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砥石山、そこは花の山

 札幌市郊外、砥石山(といしやま 826m)に中ノ沢コースから取り付く。

P1
 なんとシラネアオイが盛り。
 地元の登山者の方も「今が盛りなんだね~」と驚いている様子。

 経験不足かもしれないが、山形の低山でこれほどシラネアオイがみられる山は知らない。

 P2
 ところどころで登山道を彩るヒトリシズカ

 とにかく風が冷たい。
 寒気が入っているせいだろう、青空は見えるのに、冷たい雨。
 暑がり&汗かきなので無雪期には滅多に着用しないアウターを着用。 

P3
 この砥石山、上から下までひたすらニリンソウ、ニリンソウ、ニリンソウ・・・

 小林峠からの登山道と合流するT4分岐を越え、花には乏しいが落ち着いた樹林帯を過ぎ、頂上目前でふたたびシラネアオイに幾つも出会う。まだ蕾みも多い。

P4
 登山口から1時間半ほどで山頂。
 ボトルに詰めたホットコーヒーがただただ美味い。

 少し遅れて、途中で道を譲ってくれた中高年女性10名ほどの団体さんが到着。
 「あれが天狗・・・」「あっちが手稲・・・」とにぎやかだ。
 静けさを求めて、樹木や花を観察しながら下降する。

P5
 新緑の山頂にて、頭上を見上げる。

 この砥石山、一昨年に北海道を訪れた時から着目していた山。この時はタイトな日程と残雪で諦めていた。
 道外の人間があまり訪れない、それでいて地元の方々に愛されている山、それが砥石山を選んだ理由だ。

P6
 砥石山・中ノ沢コースの樹林帯を行く

 20代の頃、北海道の山、知床や利尻・日高を訪れたが、いずれも冬、一人で訪れていた。
 「冬季」「単独」が私には欠かせないテーマだったのだが、会社勤めの身の年末年始休暇、それだけでは悪天に対処できず、ほとんど敗退だった。
 「花の咲く時期、また北海道の山に行きたい。」
20代の頃から数百万年が経過した今、こうして新緑と花に満ちた北海道の山を訪れることができた。

 自然には四季がある。
 ただ困難を求めていた年頃には気づかなかった山、北海道の魅力を、1000mにも満たない山に教わった山行でした。

参考文献:北海道新聞社刊 梅沢俊、菅原靖彦共著『北海道 夏山ガイド1 道央の山々』

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