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11月の憂い

20201115

11月も早くも半ば。

山に行くには最高の快晴の日、私は下界にいる。

父の命日には早いのだが、連休は娘の登校日が重なりそうなため、老母を連れて早めの寺参り。

前日はカミさんに花の準備をさせ、私はお寺への御布施の準備。

11月は仕事の性格上、冬を前に慌ただしい時期でもある。亡父の八回忌を迎え、葬儀・法事をめぐる記憶はいまだに生々しい。

11月という時期は、あまり良い記憶も良い印象もない。

 

 お墓や位牌に向かって手を合わせるが、子供たちの成長を故人に報告したくてもできないもどかしさ。そのもどかしさは、この歳になっても未だ父の死を引き摺っているのだろうか、とも思う。

 私にとって、死者は死者である。山で人生を閉ざされた人々を見てきたので、死者に生者の声が聞こえているのか、私にはわからない。

 位牌壇と墓参りを済ませ、老母、成長した子供達とともに車に乗り込む。

 来週は山に行こう。

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