復習するは我にあり
コロナウイルスという災厄下の連休日記。
5月×日
連休直前に、出張班から関連会社への提出物を預かる。
その他諸々の内業もあるので、通いなれた工場の事務室に出勤。連休後半初日で無人の事務室。
各地から戻った出張班の若い衆たちのツナギ服が山と積まれているので、洗濯しながら、事務室で内業をこなす。
工場の事務室、エアコン有り、大型モニター兼テレビ有り、wifi電波有り、コーヒーとお湯有り、山形新聞の配達有りと、1人で過ごすには最高の設備である。
ダメ元で関連会社に電話をかけてみると、取締役のUさんが休日出勤していた。嗚呼、ここにも日本の企業戦士が一人。
恐縮ながら事情を話し、車で数分の所にある関連会社へ行き、提出物を預かってもらう。
時間をみて洗濯機から洗濯物を取り出し、まだ残っているツナギ服を洗濯機に入れ、また内業するというループ作業。
内業を一区切りつけ、山形新聞を読む。今日の占い欄、2月生まれは・・・
『仕事を忘れ、愛する人と共に過ごす時間吉』と書いてある。
洗濯を終え、事務所を施錠し、さっさと帰る。
5月×日
先日の夕食のおかずの豆苗(とうみょう)、 茎と葉を切り取った種子の部分を水に漬けておく。ここ最近の暑さで、凄いスビードで成長。台所で生命力を感じる一コマ。
5月×日
世の人々は退屈だというが、こちとら身に着けたい知識はまだまだある。
いつも会社の机に入れてある『測量トレーニングノート』。立正大学で測量学の単位は取得したが、就職して実務で測量を行うとなると、いわゆる測量士・士補の資格試験テキストは枝葉が多すぎて、あまり役立たない。実践的でかつ偏差値50の私の頭でも理解できるよう、社会人になってから購入した、農業高校生向けのテキストが一番わかりやすく、今でも愛用。連休利用して読み返す。
復習するは我にあり。
5月×日
山に行かない日々、里山をジョギングし、昼は老母の買物に付き合い、午後はのんびり読書というルーチンワーク。
里山とはいえ、いろんな花が咲き始めた。
里山登山口にある植栽のツツジは紅色なのだが、山上のツツジは淡いピンク。その淡さが野性味を感じさせる。
帰路の河川敷も春の花で彩られている。コメツブツメクサ・・・かな?
黄、白、青、各種の花の鮮やかさに『雑草という名の草は無い』という昭和天皇のお言葉を思う。
5月5日
カミさんから出された柏餅に、「ああ、子供の日だっけ」と思い出す。
来る日も来る日も報道はコロナばかり。
メディアでは子供の日の明るい話題は無いが、家族が元気に過ごしていてくれれば、それで十分。
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