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荒れる月山湖

秋田での現場作業を終えた翌日、再び山形県朝日少年自然の家『チャレンジキャンプ2018』に合流。

例年であれば、子供達が自分たちで組んだ筏で最上川を下るプログラムなのだが、今年は少雨の影響で最上川が渇水、まったく筏で下れる状況になく、月山湖での「筏体験」に変更された。

私たちボランティアスタッフの仕事は、筏、カヌーの運搬、カヌーに乗船して筏の見守り。

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月山湖、湖畔に並べた筏に向かう子供達

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筏漕ぎのレクチャーを受ける子供達

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月山湖にこきだし、みんなで月山湖の噴水を眺める。

問題はそこからだった。
スタッフの誰も予想してなかったのだが、月山湖の流れに加えて帰りは強烈な向かい風と局地的な雨に見舞われた。

漕いでも漕いでもなかなか前に進まない。
筏の子供達を励ましながら、対策を考える。

カヌー競技出身の女性職員Tさんはロープで曳航しながら、「もっとロープがあれば・・・」

遠く離れたボートにいるスタッフKさんがレスキューロープを持っていると聞き、私が一人で隊列を離れ、全力でカヌーを漕いでレスキューロープを借り、また全力でカヌーを漕いで筏集団のところに戻る。
筏にレスキューロープを取り付けようとするが、私のカヌー経験の浅さが露呈、ロープが筏の下にくぐってしまい、うまく曳航できなくなる。

我々が苦戦していることを陸上スタッフも察知、ゴムボートで救援に来てくれたときには雨もひどくなっていた。
女性職員Tさんが子供達に「ぜったい帰れるから大丈夫だよ!」と子供達を励ますかたわら、レスキューロープを必死で操作しようとしていた私は横波を受けて転覆。大江町カヌー協会の方に助けてもらう。情けない・・・・

転覆から復帰した私はロープでの曳航を断念し、カヌーの先端を筏の尻に押しつけ、筏の推進力の援助にまわる。
他のスタッフはボートで筏で船酔いになっている子供達を搬送したりと大忙し。
ようやく全ての筏が帰還できたのは昼過ぎだった。
スタッフみんなで、ようやく帰れた疲労感と子供達の安全を確保できた安堵感でほっとしていると・・・

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子供達のうち、元気な奴らは相変わらず岸辺で飛び込み遊び。

この日は早めに切り上げ、朝日少年自然の家に撤収。
そこでライフジャケット、バラした筏のパーツを洗浄、天日干し。
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職員の方々、ボランティアスタッフの皆と片付けものをしていると、誰かが「ああ、これで夏がおわった気になりますね」と言う。

そう、今年も子供達との夏が終わる。

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