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老 木

地吹雪の中、月山・志津へ。

スノーシューを履いて、一本ブナを目指す。

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交通標識がだいぶ近くなってます。今年は期待できそうだ。

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たまに日差しが差すが、気温マイナス5度、風強し。

ちょいとVlog風にまとめてみました。

若かりし頃、北海道の冬山用に購入した特大サイズのタブスのスノーシューですが、膝下まで潜るラッセル。

いや・・・コロナ禍の巣ごもり生活で体重増のせいか・・・現実を認めたくない・・・

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一本ブナは、大きな枝が折れていました。

例年、子供達と皆で囲んで休憩する場所だったのですが、これも老木の宿命か、とあきらめる。

風の音、立木がきしむ音、にぎやかな森の中で、休憩。

朝、沸騰した湯を入れたテルモスを取り出し、カップ麺に注ぐ。

気温マイナス5度、うちの夫婦仲なみに冷えたカップ麺を喰う。

一息いれてから下山。キャンプ場まで降りると、膝下のラッセルで進んできたトレースはもう雪に埋まって見えなくなっていた。

冬本番の、月山。

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PCR検査体験記 & コロナ隔離生活日記 4日目 & ウルドゥー語の夜 第10夜

今朝は6時起床。

ストレッチと八段錦で体をほぐした後、朝食。

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今滞在しているビジホ最後の朝食は、おにぎり2個+おかずパック、やきそばパック、スクランブルエッグ+ソーセージパック、そしてパン2枚パック復活。それと味噌汁。

午前中はリモートワークをこなす。

本来はPCR検査結果が判明するまでホテルに滞在すべきところだが、検査の進み具合で結果の通達が14時半になる可能性があるという。

やむなく12時チェックアウト。若手E君は家に用事ができたため先に帰し、PCR検査の対応は私が引き受ける。ホテルから医院の駐車場に移動して車中で待機。

12時半、私の携帯が鳴る。医院からの電話で、「2人とも結果は陰性です」と告げられる。

車の中から上司のK君や親方に電話、wifiルーターとパソコンを立ち上げ、会社宛てに報告メールを送信。

それから、5日間お世話になったビジホのフロントにも検査結果を伝える。フロントのお姉さんの声にも安堵感。

結果報告書の受け渡しは医院昼休み後の14時半になるため、コンビニで昼食を済ませ、公立図書館で時間を費やす。

14時半、医院を訪れ、A4用紙1枚×2人の結果報告書を受け取る。

20210126_21082515時、本社には寄らず、親方のいる工場へ直行。上司のK君も居合わせており、今後の仕事など協議。

晴れて「陰性」となったが、息子の高校受験を明後日に控えたカミさんからは「受験日まで家に来ないで」と言われているため、今日からは自分で手配した1泊3000円のビジホに移動。

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自分では気にしていないつもりだったが、やはり心のどこかで緊張していたのだろうか。

ビジホにチェックインし、溜まった洗濯を済ませると猛烈な眠気に襲われ、ついベッドに横になる。

目が覚めたのが19時半。やべえ、今夜はウルドゥー語の授業の日。

急ぎパソコンを立ち上げ、zoom画面を起動し、5分遅れで授業に参加。

今日の授業は徹底して対話形式のフレーズの練習。男性形と女性形で異なる単語を入れ替えては発音。

段々、周囲の受講生の皆さんがRoman English ではなくウルドゥーアルファベットをきちんと判読しているのについていけなくなる。今一度ウルドゥーアルファベットを見直さなくちゃあ・・・来週もさらに対話形式の授業が続く。

