鳥海山 矢島口(祓川) 2018年4月30日
山頂直下の急斜面はもうグズグズのザラメ雪、スキー板を夏道にデポし、兼用靴にアイゼンを装着して七高山を往復。
行動食をかじっていると、背後から会話が聞こえる。
「○○さん、今日お帰りですか」
「いえ、今日もう一泊して、この山の別ルートを登ってみます」
その中年女性は車中泊で鳥海山を攻めまくっているらしい。
これだけの人気を誇る鳥海山。地元の人間として、もっと経験を積まなければ、と思う。
超ウルトラスーパー久々の山スキー、冷や汗かきながら斜面を滑りながら自然観察。
雪の中から顔を出したシャクナゲ、つぼみが付いていました。
祓川山荘最寄りの駐車場は車で満杯。
私はその手前の駐車場に停めていたが、朝6時には空いていたが12時に下山してみると車でぎっしり。
スキーバムが多いらしく、車中泊の装備が詰まった荷室、ハッチドアにはウェアが干してあったりと、表現は悪いが『難民キャンプ』状態。皆さんバリバリ滑りまくってるな-。
私も駐車場で装備を乾燥させてから、温泉めざして駐車場を発つ。
ときおり、植物観察するため車を停めながらの移動。
山スキーと早春の緑を味わいながら、帰宅の途につきました。
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