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紅と蒼

9月29日、古寺鉱泉から大朝日岳山頂を往復。

気象予報では雨だが、前線通過前に登り終えることを目論む。

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入山すると、霧雨、時々小雨。こんな日は登山者も少なく、紅葉シーズンにもかかわらず静かな山登り。

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ヒメサユリでにぎわった登山道は、今はリンドウが花盛り。所々でトリカブトの蒼色とアキノキリンソウの黄色のコラボ。

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稜線に出ると、登山道の周囲も紅葉で彩られる。

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ガスで全く眺望もない山は、登山道脇の紅葉を楽しむ。

P7_20190930223601大朝日小屋脇に残るマツムシソウ

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小屋に続く稜線は、チングルマの紅色に染まる。

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下山途中、ようやく山肌が見えてきた。

古寺鉱泉目指して下山中、足並みのそろった集団に追いつく。先頭のリーダーはブナ林で「樹幹流・・・」を説明している。大朝日のツアーはタイトなスケジュールのツアーが多い中、おおっ、いいなあーと思いつつ、最後尾の方が「追い抜きでーす」と声をかけてくださったので追い抜きしようとしたところ・・・

「大滝さん?」「あれ?」

その集団は毎度お世話になっている月山エコプロのツアー、先頭は近田郁子ガイドだった。

「下見ですか?」と近田ガイドに尋ねられる。

お客様もずらっと並んだところで「会社で精神的に疲れたので大朝日登りに来ました」とはこっぱずかしくて言えないので、

「そうそう」と答える。神様、女性に嘘つきました。ごめんなさい。

その後は私のペースで駆け足で下りる。

今日は自宅に戻らず、古寺鉱泉の朝陽館に泊まる。駐車場で濡れ物・汚れ物を着替え、お泊まり道具を揃えて朝陽館に向かう。

ちょうどそのタイミングで下山してきた近田ガイド一行とすれ違い。

「大滝さん、今日はお泊まりですか?」

近田ガイドに尋ねられ、

「 現 実 逃 避 で す 」

と素直に答える。それから私は今宵の宿、朝陽館に向かった。

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古寺鉱泉~大朝日岳 登山道情報

一服清水近辺に、9月24日頃の暴風でかなり太い倒木が4箇所にわたり道を遮っています。

乗り越えたりくぐったりして通行に問題ありませんが、倒れたばかりの倒木、手がかりになりそうな折れ残った幹がぐらついたり、足がかりとなる枝が滑りやすくなっていますのでご注意下さい。

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エナジーチャージ

あ~ブログ更新サボリにさぼった。

10月も世のため人のため、現場作業員に専念します。

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会社の偉い人のカナダ土産、メープルシロップキャンディ。職場のテーブルに置いて皆でつまむ。

本場のメープルシロップの素材を生かして、あまり甘くなくて美味。

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福島・会津に仕事で赴いた同僚から買ってきてもらった、おなじみ「堀ドライブイン」の馬刺し。

コレ喰って、今週来週の仕事乗り切ります。

しかし地球温暖化対策の前に、中年女性登山者の元気さを発電か何かに利用できないものか。

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百宅(ももやけ)、ダムに沈む集落。

 エコプロの真鍋ガイドをチーフガイドに、期待のホープ伊藤ガイド、オマケの私の3名体制で一泊二日の鳥海山ガイド。

 秋田のモニターツアーということで、1日目は現在計画進行中の鳥海ダムに沈む集落、百宅(ももやけ)をお客様と共に見学・散策する。

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山スキーの帰りの入浴でおなじみ、鳥海山荘でお昼。ミズのムカゴのおひたしに、「あー山に来た」

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この光景も、

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 この風景も、

やがてダム湖の水に沈む。

過疎化が進む農村ゆえ、反対運動もなく、住民の移転交渉が進んでいる。

私たちは地元の鳥海・飛島ジオパークの方々にガイドされながら、集落を歩いた。

百宅地区にはまだお住まいの方もおられる。ときには、地元の方に暮らしぶりなどを伺いながら。

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百宅地区の方が家の前に植えていたマリーゴールド

 過去に当ブログにも書いているが、私はガイド資格を得る前、西日本某県のダム建設現場に1年2ヶ月ほど赴任していた。

 そこは計画から反対運動を経て38年かけ着工となったダムだった。

 人々の営みが消えていく現場を目にするのは2度目となる。

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集落の外れに立つ栗と梨の巨木。今年は豊作とのお話のとおり、無数の栗・梨が実っているが、採る者は誰もいない。

 翌日にロングコースの鳥海山ガイドを控えながら、私が山岳ガイド資格を志す遠因となる、ダム現場の日々に思いを巡らせた。

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