授業が終わり、zoomを閉じ、遅い夕食を済ませる。明日からは通常出社。

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PCR検査体験記 & コロナ隔離生活日記 3日目

朝5時半起床。

水分補給後、腰回りを中心としたストレッチ、八段錦8動作をこなしてから朝食。

本日の朝食は、

20210125_061724ドライカレーにおかず一式のパック、ホワイトソースからめた細うどんのパック、豚汁。いつものパン2枚入りパックは無し。

今日は山形市内の内科医院でPCR検査の予定。

あらかじめ指示されていたのは、

 9時~9時半の間に医院に電話をかけ、体調を報告する。

 予約された検査は12時から。11時以降は水分補給含む飲食、歯磨き禁止。

 用意するものは保険証、検査代金(¥30,000)。

9時、医院に電話をかける。今まで咳・鼻水などの症状はないか聞かれる。予約している12時までに医院の駐車場に来て、車中からまた電話をかけてほしいとのこと。

11時半に滞在しているホテルを出て、11時40分、医院の駐車場に到着。電話をかけると、通院の患者の受診が遅れそうなので、駐車場で待機してほしいと言われる。

12時10分、呼び出しの電話。同じく隔離生活を送っている若手E君と二人で来てほしいと指示される。

 医院の中に入ると、完全に顔を覆うフェース・ガード、ゴム手袋を着用したナースが待っていた。

レントゲン撮影室に案内される。椅子と机がセットされており、問診票を記入。ここで会計も済ませる。

そしてPCR検査。

今までニュースで散々みてきた「鼻の孔に棒をグリグリする」方法ではなく、唾液を分析するらしい。

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試験管大の樹脂製試料瓶を配られる。(画像では見えにくいが)中にストローが入っている。

ストローを取り出し、このストローを使って唾液を試料瓶下部に集めるよう指示される。泡だたないようにと注意を受ける。

11時以降飲食禁止と言われていたせいか、なんとも唾液が出しにくい。

E君のアイデアで、スマホに梅干しの画像を出す。2人でそれを眺めながら必死に唾液を集め、ストローで試料瓶に吐き出す。

狭いレントゲン撮影室で、大人2人が並んでスマホの梅干し画像を眺めてストローをくわえている、かなりシュールな光景。

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(汚い画像ですんません)試料瓶下部の黒線のところまで唾液で満たすよう指示を受ける。

5分くらいかかっただろうか。2人でようやく唾液入り試料瓶を提出し、検体提出が終了。

結果は明日の昼以降、私の携帯電話に言い渡されることになっている。

それからホテルに戻り、フロントで昼食を受け取り、またまた隔離生活再開。

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昼食は、コーンサラダ、ロースかつ丼、焼きプリン、あおさ味噌汁、十六茶。

昼食を終え、すぐにリモートワークにとりかかる。PCR検査に行く直前、上司のK君から見積関係の課題を幾つか受けており、やることには事欠かない。

17時過ぎまで見積書の見直し。テキトーな時間で切り上げ、いつものように「トランス」ガンガン聴きながら気分転換。

18時半、夕食到着。

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本日の夕食は、シーザーサラダ、牛カルビ丼、しじみ汁、お茶。

総務部長Tさんの交渉のおかげで、明日はチェックアウトを昼まで延長していただいている。

PCR検査結果がどうなるか。

もう陰性であることを前提に会社の皆さんも私も動いているけど、ここまでくると結果がどちらに転ぼうとも何とかなる、という全く根拠のない度胸が湧いてくる。

ホテル退出の準備をしながら、夜を過ごす。

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コロナ隔離日記 2日目

6時起床。

水分を取り、八段錦8動作とストレッチで体を動かす。その間に朝食が届く。

20210124_061719今朝は梅・豆の混ぜご飯におかずパック、焼きそばパック、トーストのパックの3品に味噌汁付き。

午前はkindleで読書。

11時、携帯が鳴る。すわ、現場関係で何か連絡かと思いきや、営業部のAさん。私と同じ高校OBの方。

日曜というのに、わざわざご足労いただき、隔離生活を送る若手E君と私の2名分、沢山の差し入れをいただく。Oto1

Aさんの車を見送りながら、私の心象風景 ↑

昼食はフロントの都合か、11時半に届けられる。

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本日の昼食はサンドイッチ、ツナコーンサラダ、カップのたらこクリームスープパスタ。

午後は明日のPCR検査予定確認やら現場関係の書類見直し。

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15時、Aさんにいただいた「出羽の恵み かすり家本店」の団子がおやつ。

