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群雄割拠のHagshu峰(6515m)

 既に様々なクライミングサイトで報告されていますが、去る10月6日、イギリスのミック・ファウラーとポール・ラムズデンのコンビがインド・キシュトワルヒマラヤのHagshu峰(6515m)北東壁登攀に成功しました。

Mick Fowler y Paul Ramsden hacen la primera ascensión de la cara noreste del Hagshu by Desnivel 2014.10.27

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Hagshu峰頂上のミック・ファウラー(右)、ポール・ラムズデン(左)

 ただし、Hagshu峰に入山したのはミック・ファウラー達だけではなく、スロベニアのマルコ・プレゼリ、ルーク・リンデック、アレシュ・チェセンの3人パーティーが同時に入山、ミックファウラー達と同じ北面をめざしていました。

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Hagshu峰ベースでのスロベニア隊 左よりマルコ・プレゼリ、アレシュ・チェセン、ルーク・リンデック

 各国クライミングサイトの報道によれば、2隊が同日にHagshu峰の北面に入れたのは登山許可を出したインド当局の手続き上のミスとのことらしいですが、これによりミックファウラー達は当初の北壁から北東壁に計画を変更、無事登攀に成功。
 スロベニア隊は9月30日に北壁からの登頂に成功していました。

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Hagshu峰北面全景。 左のラインがミック・ファウラーらの北東壁、右のラインがマルコ・プレゼリらの北壁

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Hagshu峰北壁を登るスロベニア隊。
スロベニアのクライミングサイトでは、北壁は高度差1350m、EDというグレードが報告されています。

 なおスロベニア隊のアレシュ・チェセン(Aleš Česen)は、あのトモ・チェセンの息子。1982年生まれ、普段は国際山岳ガイドとしてイタリア・フランスのヨーロッパアルプスで活動。 主要な登攀歴としては21歳でハンテングリ登頂、その後ヨセミテでビッグウォールの経験を積み、ヒマラヤ登山はクーラ・カンリをはじめ、トランゴタワー、K7等アルパインスタイルによる登攀で活躍しています。 目のあたりが親父に似てますね。

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