるように長い時間かけて喜びを分かちあう。そして下山を急ぐ。

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▲2チームが合流した場所である8ピッチまで降りてきて、残った荷物を整理して壁を下降する直前の姿.

 2チームが合流した場所である8ピーチまで降りてきて、残った荷物を整理して壁を下降する。下降用のロープも岩でとても痛んでいる。ケバ立ったロープ、芯が見えているロープもあり、最後まで緊張を解くことはできない。すべての遠征の終わりは「家に無事に帰ってきた時」である。
 壁での制限された生活で、地面に足の裏がついた時は、安堵感と共に何でもできるような自信が湧く。取り付きに降りてきて、支援チームが沸かしてくれた蜂蜜水を続けざまに飲んだ身体は、溶けて流れるようだ。

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▲頂上でエクストリームライダー登山学校校旗を掲げて写真撮影をした。(一番左側)

 ベースキャンプまで持って降りて行く荷物を整理するが、下りでは足が動くのに、装備を持って再び上に登るときには足に力が入らず足が地面から離れない。これ以上私の身体に登る気力は残っていないようだ。 すべての装備を回収して無我夢中で歩きに歩き、ベースに到着すると、SBS撮影隊員がお粥とスープを作ってくれていた。満腹感も感じられず、また食べる。いつものように、夢みた頂上に立ったことが、私の胸の中に良い思い出として残るのだろう。

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以上引用終わり

 このMOUNTAINの記事の他、パク・ミョンホン氏の手記も参照しましたが、メルー北壁、ラトック1峰などビッグウォールの第一人者キム・セジュン隊長に「荷揚げの水55リットルは多過ぎだ!」とせっかく荷揚げした水を捨てられたり、壁の途中でシューズが脱げて落下(幸い、後に回収)する等々、様々な苦労があったようです。
 
 なお今回密着取材で同行した韓国SBS放送局は「おじさん、ビッグウォールを登る」と題し、

 彼らはマートマネージャー、ビル外壁管理士、中小企業の社長、弁護士などお互いの環境と職業は違うが家長としての役目を果たすために、一日一日の日常を耐える中年のおじさんたちです。
 現実を思えば、なおさら仕事に取り組まなければならないのに、彼らはどうしようもない逸脱の誘惑に苦しみます。
(中略)
 高度5千mで感じる「人生」そして「家族」、 明らかに感じられる体力の限界に青春の儚さも感じます。
 悪天候に苦しむ度、頂上に対する目標も揺らぎます。その混乱の中で、おじさんたちが切実に悟ったのは家族と日常の大切さです。

 と、なかなか魅力的な番組宣伝が告知されています。
 韓国SBSの番組予告編はこちら↓

 日本のマスゴミ連中が、クライマーを奇人変人扱いではなく正当に扱うようになるのは、いつなんでしょうね(棒読み)

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