ヤーニャ・ガンブレッツ、オリンピックとコロナウイルス問題を語る
ついにJOCの山口香氏が五輪延期の意見を表明し、モメにモメてる東京五輪。
各国のアスリートからも東京五輪開催に疑義が表明される中、スロベニアのヤーニャ・ガンブレッツ(ヤンヤ・ガンブレット)が1分40秒の短いインタビューながら、今現在の東京五輪、コロナウイルス騒動について語りました。
スロベニア語は教本読んでもさっぱりですが、Yahoo News が文字起こししてくれているので以下引用開始
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「まさに今、私たちはオリンピックが開催されるかどうか少し不安です。私のトレーニングは全力で進めています。その(コロナウイルス)ためにトレーニングを休むことはありません。」
「もちろん、オリンピックの1年間延期は困難でしょうが、無観客のオリンピック開催も異様なことです。なぜなら、それ(観衆の声援)が競技の魅力であり、皆が拍手し、応援してくれるからです」
「とにかく私は気にしないようにしています。ひたすらトレーニングを続けるだけですが、オリンピックが開催されるなら良いことですし、延期されるなら、私はそれがアスリートにとっても、スタッフにとっても最高だと思います。オリンピックが1年延期されるとすれば、私たちに何ができるでしょうか。それを気にしても仕方ありません。」
「混乱することはないと思います。毎年、コンペのために一生懸命トレーニングしています。毎年同じことです。12月からトレーニングをスタートし、冬の間中、ハードにトレーニングしています。すべてのコンペに備えて準備するからです。ですから、もし延期されたとしてもハードにトレーニングしているので、そんなに問題ないと思います。」
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以上引用おわり
当方が収集した情報では、東京五輪に備えて日本でトレーニングしていたヤーニャ・ガンブレッツですが、さすがにコロナウイルス蔓延で自国に戻りトレーニングしているようです。
『延期されるなら、私はそれがアスリートにとっても、スタッフにとっても最高だと思います。』
というところにヤーニャの本音が垣間見えますが、その若さゆえでしょうか、オリンピックだからといって何なの ? とまで感じさせる落ち着きがトップクライマーの「貫禄」といえましょう。
センセーショナルにIOCを批判するアスリートのツイッターなどは、世論誘導して五輪延期・中止にソフトランディングさせたい日本のメディアが即座に飛びつきますが、ヤーニャのような泰然自若としたコメントは日本のマスゴミもスルーするんでしょうね(棒読み)
スロベニアでも感染者が200名を超え死者も出ているとの報道がありますが、コロナウイルス騒動が明けた時期のスロベニア勢の活躍が楽しみです。
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