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パタゴニア社メリノウール、動物愛護団体PETAに噛みつかれる

多くのアウトドア愛好者の方々に支持されているパタゴニア社のメリノウール。

このウール生産元である羊農場で「動物虐待が行われている」として、狂信的な動物愛護団体PETA (動物の倫理的扱いを求める人々の会) がまたまた噛みつきました。

PEATが公表した「パタゴニア社の動物虐待の現場」の動画がこちら
※視る方によっては悲惨な場面がありますので閲覧注意


動画はBBCから引用。
オリジナルは3分とさらに長く、さらに過酷な状況が記録されている模様。

PETAの告発を受け、パタゴニア社は早速声明を発表。

PETA’s Wool Video  by Patagonia 2015.8.12

ビデオで映されている羊の尾を切断する箇所についても、あくまでも羊の管理上必要な処置として、自社の羊毛管理の正当性と努力を述べて反論する一方、暴力的な処置については反論の余地なしとして、実態調査と善処を提示しています。
OUTSIDE誌のサイト記事によれば、メリノウール出荷が遅れてでも事態の把握と調査改善に取り組むとのこと。

この件に関して欧米メディアでは、賛否両論の見地から報じられています。
ゴシップ紙やファッション業界紙では、ステラ・マッカートニー (イギリスのファッションデザイナー、ポール・マッカートニーの次女) という著名人がパタゴニア社メリノウールの使用中止を声明したことがセンセーショナルにとりあげられています。

アウトドア愛好者の皆様には、冷静なOUTSIDE誌ウェブサイトの記事をおすすめします。

What Patagonia Has to Say About That Horrifying PETA Video by Outside 2015.8.14

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この記事の冒頭に「PETAがまたまた噛みつきました。」と書きました。
PETAがパタゴニア社に噛みつくのはこれが初めてではありません。
2012年末、PETAはフォアグラ生産現場で 「虐待」 されているガチョウから採取した羽毛が使用されているとして、パタゴニア社とノースフェイス社を糾弾、これをうけて両社は陳謝、製品のトレーサビリティ確立の声明を出す事態に追い込まれています。

この「羽毛」問題は後々まで影を落とし、最近は羽毛に代わる保温材の開発が進められているのは、アウトドア装備のマニアな方にはよくご存じの事実。。

また冒頭にPETAを「狂信的」と書きましたが、PETAは各方面に過激なまでの動物愛護運動を展開する一方、PETA本部では1600匹近くの犬・猫が殺処分されたとして、その偽善ぶりが明らかになっています。日本においては任天堂のゲーキャラクターや「ポケモン」に対して「動物虐待だ!」と抗議する姿勢から、その狂信ぶりがおわかりかと思います。

 私自身は「家畜は家畜、それ以上でも以下でもない」と割り切っています。
 防災上の観点を持ち合わせずにアメリカのダム問題を映画という形で日本に持ち込む脳天気な姿勢、消費者の国政選挙に口出しする上から目線から、私はパタゴニア社が嫌いなのですが、狂信的な動物愛護団体からウールという素材の生産が妨害されることを懸念しています。

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