神 通 力
山形県朝日少年自然の家トレッキング企画において、月山登山を引率。
今回は姥沢から山頂経由、羽黒側に降りる変則的なコース。
(通常のツアー登山は羽黒側→姥沢側というコース)
気圧配置図を何日も前から眺め続け、上空の寒気分布も考慮、湿った空気の流れを妄想すると、でる結論は「雨降るのか降らないのかわからないグズグズの天気」。
そこで今年は昨年の秘密兵器に加え、
そして当日は、出発点の姥沢は霧雨から小雨、風。
山頂に到達したとき、
下山中もガスガスでしたが、時折訪れる晴れ間の下、月山北東面の大湿原の光景に参加者から歓声。
喜んでいただけることが、ガイドの報酬です。
| 固定リンク
コメント
ガイドの報酬は、お客さんの笑顔でもありますね。
私は、金を払っているのだからそれなりのことをしろという発想が嫌。
どんな事態に陥ろうともパートナー、仲間でいたい。
自分ではいい客でいたいと思っていますが、どうなんだろう、ガイドさんとっては・・・
投稿: 新目真紀子 | 2015.09.21 08:22
re:新目様
<<ガイドの報酬は、お客さんの笑顔でもありますね。
コメントありがとうございます。
「喜んでいただけることが、ガイドの報酬です。」
ガイドで生計を立てるため専業で日々頑張っているガイドの方々には失礼にあたるとも思いつつ、個人ブログですので、感じた事を正直に形容した次第でした。(事実今回の山行は社会教育施設のボランティア活動の一つです)
<<どんな事態に陥ろうともパートナー、仲間でいたい。
ガイド業を営む方にも様々なタイプの方がおられますので一概に言えませんが、私の場合はギャランティーに値する程の働きをしているのか、自問自答するこの頃です。
新目様のお言葉を嬉しく思うタイプの方もいれば、いやクライアントはあくまでもガイドが守るべき立場にある、と考える方もいるかと思います。
そのお言葉に、新目様の登山に対する真摯な想いを私は感じます。
<<自分ではいい客でいたいと思っていますが、
私はしがない兼業ガイドですが、確たる根拠はありませんがクライアントとガイドって相性があるような気がします。以前は「そんな相性もカバーできるのがプロだ」と考えてましたが、ガイドも客も、やはり「人間」以外のなにものでもない、そんな風に考えてます。
新目様は「いい客でいたい」「どんな事態に陥ろうとも」という真摯な姿勢をお持ちですので、その想いを受けとめるガイドは少なからず各地にいらっしゃるのではないかと思いますよ。
投稿: 聖母峰 | 2015.09.22 23:06