東京日記
2月24日
コロナウイルス狂騒曲の中、東京出張。
1泊2日の予定だったが、若手エースE君の家に不幸があり、急遽延泊・現地で作業することが決まる。
貴重品のマスクにアルコール消毒剤、完全武装でいざ東京へ。
山形から1人ハイエースを駆って東京に移動、西日本某県の出張から移動してきた親方、E君ペアと合流。
葬儀に参加すべく山形に戻るE君を予約していたホテル経由で駅に送ろうとしたが、若手エースのE君、今回の宿をBooking.comとやらで予約したらしく、予約のキャンセル・変更が滅茶苦茶困難な状態になっていた。
フォローすべく私もBooking.comのカスタマーセンターに電話しようとするが、出てくる番号が「オランダ・アムステルダム」w
出張が日常茶飯事になっている私、宿の予約では楽天トラベルなど予約サイトは宿探しの参考にするものの、サイトを経由して予約を入れることはほとんど無い。
仕事の工程は状況によって変化し、常にキャンセルや延泊の可能性が高い他、大型トラックを常用するため、宿に直接駐車場の確認をしたり、時には大型車を停めてもらえるよう交渉したりするため、予約サイトは私にとって「使えない」のだ。
細かいノウハウも、若手に伝えなくちゃなあ・・・と同時に、ネットは万能ではないと痛感させられた出来事。
どうにかこうにかE君を山形に送り出し、夜は久々に親方と夕食を兼ねて飲む。
焼き鳥屋「とり鉄」にて、ビールの泡にはハートの絵柄。さすが東京、店のお姉さんも「美貌の女性が無駄に消費されている」と思うくらいにえらい可愛い。明日から仕事がんばります。
2月26日
仕事の休憩時、米津玄師の仙台ライブが中止になったことを知る。
息子と娘のため、倍率10倍といわれる抽選を突破してチケットを購入していたが、致し方ない。
チケット購入で自分の運勢をすべて使い果たしたような気がする。コロナウイルスに感染して死んだら皆さんごめんなさい。
2月27日
久々に工事機械を操って仕事している最中、携帯に電話が入る。
3月に予定していた、子供たちを引率する山行がコロナウイルス蔓延に伴う自粛措置で中止の連絡だった。
私のブナ林ガイドの師である横山さんから引き継いだイベントだっただけに、私なりに力を入れて準備を進めていたが致し方ない。
一現場作業員として、今日も黙々と東京の片隅で働く。
2月28日
葬儀を終えて戻ってきたE君と合流、午前中引継ぎを行い、現場でお世話になった方々に挨拶してから大型トラックに乗り込み、一人山形を目指す。
長いドライブ、余計なおしゃべりの無い米軍向け放送AFNの音楽を聴きながら、首都高を北に向かって走った。
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