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上州名物 焼きまんじゅう

群馬では、他県には知られていない「焼きまんじゅう」なるものがあるらしい。

時間ができたので渋川市内にある「小竹焼きまんじゅう」に立ち寄る。

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時刻はもう夕方5時過ぎだったが、先客として幼児を連れた若いご夫婦がいた。
串に刺された焼きまんじゅうを皿に分け、
「おいしいね」と、若い母親が幼児とともに細かく分けた焼きまんじゅうを食べている。

私はビジホで食べるべく、持ち帰りで焼きまんじゅうを一つ注文。

そこへ中学生らしいジャージ姿の女の子、お父さんの2人組が入店、やはり焼きまんじゅうを注文する。

店奥のテーブルに座った2人。
お互いスマホを見つめて無言。
いまどきの親子かなぁ~と我が身に照らして考えていると、女の子がスマホを見つめたまま、ポツリと言う。

「私、この店おじいちゃんと来たことあるんだ。」

焼きまんじゅう、決して観光客向けの食べ物ではなく、地元の人々の食べ物なんだな。

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持ち帰りの焼きまんじゅう。
店で食べる焼きまんじゅうは、太い竹串に団子状に刺さって出てきます。

食べてみると、まんじゅうはフカフカ、塩気の強い味噌だれがよく合います。
よくある「饅頭」の皮を想像していたのですが、食パンに近いような食感。
あっとい間に完食しました。
何も入ってない素まんじゅう+味噌だれというシンプルな組み合わせですが、美味しいです。

上州名物の焼きまんじゅうは、練った生地を甘酒やどぶろくで発酵させるのが特徴。
沼田市を中心とした北毛地域では味噌まんじゅうと言われ、あんこ入りの焼きまんじゅうもあります。
(訪れた小竹焼きまんじゅうでも「あんこ入り」は売っているが、私以外の客の皆さん普通の焼きまんじゅうを注文していました。)
専門店をはじめ菓子店、飲食店、祭りの露店など様々な店・場所で売られています。

群馬の郷土食に関して幾つか文献をよみましたが、小竹焼きまんじゅう店でみかけたお客の様子から、いかに郷土食が地元の方に愛されているかよくわかりました。

【参考文献】 粉もの上州風土記 群馬県立歴史博物館 発行 H22年

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