けん引免許教習記 3~5日目
教習3日目
教習は毎日教官が替わる。
替わっても、教官皆さん必ず、教習前に
「けん引って、難しいんですよね~」
「けん引って、頭こんがらがりますよね~」
と 暗い顔 で言うのはやめてくれ~
教習内容はひたすら左右の方向転換のみ。
あいかわらず、
だったり、
あーあ。
ヘコみながら教習所から帰宅。
教習4日目
あと4日後に卒検があるというのに、あいかわらずの習熟度。
最初に車体が曲がるきっかけとなる逆ハンドルは身体が覚え、自然にできるのだが、トレーラーを車庫スペースに押し込みトラクタを修正する動きがどうにも進歩しない。
見かねた教官から、
「じゃあ、あの反射シールみえますよね?あのシールが見えたらハンドル切ってください」
それでもうまくいかないと、
「じゃあ、ミラーに映っている車体の下からタイヤ半分みえたところでハンドル切って下さい」
と目印作戦となる。
どうも教習車でしか通用しない気がするのだが、とにかく卒検パスを目的に教育が続く。
それでも難しい。
(私はきわめて他人に比べて不器用な方だ)
10回に6回くらいは上手くいくようになってきたが、まだまだ車体が変な方向に向いてしまう。
教習5日目
卒検は3日後。
最初の数回は方向転換が上手くできたのだが、回数を重ねる内に車体があさっての方向を向く。
今日の教官はスパルタ式 (言葉じゃ無くて教え方が) らしい。
何も具体的なアドバイスを言わず、
「あなたはとにかく回数重ねて身体で覚えなさい」
と、教習所コース内の通行規則を無視して近道を走り、ひたすら方向転換を教習時間内に何回も繰り返す。
方向転換の冒頭、車体を折る動作は自然にできるようになってきたのだが、車庫スペースにトレーラーが入ってから、トラクタとトレーラーを直線にそろえるタイミングがまだまだつかめていない、というのを自覚したまま、何度も繰り返すが上手くいかない。
「トレーラーの動きをよくみて、ハンドルを細かく操作していかないとダメだよ」
「ほら、逆、逆」
「はいはい、ハンドル切りすぎ」
と厳しいお言葉を頂戴しながら何度も方向転換にトライ。
今日をふりかえると、教官のアドバイス無しで上手くできたのは10回中3回くらい。
ああ卒検どうなる・・・
本日の教習もおわり、厳しかった教官からいつもの言葉をかけられる。
「けん引って、頭こんがらがるよね。」
私のように教習半ばすぎても上達する気配がない皆様に送る、曹操孟徳先生からのお言葉。
『失敗はよいことなのである。 失敗が成功の方法を教えてくれる。』 (三国志Three Kingdoms 第4部 荊州争奪 43話より)
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