18時、夕食が届く。毎回夕食時には事前にフロントから内線電話で連絡があるのだが、本日の夕食は、

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レンジで温めたばかりの天ぷら蕎麦、チョレギサラダ、なめこ汁。

夕食を済ませてから、

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スマホ、皆様から差し入れで頂戴した酒とつまみをセットして、立正大学体育会山岳部OB有志のLINEによるリモート新年会。

隔離生活といえど、いろんな方とコミュニケーションが取れ、おかげさまで孤立感は全くない生活。

リモート新年会で衝撃だったのは、1979年にリンクサール峰遠征を経験している大先輩が流暢にウルドゥー語を話せること。

ええっ、俺まだ「私の名前は大滝勝です」くらいしか話せないのに~

山岳部の先輩後輩皆には色んな刺激を受ける。まだまだ山形の片隅でくすぶっていられない。

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コロナ隔離日記 1日目

名古屋での出張先で、昨年末に作業していた他社社員の方がコロナ陽性だったことが判明。

時期的に私達とは入れ違いで、直接の接触もなく濃厚接触者に認定されたわけではないのだが、勤務先の判断で私の隔離生活とPCR検査受診が決まる。

非常事態宣言下の名古屋で作業するとあって、

・作業中も含め常時マスク着用

・こまめなアルコール消毒・手洗い

・食料買い出し以外の外出自粛

・就寝前に『魁!男塾』読む

などなど感染防止に努めていたが、やはり山形という地方都市では「同じ現場でコロナ陽性者が出た」という事実は重い。

 

21日、ビジホ最後の夜は、東北マウンテンガイドネットワークのzoom新年会で楽しく実りある語らいの夜を過ごす。

翌日。

降積雪を避け、名古屋から東名自動車道、圏央道、東北自動車道経由の約700kmを大型トラックで走って帰社。

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長いドライブのお供は、名古屋で買った「生なごやん」。白あんで美味しいね、と若手E君と意見一致。

夜に帰社し、そのまま会社手配の某ビジネスホテルにチェックイン。特別にPCR受診者を受け入れてくれるとのことで、食事は3食、部屋の外に置かれるという某クルーズ船のような隔離生活が始まる。

部長はじめ会社の皆様からは、隔離生活ということで「不便かけるが我慢してくれ」と励ましの連絡を頂戴する。

私としては、会社公認でホテル生活できるのであれば、普段の「現場作業 → 疲れる → 飯食って寝る」の悪循環を断ち切るべく、やりたいことやろう、と割り切って考える。

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総務部長のTさんも気を遣ってくれたのか、ダブルの部屋が用意されていた。

翌日。

朝5時起床(最近、歳のせいか朝が早い)

水分を取り、運動スペースの乏しい部屋で体に刺激を与えるべく、中国気功の「八段錦」8動作をこなしてからストレッチ。

朝食は6時にドアノブに届けられた。

20210123_062612食事はこんな形式で届けられます。

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シャケ入り各種おかず入り弁当、パン2切入ったパック、焼きそば入りパックの3品。炭水化物祭りと思いつつ、完食。

8時、リモートワーク開始。

現場作業にうつつをぬかしている間、内業・書類作成・見積見直しが溜まっている。とほほ。

10時。ホテルの駐車場が空いたという連絡。外の空気を吸う目的も兼ねて、車の移動のため外へ。

同じく隔離生活の若手E君と合流、必要事項の確認を済ませる。

ちょうど下着を届けに来たカミさんとも合流。コロナ感染防止のためにホテルの洗濯機が使えないことがネックになっていたが、下着を補給でき解決。

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コロナ感染防止で外にでられず、ロビーの新聞閲覧も中止になっているため、新聞は買ってきてもらう生活。

