ペイジー・クラッセンは何を食べているのか?
日本全国の甘党クライマーの皆さん、こんにちわ。
去る6月にアメリカ初の5.14cルートを女性初登した、アメリカのペイジー・クラッセン(Paige Claassen)が バ リ バ リ の 甘 党 であることが発覚しました。
A sugar high: Professional climber’s diet heavy in sweet stuff by Timesfreepress.com 2014.10.15
記事タイトルのsweet stuff(菓子)に目を奪われましたが、ペイジー・クラッセンは自身の経験から常識的なアスリートの食事法ではなく、砂糖の摂取を肯定しています。
以下記事引用開始
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多くのプロ・アスリートと同じく、クライマー、ペイジ・クラッセンは食欲旺盛です。
ところが、彼女の食事は『低脂肪』、『低炭水化物』、『低糖』とはかけ離れています。クラッセンは砂糖をこよなく愛しています。
クライミング中の食事として、クラッセンはプロテインやエナジーバーの類いではなく、ドライフルーツ、ピーナッツバターとジャムのサンドイッチ、そしてクッキーを食べます。クライミングは多大なカロリーを要し、週4~5回クライミングを行い、世界中をまわっている彼女なら、なおさらです。
「プロのアスリートとして常にエネルギーを消費してますから、自分の身体を維持しなければなりません。私の食事のほとんどは自家製で、低脂肪、低炭水化物、低糖ダイエットにはこだわりません。皆さんと違って、私には砂糖がよく「効く」んです。」
クラッセンは来週、チャタヌーガ・リバーロックス・アドベンチャーゲームの一環として開催されるボルダリングコンペに出場、またワールドツアーで訪れたSouthern Rockでの体験についてスライドショーを行います。
クラッセンは自分の食事が万人向けでないことを認めていますが、彼女にとっては効果的な食事です。
「砂糖を多く摂取するとスタミナが効いて疲れません。タンパク質を摂ると、疲労を感じることがあります。もちろん、誰もがそうだとは思いません。 砂糖は私の食事の大部分を占めています。 食事から糖分を全てカットした経験があります。その結果、スタミナが続かなくて、クライミングのパフォーマンスが低下して本当に苦しみました。それから、デザートを「クライミングフード」として受け入れることを学びました。」
甘い物全てをこよなく愛していることは、彼女のウェブサイトでお気に入りのレシピを公開していることからも明らかです。
彼女は砂糖マニアを自認して、常に新しい味を試みています・・・・・オリーブ以外は。
「オリーブだけはダメです。旅の間は、いつもアヤしい食べ物を試すのは大好きです。」
食事への愛情は、母親の手作りの食事によって育まれたという。
「クライミングを始める前から、母はいつも毎食(朝食、ランチ、夕食)を作ってくれていました。私たち家族はよく食べるんです。クライミングはさらに私を空腹にさせました。」
料理人として、彼女が作る料理は甘いお菓子に限られるわけではない。
「以前はよく焼き菓子を作っていましたが、最近の私はいろんなものを料理しています。リゾットが私のお気に入りです。 ポレンタ(訳者注:コーンミールを粥状にしたイタリア料理)、野菜ラザニアや焼きたてパンも好きな料理です。」
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以上引用おわり
この記事の続きには、ペイジー・クラッセン公式サイトから
チョコ・ラズベリー・クッキー
ポップタルト
の他、カップケーキのレシピが掲載されています。
さあ体重気にしている、よい子のクライマーのみんな!
甘いお菓子ガンガン喰ってペイジー・クラッセンみたいに登ろう!!
【参考サイト】
Paige Claassen 公式サイト (他クライマーのサイトとは違ってRecipesのページがあります)
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