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読図、読図、読図・・・

 夜行バスから小田急線を乗り継ぎ、丹沢山地の山麓、寄(やどりき)集落へ。
 11月12日から13日の二日間、JMGAの読図研修で文字通りシゴかれる。

 受講生は私含め3名。私以外のお二方は専業ガイドで読図教室も経験深い方々。
 内容は読図の基礎をおさらいし、いかにクライアントに「わかりやすく」地図とコンパスの使用法を伝授するかにシフトしていく。
 1日目は寄集落・土佐原の車道を歩きながら、地図の磁北線とプレート式コンパスを駆使して現在地同定、進行方向同定を繰り返し繰り返し行う。

 やはり私の普段の話ぶりが表れ、要所要所で「声小さいです」「自信もって話した方いいです」と容赦なく注意が飛ぶ。

 Img_0965
 寄集落に咲いていた桜。「十月桜」か「子福桜」か?

 二日目は実際に山に入り、読図とコンパスの実習。
 もちろん自分のためではなく、いかにクライアントに教授するかが中心。
 近傍のシダンゴ山に登りながら、コースを分割し参加者同士でガイド・クライアント役を交代しながら登る。

 登山ルートだけでは修練にならないということで、登山ルートを外れて藪の中を登り進む。
 伐採業者だろうか?
 藪の中を進んでいるのだが、捨てられた缶ビールの空き缶が数多い。

 登山道から外れるといっても、藪はさほど深くなく、予想より快適に登れて頂上をめざす。
 道ではないはすなのに、小さな小さな石碑が建っているのを見つける。
 研修中のため詳細に観察はできないが、事前の資料ではこのあたり、丹沢一帯は「サンカ」の人々が往来したこと、「山の神」信仰で知られる。
 表現はいささかオーバーだが、かつて剣岳で古人の錫杖を見つけた人々の思いもこんなものだろうか。
 
 浅い藪を進み、シダンゴ山山頂へ。

Fuji
 シダンゴ山山頂では、美しい富士山が迎えてくれました。

 二日間研修を共にした皆様、講師ならびに直前申し込みながら参加を認めていただいたJMGA事務局の皆様ありがとうございました。

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コメント

 ザックのジッパーに小さいコンパスを下げていたんですが、めったに見ることもなく、アクセサリー。とある山頂で地図を広げて、思い出してコンパスをあててみました。
 あれ? 何か変。どう考えても南北が逆なんですよ。表示のSNを逆に読めばいいんだけど、気分悪いのでスントに送ってしまいました。何でこうなったかなぁ。
 スント曰く、“一応、磁石なんで、磁気のあるところに置かないでください”ですと。置いてないってば! 

投稿: かもめ | 2014.11.17 10:06

re:かもめ様

<<あれ? 何か変。どう考えても南北が逆なんですよ。
 え~スントだと小さいモノでも結構なお値段ですよね・・・
 コンパスの針、何かのはずみで磁気を受けて逆転する現象あるみたいです。永久磁石とか使って修正できるんですが、突然だとびっくりしますね。

「磁気のあるところに置かないで下さい」って、わかっていても意外なとこに潜んでますよね。昔昔、フロッピーディスクなるものを使っていたころ、磁気を帯びたハサミやらドライバーやらと一緒にしまいこんで(以下省略)

 話には聞いてましたが、今回丹沢を歩いて、枝道の多さに惑わされました。あれじゃあ「道迷い遭難」も頻繁に起こるわけだよなあ・・・と。

投稿: 聖母峰 | 2014.11.18 23:26

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