11時、上司のK君来訪。各種書類、仕事の宿題、ありがたい差し入れをいただく。

昼食は12時過ぎに届けられる。中身は生寿司弁当とフリーズドライの野菜たっぷり味噌汁。腹が減っていたので完食後、画像撮影するのを忘れていたことに気が付く。

13時~17時 リモートワーク。午前中もらった宿題や名古屋でもらった宿題やらに頭を悩ます。

各種メールのやりとりで、事務のお姉さまから「仕事はほどほどに」と励ましの言葉をいただく。

17時きっかり、作業停止。最近聴いている「トランス」をPCスピーカーでガンガン聴いて気分転換。

18時過ぎ、夕食到着。

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唐揚げ弁当、ポテト・ゆで卵入サラダ、具たっぷりフリーズドライ味噌汁、伊右衛門のペットボトル。

夜はkindleで読書。

隔離生活ということで、ホテル側でもテレビで映画見放題にしてくれていたのだが、私は中身のないハリウッド映画は嫌いなので見ない。

22時入浴、またまた八段錦とストレッチで体ほぐし、就寝。

明日も缶詰生活頑張ります。

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クライミングが人類に貢献する時

 ノルウェー工科大学傘下の研究機関SINTEFの研究者が、海底ケーブル敷設に伴う問題解決のヒントとして応用したのは、趣味であるクライミングでみかけた「ロープの捻じれ」でした。

Rock Climbing Researchers Solve Key Question for Subsea Cable-Laying by The Maritime Executive 2021.1.23

 

以下引用開始

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クリスティーナ・ベンジャミンソン執筆記事

クライミングのビレイデバイスと、海底ケーブル設置船とは、何が共通していますか?

答えは、いずれも「ねじれ」が発生する可能性があるということです。つまり、クライミングロープまたはケーブルがねじれ始めます。

これまで、なぜこの現象が起こるのか誰も説明できませんでした。しかし、クライマーでもある2人の熱心な研究者が、その謎を解く仕事にとりかかりました。

洋上風力発電所や太陽光発電所の建設において、施設や電力を送るための電気ケーブルが必要です。ケーブルの製造、輸送、建設のために取り扱うオペレーターは、ケーブルに「ねじれ」や「キンク」が発生することを知っています。クライマーが懸垂下降する際、同じことがロープにも起こり得ます。

海底電気ケーブルやフレキシブルパイプは、製造、取り扱い、敷設の際にねじれる傾向があり、従来は説明が難しい現象でした。これは取り扱いや保管の際に大きなダメージを受けることがあり、非常に高額な損失となる可能性があります。

「ねじれがケーブル内部の摩擦によって引き起こされることは、おそらく多くの人にとって驚きとなるでしょう」

SINTEFの研究者で「ねじれ愛好家」のフィリップ・メインソンは語ります。

ケーブルの「ねじれ」による損失は数百万単位の金額

内部摩擦が大きな問題を引き起こした例は沢山あります。

「あるケースでは、ケーブルが甲板上で暴れだし巻き付き、工事船が電気ケーブル設置作業を中止しなければなりませんでした」

SINTEFのクライアントからは「ドクター・ツイスト(ねじれ)」と呼ばれるメインソンは言います。

ケーブルは切断され、海底に廃棄を余儀なくされました。船は港に戻り、ケーブルが回収され、敷設が完了するまでさらに数か月待たなければなりませんでした。

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ねじれ(上)とキンク(下)を示すケーブル。イラスト:SINTEF

ケーブルは局所的に損傷する可能性もあり、条件が良ければ、叩いて形を戻したり、接続することが可能です。最悪の場合は、ケーブルの交換が必要になります。

「場合によっては、導体または絶縁体に損傷があるかどうか、判断が難しい場合があります。この種の損傷は、運用中にケーブルの故障の原因となり、多くの消費者に停電を引き起こす可能性があります」

十分に研究されていない、古い問題

それは以前からの問題でした。石油業界もこの種のトラブルを経験しており、数千万単位の費用がかかるケースもあります。

「しかし私たちの研究を除き、この問題に関する研究論文は公開されていません」

「人命に傷害を引き起こしたり、環境問題に直接関わることではないため、発生ケースの報告もありません。誰も、自身の恥ずかしいミスについて外に伝えたくない。その結果、業界はこの現象についての情報が少なすぎました。」

