ブナの森探検 2020
朝日少年自然の家企画事業「初夏ハイキング ! ブナの森探検」にサポーター参加。
コロナ禍後、初の少年自然の家行事ということもあり、マスク・消毒液持参で訪れると、
おなじみのボランティアスタッフルームは三密を避けるため閉鎖、事前ミーティングも解放された談話室で始まる。
参加者も先着20名と例年より少なめに設定されての企画。
ツイッターで不毛なコロナ自粛論議に熱中している人たちと違い、最前線はもうノンストップで「アフター・コロナ」の活動開始である。
参加者の皆さんと共に山形県自然博物園に移動。
少年自然の家の計らいで、子供参加者をおおまかに年齢分けし、例年3班編成のところをブナ林ガイド4名依頼し、今年は4班編成。
私は運よく同じガイド団体でお世話になっている近田郁子ガイド引率の班に加わる。幼稚園児2名、小学生2名、保護者2名の理想的な少人数でブナ林へ入る。
博物園の絵地図に興味津々な女の子に教える近田ガイド(右)
私もJMGAガイド資格取りたての頃にブナ林ガイドで修行した経験があるのだが、ブナ林ガイドにもいろいろ個性が表れる。
百科事典のようにブナのことを説明していくガイドもいれば、臨機応変に参加者の興味に応じるガイドもいる。
近田ガイドは子供たちの興味を大事にして楽しませるガイディングが巧みだ。
子供たちも小学校低学年、幼稚園年長の子ということもあり、私なら見過ごしそうなことに興味津々。
笹船作りが子供たちのツボにはまったらしく、何艘も作っては雪解け水で増水した沢に流す。子供たちはいつまでも飽きない。
今年から自然の家に赴任したマウリーさん、笹船作りの指導に大活躍。
ゆっくりペースで移動ということもあり、マスクを着用しながらの行動。
お昼はブナ林広場で、みんなでお弁当開き。
昼の時間を利用して、近田ガイドから今シーズンのブナ林の情報収集。昨年のブナの実凶作で、やはり「ブナもやし」は見られないとのこと。
皆が戻ってから、博物園前の広場で「木のペンダント作り」。
6月、ようやく自然の家企画事業もスタートした。コロナ禍の後で野外活動も様々な制約を受けている。今シーズンは手探りで最善を求めることになりそうだ。
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