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ブナ雪原探検隊 2016 2日目

2日目、9時半に月山山麓・志津の清水屋旅館裏からブナ雪原探検は始まる。

引率は私のブナ林ガイドの師である、月山朝日ガイド協会事務局の横山さん。

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志津集落に接する、凍結した五色沼からスタート。
 
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積雪で折れ、再び成長してねじ曲がったブナも、子供達には良いベンチ。

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本日は薄曇りながら高温、雪はグサグサに重い雪。

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子供達も疲れてきた頃、目標の一本ブナに到着。

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駆け抜けていったばかりのリスの足跡。

リスの足跡をたどると、目前の木にいるらしい。
100m彼方に誰かがリスの姿を見つけた。
小さいリスの姿が、木から木へ、そして雪原を走り去っていく。
その姿に、「疲れたー」とか言っている子供達も電池を入れ替えたように活き活きとなり、大興奮。
さらに目の前の木、頭上に一匹のリスを確認。
我々人間に囲まれているためだろうか、何度も姿を現して他の木に移りたい様子。
その様子に子供達もまたまた大興奮。

ブナ林の説明、木々と環境のお話よりも、一匹の野生動物の姿に子供達はあっというまに引きつけられる。

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休憩中の一コマ。
初日に途中参加した6年生の女の子が他の3人組から離れ気味だったので、心配して様子を伺っていたのだが。
補食(行動食・配布されるお菓子のこと)をめぐって、

小6 「私キットカット食べたいんだけどなあ」
小4 「じゃあ私のあげる」
小6 「え、いいの?」
小4 「私カントリーマアムの方が好き」
小6 「じゃこれあげる」

お菓子がコミュニケーションのツールになっている。

一本ブナからさらに登ったところで昼食。
昼食を済ませ、職員の増川さん、神保さん、私の3人で、雪面をひたすら掘る。
3mのゾンデでは地面に届かなかった。

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2.5mまで掘ってみたが、下はもうカチカチの堅雪で携帯用スコップでは厳しくなったところで終了。
さらにゾンデを刺してみると、積雪4.5mほど。
子供達は喜んで雪の縦穴に入る。

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下山途上、BCスキーヤーを運ぶキャットのコースを行く。
そこから湯殿山、姥ヶ岳、月山が明瞭に見えた。
冬季はこんなに眺められることはそう無い。

 このキャットのキャタピラ跡を利用して、子供達はあらかじめ配られた大型ビニール袋をソリ代わりにして滑っていく。
 見ていると、興奮の子供達以上に、一緒に参加されたお父さん・お母さんの方が大興奮して滑り降りて行く。
 各要所要所に立って交通整理をするのが、私たちサポーターと職員の皆さんの役割。

 こうして無事、旅館の清水屋さんのところに戻り、プログラムは終了。

 このブナ雪原探検隊で、1年のプログラムは終わる。
 来シーズンから、山形県朝日少年自然の家は指定管理者制度による管理・運営が始まる。
 一つの時代の終わりでもあり、始まりでもある。
 過去10年以上にわたり、お世話になった方々には感謝してもしきれない程の体験・経験をさせていただいた。
 来季からの関わり方はまだ思案中だけれども、また私は子供達と自然を通じて活動できる場を求めることになるだろう。

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