現在、SINTEFはこの問題についてアクションを起こしました。近年、研究者はノルウェーや海外企業と協力し、ケーブル損傷の調査と設計支援の両方に関わり、彼ら研究者の関与は重要な新しい知見を生み出しました。

「経験豊富なエンジニアでさえ、私たちが観察した「ねじれ」の原因解明のために必要なメカニズムのレベルに驚かされる可能性があります」と、メインソンの同僚であるベガード・ロンバはコメントします。

クライミングの専門知識

熱心なクライマーである2人は、休暇中にクライミングロープを扱う際の科学的知識を応用しました。

「私たちはクライミングロープの使用経験があります。これは、関わる物理学がまったく同じであるため、ケーブルについての洞察を得るのに役立ちました」語るのはメインソン。「効果的なケーブル敷設船は、あなたが考えているよりも素晴らしいビレイデバイスです」とジョークをとばしながら、数学モデル・数値モデルの両方の開発が、問題解明に重要な役割を果たしたと強調しました。

いくつものメカニズムにより、ケーブルがねじれる可能性があります。重要な要素の1つとして、ケーブルが製造段階から保管容器に巻かれる際、さまざまな方向に曲げられているという事実に関係しています。

「大きなケーブルを曲げて回転させるには、大きな力が必要であることは容易にわかります、しかし、ここに驚くべき点があります」とロンバは言いながら、小さな実験をしてみせました。

「ケーブルの途中にテープを貼り、たとえば下向きに曲げます。次に、ケーブルを巻くときに「曲がり」を保持したまま、テープがケーブルの周りを回転するようにします。この動作のために、どれほどの力を要するかに驚くでしょう。これらと同じ力が加わり、ケーブルを損傷する可能性があります」と彼は言います。(訳者注 動画0:31からの実験をご覧ください)

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このようにケーブルを曲げて、回転させてみてください。意外と難しいです。イラスト:SINTEF

「構造計算も行わずに橋を建設する人などいません。ケーブルの製造施設や敷設船で建設するときも、ケーブルの取り扱いに同じ原則を適用する必要があります」とメインソンは言います。

業界は、ねじり荷重の推定方法、挙動をリアルタイムで監視する機器、およびトルクに耐えるケーブルの数値を評価できるようなテストリグ等に関するガイダンスを求めています。

研究者らは現在、海外のケーブルメーカー、敷設業者、オペレーターが参加する「ねじれ共同産業プロジェクト」によって、新しい知見を広める作業に着手しています。

普及は、ワークショップや現在準備中のハンドブックによって行われます。ねじれ計算のためのガイドライン開発計画もあります。

「「ねじれ」が好ましくない形状をもたらし、それがさらなる「ねじれ」につながる複雑な状況では、非常に具体的な数値モデルが必要になるため、必要とする作業・研究には事欠きません。私たちの目的は明確です。脱・化石エネルギーへの旅が「絡まることなく」確実に行われるようにすることです。」

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登山や冒険に「社会的意義」を見出すことに疑問を呈する日本の某探検家やらクライマーがウェブ上でブイブイ語っていますが、世の中、頭の切れる人はいるんですね。。。

私めも現場作業でワイヤーロープや大小様々な口径のホースなど扱っているのですが、恥ずかしながらクライミングロープと結びつけるには至りませんでした。

「世俗とは離れたところに価値がある」みたいな言い方されるクライミングですが、研究者たちの鋭い観察眼によって、クライミングが人類に貢献するという報道でした。

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ウルドゥー語の夜 第9夜 & 名古屋生活

昨年から依頼されていた仕事で、若手E君と共に非常事態宣言下の名古屋出張。

会社の皆様に心配かけている間、

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名古屋といえば味噌カツです。

火曜日、滞在先のビジホでウルドゥー語のリモート授業。

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ついに例文に疑問代名詞が登場。

先生の教え方は、フォーマルな例文とくだけた会話に使える例文を併記して教えてくれる。

理解している受講生には「urdu only!」と、ウルドゥー・アルファベットの表記だけみて発音して!と声をかけ、私のような進歩の無い初学者には「マサルさん、これ発音してみて」とRoman english表記の例文を当ててくれる。

