雷
山形県朝日少年自然の家・夏季長期キャンプ行事の登山下見のため、月山・姥沢口へ。
到着時は無風、ガスによる視界不良、気温18℃。
自然の家職員の方々が来る直前、上空から雷の音。
職員の皆さんが集まったところで協議、雷のリスクを考え、本日の登山は中止を決める。
どうも朝日少年自然の家行事に雷というと、2014年のトラウマが残っているのだが、山岳ガイドとして選択肢は一つ、下山しかない。
ちょうど雨も強く降り出した。
自然の家職員の皆様は、そのまま長期キャンプの会場となる志津キャンプ場の下見へ。
私は車の中で、実家絡みの問題でお世話になっている司法書士さんのアポをとるため電話。
電話中に外をみると、さきほど駐車場を出て行った某登山団体様のマイクロバスが戻ってきてリフト駅へと向かっていった。彼らも登山中止を決めたのだろう。
雷鳴はまだ続いている。
会社勤めの人間には貴重な平日休み。
月山から下りて、午後は司法書士事務所、それから郵便局に行き、本人でないとできない保険の手続き。
一日延ばした「連休」は、雷に終わる。
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