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天は二物を与えた

毎年この季節になるとマスゴミがにぎわう「ノーベル賞」。

日本では、まあ田中耕一氏や山中伸弥教授などの例外もありますが、棺桶に片脚突っ込んだような爺が受賞するイメージがありますが (え?ぼく何かまずいこと書いてます?)

 日本のメディアはかぎつけてないようですが、今年ノーベル物理学賞に輝いたアメリカ・ブラウン大学のマイケル・コステリッツ(Michael Kosterlitz)教授、バリバリの元クライマーであることが判明しました。

British climber shares Nobel prize by UKClimbing BBS

P4

「トポロジカル相転移および物質のトポロジカル相の理論的発見」の業績 い や わ か ん ね え よ により、David J. Thouless教授(ワシントン大学)、F. Duncan M. Haldane教授(プリンストン大学)との共同受賞に輝いたマイケル・コステリッツ教授。

マイケル教授は1942年スコットランド出身74歳のイギリス人。
ケンブリッジ大学、オクスフォード大学で物理学を学び、その後コーネル大学、バーミンガム大学を経て現在のブラウン大学教授に就任。

クライミングはイギリスの岩場で修行し、60~70年代にかけてヨーロッパアルプスで活躍しました。
代表すべきクライミングとして、

P1_2
プチドリュ西壁アメリカンダイレクト第2登

P2_3
ピッツ・バディレ東壁バリエーションルートの初登
などが挙げられています。

P3
クラックを登る若き日のノーベル賞学者。

スーパートポの掲示板の書き込みによればあの「酔っぱらい」ドン・ウィランスらとヨセミテを訪れ、ハーフドーム北西壁、センチネル西壁なども登っているとか。

その後、残念ながら多発性硬化症を発病してクライミングは断念したそうですが、引き続き研究者としての道を歩み、今回の受賞となったものです。

凡人の私など、0.1物も持っていないというのに・・・

元クライマー、そして研究者として一つの頂に立ったマイケル・コステリッツ教授に、敬意を表します。

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コメント

プチドリュ西壁アメリカンダイレクト第2登ですか、凄いですね。クライマーはどちらかというと理論屋さんが多いと思います。数学・物理方面でもですね。時間の使い方の問題もあるのか?

まあ、アレクサンダー・フーバーも物理屋さんには違いありませんからね。集中力はあっても、やはり疲れで眠くならないぐらいの運動量で熟せるぐらいでないと時間なんて無いですよ。

山中伸弥先生も若くしてノーベル賞とってます。クライマーだとジョンギルは数学者です。

pfaelzerwein 様

 返信が遅れましてすみません。
 
<<クライマーはどちらかというと理論屋さんが多いと思います。
 あーわかりますわかります。(笑)

 突っ込んで書けず、自分のブログ記事とpfaelzerwein 様の書き込みを読んで改めて感じたのですが、

「ノーベル賞級の研究者って、どんな思考でクライミングしている(していた)のか?」

 以前に日本のビジネス本で流行った「地頭力」とでもいいましょうか、仕事で東大・京大の研究者と一緒になる機会がありましたが、発想が普通と違うような方が多いような気がします。
 どんな発想・思考で壁を登るのか聞いてみたいですね。

けんじり 様

<<山中伸弥先生も若くして

書き込みありがとうございます。
そうでした!
記事書いた翌日に突然に山中先生がマラソン走ってる姿がピピッと頭に思い浮かんでました!
申し訳ないので本文に追記します。。。

ジョン・ギルが数学者というのはすっかり忘却の彼方でした。やっばり翌日、「あー剣のⅥ峰Cフェース初登したの、京大の西堀栄三郎先生だったなー」などといろいろ考えておりました。
またお気づきの点あらばコメントお願いします。

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