« アルメニア大地震で活躍したクライマー達 | トップページ | 2018年 ピオレドール・ロシア、スチール・エンジェル賞決まる »

どんづき搗き、尾花沢の「ごっつぉ」

12月24日、山形県尾花沢市 芦沢地区で行われる『どんづき搗き』行事を見学。

同地区の種林寺に祀られている延命地蔵堂の縁日に、子供達が「どんづき」(地面や土台を固めるための道具またはその作業を意味する)、地蔵の木像を持って各家庭を廻り、古くから伝わる「芦沢どんづき唄」を披露する。家の人は賽銭やお菓子を子供達に渡すという行事だ。

P6
年末を迎え、静かな芦沢集落。

P2
気温1℃、雪もぱらつく中、集落を巡るのは中学生以上の子供達。
小学生は地蔵堂の別当役を務めます。

どんづき搗き、地蔵堂の様子を約2分の動画にまとめました↓

P3
中学生たちが持つ「どんづき」。
地面や床に打ち付けず、ヨーヨーのように空中で叩きつける演技をします。

P4
各家庭を廻る地蔵木像。

「どんづきですー」
と子供達が玄関に入ると、大人達も「どんづきかー」 「ごくろうさまー」とあたたかい、ねぎらいの声をかけ、賽銭や菓子袋を差し出します。

P5
2時半頃、続々と地蔵堂に集まる集落の人達。

P8
年配の女性はお重を手にしています。
中身は地蔵尊に御供えする「炊き込み御飯」。

三脚と撮影機材を持ち、余所者然とした私にも「御護符ですよ」と炊き込み御飯を分けて下さった。
P7
これは2回目にもらった炊き込み御飯。クマダケ(山形弁・コウタケ(香茸?)と思われる)入りだよ、とご近所同士で話しが盛り上がる。尾花沢の「ごっつぉ」です。

P1
地蔵堂の様子。
お堂の地蔵をはさむように、女の子2人が別当役として座っています。
2人は座ったまま、集落の人々が次々と参拝に来る様子は、ネパールのクマリを思わせる光景でした。
この延命地蔵には、一年に一度、子供たちと一緒に遊ばせると、子供たちの無病息災と家内安全が叶うと言い伝えられています。
本来は子供達はお堂の中で別当役のはずなのですが、男の子たちは雪遊びに夢中でした。

大人達が子供達をあたたかく見守る行事が行われていき、静かな芦沢地区も新しい年を迎えていくのでしょう。

|

« アルメニア大地震で活躍したクライマー達 | トップページ | 2018年 ピオレドール・ロシア、スチール・エンジェル賞決まる »

民俗・風土」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: どんづき搗き、尾花沢の「ごっつぉ」:

« アルメニア大地震で活躍したクライマー達 | トップページ | 2018年 ピオレドール・ロシア、スチール・エンジェル賞決まる »