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【レビュー】ストームゴージュアルパインパンツ

ファイントラック社のストームゴージュアルパインパンツを購入。

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左が従来愛用してきたストームゴージュパンツ、右がストームゴージュアルパインパンツ

 FT社のストームゴージュアルパインパンツを購入。
 以前はフランスのアイダー社のパンツを登山用だけでなく普段着としても着用していた。アイダー社製品が日本から撤退、入手できなくなり、生地もゴムも劣化してしまった。

 アイダーのパンツにとって代わったのがFT社のストームゴージュパンツである。生地がゴワゴワするという方もおられるが、私は登山用だけでなく普段着としても利用している。さすがに傷みが目立ってきたので、今回はストームゴージュアルパインパンツを新たに購入。

 早速、悪天下の古寺鉱泉~大朝日岳往復で使用してみた。

 驚かされたのが、生地の撥水能力。

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 登山口から歩き始めて6時間後のパンツ生地をマクロ撮影したもの。天候は小雨~霧雨の繰り返し。風が吹いていたため、常に雨粒が身体に吹き付ける状態だった。

 新品ということもあろうが、雨粒を一切通さない撥水能力を保つ。

 私は登山において、よほど強い雨でないかぎり雨具のズボンは着用しない。ガイド山行ではお客様から「ガイドさん、下履かないんですか」と心配されるほどだ。理由は単純、汗かきな私は雨具のズボンを着用しても結局身体が発する汗でずぶ濡れになること、足回りがブカブカするのが嫌だということに由来する。

 これだけの撥水能力があれば、雨具の下を履かない私には大変便利なパンツとなる。

 さらに特筆すべきは、ストームゴージュパンツに比較して太股のベンチレーターが大型な点である。

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左がストームゴージュパンツのベンチレーター(FT社の用語ではリンクベント)、右がアルパインパンツのベンチレーター

大型ベンチレーターの効果だろう、風を受けると太股・膝周りの空気が動いていることを実感する。

これらの撥水能力、ベンチレーターのおかげで、先日の大朝日岳往復は一日中、雨具のズボンを着用せず、かつ快適に歩くことが出来た。

難点を挙げるとすれば、

Ft5 ベンチレーターが大型になったため、脚を曲げた際にシルエットが乗馬ズボン並みに横に広がってしまう。私は格好に無頓着な方なもんでさほど気にしないが、人によっては好みが分かれるところだろう。

 所有しての課題は、今後は幾度もラフに洗濯するわけで、どうやって新品同様の撥水能力を保持するか、になるだろう。

Ft2_20191002090601上がストームゴージュパンツ、下がアルパインパンツのバックル

 今後はこのパンツを存分に使い倒したいと思います。

※当初、記事中で別モデルの「ストームゴージュパンツ」を「旧モデル」と誤って表記しておりましたので修正しました。(2019.10.1)

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コメント

古寺鉱泉のリポートを読ませていただきました。はるか昔、高校1年生のときに1泊したことがあり大変懐かしく思い出しました。朝日連峰を縦走しようと思って入山したけど大雨で大朝日岳だけ登って古寺鉱泉に下山して1泊しました。当時は確か自動車が入れずご主人はオートバイで荷物を運んでいた記憶があるのですが。なくなるのはさみしい限りです。

投稿: 熊崎和宏 | 2019.10.23 16:15

re:熊崎様
 
 コメントありがとうございます。遅い返信で失礼します。

 熊崎様が高校生の頃といえば、百名山ブームに覆われる前、良い意味で朝日連峰も今よりずっと静かな雰囲気の頃ではなかっだしょうか。

<<当時は確か自動車が入れずご主人はオートバイで荷物を

 今も駐車場から沢筋の細い道(林業が盛んだった湖のかつてのトロッコ道と聞いています)を歩いて行きます。今のご主人の「脚」は原付バイクで小屋の前に停まっておりました。

<<なくなるのはさみしい限りです。
 伺ったお話では、その立地条件ゆえに解体には莫大な金額がかかるとのことで、解体の見通しもたたないとのことでした。お金という現実的な問題で致し方ないところですが、建物が廃れていく姿をみるのかと思いますと、これもまたさみしいものです。

 またご感想ございましたら、コメントお寄せいただければ幸いです。

投稿: 大滝勝 | 2019.10.27 11:49

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