昼間の現場作業・管理とはまた異なる緊張感で夜は過ぎていく。

 

日曜。

非常事態宣言、コロナ感染防止のため、本社からも不要の外出は戒められている。

現場帰りの靴で部屋に入ってしまったため、清掃のため2時間ほど近所のスタバで過ごす。

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ラテとシュガードーナッツで過ごす2時間。その後、ホテルでの缶詰め生活。

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【訃報】チェザレ・マエストリ逝く

イタリアの登山家、チェザレ・マエストリが1月19日亡くなりました。91歳の生涯でした。

御子息のジャン・マエストリがfacebookで公表しました。死因は明らかになっていません。

Il mondo dell’alpinismo piange Cesare Maestri morto a 91 anni by lecconotizie.com2021.1.19

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『宿敵』ラインホルト・メスナーと腕を組んで語り合う晩年のチェザレ・マエストリ

 チェザレ・マエストリといえば、池田常道氏に洗脳された日本のクライマー諸氏はマエストリ=セロトーレ疑惑でしょうが、そもそもは非常に優れたソロクライマーでした。『ドロミテの蜘蛛』と異名を持つチェザレ・マエストリが行った、生涯のクライミング約3500のうち、3分の1は単独登攀と言われています。

 セロトーレ疑惑後のチェザレ・マエストリの動向については、思考停止した日本の山岳メディアはほとんど取り上げていませんが、その後も精力的に登山活動を続け、2002年には72歳でシシャパンマを目指しましたが、ドクターストップで断念しました。

 その逝去をイタリア州政府、また晩年までしつこくセロトーレ疑惑を検証した映画を製作し、家族からクレームを受けていたラインホルト・メスナーも「非常に優れたクライマー」として哀悼の意を表しています。

 当ブログでも以前に取り上げましたが、チェザレ・マエストリ氏はイタリア山岳会の名誉会員であり、ベローナ大学の体育学名誉学位を授与されている地元の名士です。

 一方、山と渓谷社ウェブサイトにおいては『大悪党』という表現まで用いられました。

 遭難事故などで「死者に鞭打つな」とはよく耳にしますが、クライミング倫理に一度でも反した生者は、永遠に石を投げつけられるのでしょうか?

 日本の山岳メディアには再考と猛省を促します。

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K2冬季登頂さる

1月16日、現地時間17時、冬季K2の登頂にネパール隊が成功した模様。

メンバーは、

Nirmal Purja
Gelje Sherpa
Mingma David Sherpa
Mingma
Sona Sherpa
Mingma Tenzi Sherpa
Pem Chiri Sherpa
Dawa Temba Sherpa
Kili Pemba Sherpa
Dawa Tenjing Sherpa

の10名です。

8000m峰で唯一冬季未踏だったK2。

その山頂に最初に立ったのは、デニス・ウルブコでも、アレックス・チコンでも、屈強なポーランド人でもなく、シェルパ族を中心とするネパール隊でした。

アルピニズムの歴史を振り返る時、外国人登山家を「支えて」きたシェルパ達が主体的に困難な目標 冬季K2、冬季8000m峰最後の牙城に取り組んできました。

8000m峰登山の一般大衆化と共に、商業登山、高所遠足などと言われながらそれらの登山をサポートし、8000m峰登山で実力を磨いてきたシェルパ達が冬季K2を陥した事は、21世紀のアルピニズムの流れを象徴する出来事だと私は思います。

ひたすらに、全員の無事下山を祈ります。

登頂のニュースとともに、著名登山家セルギ・ミンゴテがK2下部キャンプ間で滑落、意識不明という報道も流れています。

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【速報】K2冬季登頂目前か

1月16日、パキスタン現地時間16時現在、ネパールチームがK2山頂直下10~20m地点にて、待機中。仲間たちの到着を待って山頂に立つ模様です。ソースはSkardu.pk。

