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ウルドゥー語の夜 第12夜

建設会社勤務。

17時で帰れる訳もなく、飛び込みで来た課題に対処し、冬型の気圧配置で車道は凍結、大渋滞した国道を帰宅。

普通なら30分足らずで帰れる道のりも、一時間近くかかって帰宅。

移動の車中で軽くパンを食べ、今日もろくに復習もしないまま、時間ギリギリの19時半にzoom画面に飛び込む。

 

通常、授業の始まりはアーミル先生から

「 آپ کیسی ہیں؟ 」(お元気ですか?)

と受講生一人一人尋ねられるのだが、今日は違った。

真っ先に「マサルさん、K2のニュース知っていますか?」と英語で尋ねられる。

K2冬季第2登を目指し、山頂に向かったまま行方不明になったアリ・サドパラのニュースのことだった。

アーミル先生は2018年から東京外国語大学に勤めておられる。

私も海外の登山情報を収集する過程で、パキスタンメディアで大きくK2遭難の件が取り上げられていることは知っていた。日本で生活するアーミル先生もトピックで取り上げるとは、アリ・サドパラ行方不明という事実が、私達日本人の想像以上にパキスタンで衝撃をもって受けとめられていることを実感する。

しかし受講生の中で山に関心がありそうなのは私だけのようだし、K2遭難という暗い話題で授業がスタートするのもどうしよう・・・と内心ドキドキしていたが、先生のトークの話題はフンザの話題に移り、正直ほっとする。

さて、今日は疑問文だけでなく、疑問文への回答の仕方も教わる。

先生に指名された受講生同士で質問し、答える。というやり方で授業が進む。

今までのウルドゥー語をオウム返しに繰り返す授業とは異なり、格変化があるため常に「誰に対して質問するのか」「誰に対して答えるのか」考えて答えることになる。

考え考え、相手に質問し、答えるのがなかなか疲れる。もっとも、問われた状況・質問に対して反射的に答えが出てくるようでなければ、マスターしたことにはならないのだろう。

今日もまた日暮れてなお道遠し。

でも、授業の始めにパキスタンを代表するクライマーの事について、遭難という暗い話題とはいえ先生と言葉を交わせたのは少し嬉しかった。

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