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ベトナム・ダナン日記 ソンチャ山を行く編

今回のベトナム行き、職場の環境変化もあり、全くガイドブックの類も目にすること無く当日を迎えた。

問題は最終日のフリータイムである。

ダナンとフエの間にある、90年代に新設されたバックマー国立公園を歩きたかったのだが、非常にアクセスが悪く、フリータイムの日の夕方には帰国しなければならないため、断念。

滞在三日目、フエを訪問する途上、ダナンにほど近いソンチャ山(850m)の均整のとれた山容に一目惚れした。

山頂まで車道が続いているということであまり関心は無かったのだが、その山容の美しさに車でもいい、行ってみたい、と思い、急遽フリータイムはソンチャ山を訪れることにした。

例年ならば私は単独行動をとるところだが、ホテルの相部屋で同じ職場、年下ながら上司というK澤君が「一緒に行ってもいいですか?」というので快諾する。彼は弘前大探検部OBでラフティングの名手なので、何かあっても大丈夫だろう。

出発前の日になってK澤君から、「ちょっと人数増えるんですが・・・」と打ち明けられる。リゾート地のダナン、特に目立った観光地のフエやホイアンは団体行動で廻っているので、みんなフリータイムの行き先に困っていたようだ。若手中堅社員4名が私たちに加わり、総勢6名でソンチャ山を目指すことになった。

Sontra

ソンチャ(Mt.Son tra) Photo by Panolamio

 

 まず手間取ったのは、ソンチャ山へのアプローチである。

 ソンチャ山への行き方に関する日本語のサイトは幾つかあるが、それらに全く触れられていない現実を知ることとなる。

 私はベトナムに到着してから配車アプリGrabを利用していた。この配車アプリでは7人乗りの大型車も手配できる。フリータイムの朝、現地ガイドさんも伴って配車アプリで車を呼んでみると・・・若いドライバーが来たのだが、凄い暗い表情。

 そう、ソンチャ山へ行くことは、現地ドライバーには嫌がられるのだ。あまりの急坂、狭い道がその理由らしい。

 配車アプリGrabなら片道260000ドン(1300円)なのだが、Grabを通さず、往復800000ドン(4000円)なら行ってもいいという。私の判断でこの若いドライバー氏はキャンセルし、もう一人ドライバーを呼んでみた。

 こちらもやはりGrabを通さず往復800000ドンなら行くという。Grabを通すと3割をGrabに上納しなければならないらしい。先ほどの若手ドライバーの車より少し馬力がある車とのことで、二人目のドライバー氏に頼むことにし、六人でスズキのワンボックスカーに乗り込む。さあ、ソンチャ山目指して出発だ!

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配車アプリで呼んだけど、結局直接取引でソンチャ山行きをOKしたライさん。出発時は渋い顔だったが、後に結構商売上手な人と知る。

 

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ソンチャ山への道は激坂の連続。同行したK澤君は普段はロードバイク乗り、sea to summitにも出場する体力派。みんなして「この坂すげえ!」といいながら、約30分ほどで最初の展望台へ。標高800mを超えると風も涼しい。参加した他のみんなも絶景を楽しんでくれているようでほっとする。

 ドライバーのライさん、嫌々来ていると思いきや、そのまま最高地点のバンコー峠に移動、私たちを案内してくれる。

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バンコー峠展望台にある、中国将棋をしている仙人像

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ソンチャ山山頂にそびえるレーダー基地、その下部に立つ猿の石像。ここソンチャ半島には、世界で一番美しいと言われるドゥクラングール(絶滅危惧種)が生息している。帰路、1匹だけ、普通の猿を目撃できた。

以下、ソンチャ山でみかけた花。

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みかけた生き物は、このイグアナに似たトカゲくらい。

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ソンチャ山最高地点の展望台を見終わった後、ドライバーのライさんからスマホの翻訳アプリで「200000ドン追加で大仏のある寺に行く」ともちかけられる。フリータイムのヒマをもてあましていた我々6人、ライさんの商売に乗っかり、ソンチャ山の稜線を満喫した後は観光ドライブとあいなりました。

 その後ホテルに戻る予定を変え、私が行きたかったダナンのアウトドア用品店まで走ってもらう。ライさんとLINEの交換をしたが、数時間後には翻訳アプリで書いたのだろう、たどたどしい短い英文で「今度訪問するときには連絡くださいね」とLINEで連絡が来る。

 その営業努力に、ベトナム人の商魂とたくましさを感じつつ、無事ソンチャ山を訪れることができたことに感謝。

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