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ウルドゥー語の夜 第8夜

今週は体調も整えてリモート授業に臨む。

「先週は体調不良ですんません!今日はだいじょぶです!」

と、事前に調べた英語で先生に返答し、授業は始まる。

先週から、自己紹介にウェイトを置いた例文の練習が始まっているらしい。

パキスタンの学校制度にそった自己紹介の例文を学び、各受講生に発音させるのだが、その過程で、受講生たちの学歴・・・意欲的な高校生から博士課程を修めた方まで、皆さんのさまざまな経歴を知る。

お気楽お気軽にウルドゥー語を学び始めた私、かなりヤバい気がする。

あっという間の1時間半、先生からは早速来週の宿題を出される。それは

「ウルドゥー語で自己紹介せよ」

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例文のPDFファイルは翌日メールで届き、出張先の見知らぬ街のコンビニでプリントアウト。

ビジホのコーヒーメーカーのエスプレッソ飲みながら、ぼちぼち自己紹介文考えます。

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三連休

連休って、僧侶の名前ですか?違うの?

 

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さすらいの現場作業員、1月第2週は福島県某所で過ごす。

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連休は休養。食卓に上る納豆汁。山形では七草は粥ではなく、納豆汁を食す。

毎年書いてるけど、冬から年度末にかけて忙殺される建設業、山に行く時間をひねり出さなければ。

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マウスが調子悪くなり、息子のゲーミングマウスでごまかしていたが、使いやすさを優先し新規購入。

出張が多いので、店頭で薄型タイプを試してみたがしっくりこない。握りやすさと図書館で使用することも想定して静音・有線タイプを買い求める。

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ウルドゥー語の夜 第7夜

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今朝は3時起床で会社駐車場の除雪に出動。

微妙な積雪量だったが、溶け残って凸凹になっているので平らにならすためにホイルローダーに乗り込む。

が、エンジンがかからない。

急ぎ工場に車を走らせ、昭和時代に購入された超ウルトラスーパー古いペイローダーで本社に乗り付け、除雪を敢行。

なにぶん古い車体で、冷暖房も無く、床下には隙間が空いている。

気温マイナス3度の中、エアコンの無い車体では窓がすぐに曇る。周囲確認と除雪具合を確認するため、両側のドアを開放して作業しなければならない。寒さに耐えながら除雪完遂。

 

突き刺す冷え込みが身体に来たのか、夕方帰宅してから身体の感覚が何かおかしい。

発熱の、寒気がする直前の何か気だるい感じがするのだ。

本日のウルドゥー語講座開始まであと3分。

気合で今日の授業を乗り切るか。

明日からは福島出張の泊りがけの現場作業がある。仕事をとるか。

 

迷う私のケツを叩いたのは、以前お世話になった愛知学院大学山岳部の重鎮、本郷さんからの言葉

『ヒマラヤ登山で風邪ひくのは、自己管理できてないからですよ』

その言葉を思い出し、もう既に他の受講生のウインドウが開いているzoom画面のチャットルームを開く。

受講生と先生皆にあてて、新年の挨拶と欠席の文言を書き込み、パソコンをシャットアウトして布団をかぶり、寝る。

本日の「ウルドゥー語の夜」は体調不良につきお休み。自分の体優先します。

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【訃報】ジョージ・ホイットモア逝去

 新年早々の訃報です。ヨセミテ、エルキャピタン・ノーズの初登者であるジョージ・ホイットモア(George Whitmore)が1月1日、カリフォルニア州のホスピス施設で、新型コロナウイルスによる合併症で亡くなりました。89歳でした。

George Whitmore, one of the first climbers to reach the top of El Capitan, dies at 89 by SFGATE.com 2021.1.2

 Whitmore-trio

エルキャピタン・ノーズ初登直後のショット。左からウォレン・ハーディング(2002年死去)、ウェイン・メリー(2019年死去)、ジョージ・ホイットモア

 ジョージ・ホイットモアは1931年カリフォルニア州フレズノ出身、カリフォルニア大学サンフランシスコ校で薬学を専攻しました。学生時代にクライミングに出会い、大学を卒業後はアメリカ空軍に従軍。退役後、まさにヨセミテではハーフドームが登られ、ウォレン・ハーディングがノーズ登攀を手掛けていた時でした。

