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湯殿山へ

9月25日、日曜。
山形県朝日少年自然の家の主催事業、『大人の月山トレッキング ~秋の月山縦走~』の登山講師兼ガイドとして参加者を引率。

 気圧配置図に表現されていない秋雨前線の末端が山形にかかるかな・・とイメージしていたが、濃いガスと低温ながらもなんとか天候は保ってくれた。
 月山・八合目駐車場から月山山頂を経て湯殿山へ下りる行程。

 残念ながら、脚を痛めた方と付き添いの方・参加者2名には、自然の家の土屋所長自らリードしてもらい姥沢に下りていただき、本隊は湯殿山へ向かう。
 初心者を意識してペースを落としていたのだが、湯殿山本宮のシャトルバス最終時間から逆算して、かなりタイトなスケジュールとなってしまった。
 金姥・施薬小屋からはあまり余裕もなく、参加者の皆様には体力的にも負担をかけてしまった。
 
 月山の紅葉は大当たりの日だったけれど、紅葉の感動も消え去るほど参加者の皆さんお疲れの様子。
 すぐ後ろについていたお客様は、「月山はいいけれど、ここ(湯殿山コース)はもういい」とおっしゃる。
 私自身は、シーズン中にわたり登山者であふれる羽黒・姥沢の両コースより、人(ひと)気の無い静かな湯殿山コースは好きなのだが。

 湯殿山コースは嫌いになっても、月山は嫌いにならないでください!(前田敦子風)

 今シーズン、正直いえば、コミュニケーション能力の無さにガイドとしての限界を感じていた。
 資格更新も次回は諦めよう。
 そんなことを考えていた。

 もちろん今回の企画のために睡眠時間を削って諸準備に励んできたし、ガイドとしてのモチベーションの低下が今回の山行に表れたとは自分でも決して思わない。
 全ての日程が終わり、自然の家H支配人から「次の企画もよろしくお願いします」とおっしゃっていただいたことは嬉しいことである。

 なんとなく、今のままの自分、今のままのガイドじゃダメなんじゃね?
 そんなことを思いながら、いつものように

 Img_1345
 帰宅途中のセブンでコーヒーとドーナッツを買い、ひとり打ち上げ。
 そして、以前のガイド山行と同様に


 ジプシーキングスの『インスピレーション』を車中で聴きながら自宅に帰る。
 今シーズンも、一つのガイド山行が終わる。

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