 ノーズ初登はもともとのメンバーが次々と諸事情で脱落、残ったウォレン・ハーディングがウェイン・メリーを誘い、さらに2人が仲間に誘ったのがジョージ・ホイットモアでした。

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ハンス・フローリンと対談する晩年のジョージ・ホイットモア

 ホイットモアはノーズ初登において大型アルミ製ハーケンの製作、大量のボルトの荷揚げなど、登るだけでなく多方面にわたりノーズ初登を支えていました。

 同じく1970年代にはツォラミ・メドゥズのカテドラルピーク登攀など生涯にわたりクライミングを続ける一方、薬剤師として生活しながら環境保全にも力を注ぎ、1984年には「カリフォルニア自然法」成立のためロビー活動に活躍しました。

 奥様ナンシーの談話では、コロナウイルスに罹患する前まではとても元気な様子で死去が信じられないとのこと。最期の様子はGrippedで報道されていますが、紹介は割愛します。

『何かで、世界で活躍したかった』それがジョージ・ホイットモアの生前の願いでしたが、エルキャピタン・ノーズ初登という登山界に一大衝撃を与えたクライミングによって、後の世代のクライマー達に影響を与えたことは、十二分に「世界で活躍した」といえるでしょう。

 偉大なクライマーの死去に、哀悼の意を表します。

 

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ノーズ初登の記録本として引っ張り出した、ウォレン・ハーディング著『墜落のしかた教えます』。

同書の後半には、当時のアメリカ登山界の有名人をぶった斬った「ダウンワード・バウンド式ゾーン・システム」という、10段階でクライマーを批評した頁があるのだが、ここでのジョージ・ホイットモア評を紹介しよう。もちろんウォレン・ハーディングの毒舌スパイス入りである。

『ジョージ・ホイットモア ゾーン7

 彼の唯一の現実的な欠点は、驚くほど神経質な点だ。以前は卑しむべきバッツォ(注・ウォレン・ハーディングのあだ名) (及びそれに類した連中)と付き合っていたが、後に賢明にも、経済的、感情的にもっとも安全で、合理的に山を楽しめる仲間と付き合うようになった。』

 「ゾーン7」とは、「今はまったく登攀をしていない過去の人物。今ではまじめに家庭生活にいそしむとか、仕事に打ち込むとか、野鳥でも眺めている人。」

 ちなみに「ゾーン1」は、やたら説明が長いので省略するが、「(略)・・この連中はロッククライミングのことになると、まるで何か深い宗教的あるいは政治的な内容であるかのように(略)狂信的な考え方を持つ傾向がある(略)」 という人物で、同書ではロイヤル・ロビンス、シュイナードがゾーン1に該当する。

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2021年元日日記

 午前0時から某地区の民俗芸能の撮影を計画していたものの・・・下見のため大晦日に現地を訪れ、地元の方にお話しを伺ったところ、「コロナ蔓延と踊り手に不幸があって、今年やらないんですよ」とのお返事。元旦はゆっくり起床。

 子供たちにお年玉受け渡しの儀式を済ませ、コンビニに買物。

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 毎年、大晦日と元日はコンビニで全国紙と河北新報、山形新聞のまとめ買い。政治経済の長期的な予測記事が読みたいため。キチガイ左翼の動向と福祉関連記事が充実しているため、朝日新聞もきちんと読みます。

 午前中は各紙熟読。

 午後、老母の待つ実家に行き、子供たちのお年玉受け渡しの儀。

 夕方、のんびり読書していると、カミさんから車がスタックして出られないとSOS。

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エスコの脱出用ボール紙を敷き、ギアを「S」にしてあっさり脱出。

エスコのボール紙が活躍するのは2度目、1度目はやはり隣家の奥様の車がスタックして救助を求められた時でした。

結構な降雪、明日は会社の除雪当番。早めに寝ます。

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謹賀新年 2021

Beef

あけましておめでとうございます。

今年も山でアウトドアで、健康に安全に楽しい時間を過ごせますように。

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