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さよなら2023年

今年も多くの方々にブログをご覧くださり、またコメントを頂戴し、ありがとうございました。

6月から10月にかけて会社業務のため神奈川県川崎市で暮らす一方、所属するガイド団体の要職、家庭の諸々などなど、私にとっては目まぐるしい一年でした。

あいかわらず海外の登山情報、特に西側諸国ではマイナーなロシア・東欧諸国の話題などウォッチし続けていますが、アウトプットする時間がないというのが正直なところです。

と、申しましょうか、会社でも山でも「無能な自分との格闘」と「自分の無能さを割り切り」物事進める一年でした。

当ブログをご覧の皆様におかれましては、どうぞ良い年をお迎えください。

今年よく聴いた楽曲をアップして、年末の挨拶とさせていただきます。 大滝 勝

 

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2023年12月日記

12月×日

仕事納めも目前。ようやく現場作業も終え、嫌々ながら少しずつ本社デスクに戻る。

この季節、いろんな取引先からの「お歳暮」を女子社員の皆様が持ってくる。

いつもお世話になっている工事機械メーカー様より、

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(画像ではぼんやり写ってますが)富士山を模した羊羹。羊羹の老舗、「虎屋」の羊羹です。

「虎屋」の羊羹、彼女もいない20代の頃に目指した海外登山の行動食でお世話になりました。虎屋文庫という和菓子資料室を備え、山形県立図書館でたまに機関紙に目を通しています。

年末、内業で見積の計算をしながら甘い羊羹をバクバク味わいました。

12月×日

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 年末の締めに蕎麦屋「山岳部(やまぶ)」を訪問。限定10食の「でわかおり」蕎麦粉を用いた板蕎麦を食す。

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 支払い後の御主人の挨拶は「良いお年をお迎えください」。常連のお客様も多いのか、皆さん「今年もお世話になりました」と挨拶を交わす人も多い。ブログに書いていない時も多いのですが、1人休日出勤した時は仕事さぼっ・・あいやキリのいい時に「山岳部」を訪れて蕎麦喰ってました。今年もお世話になりました。

12月×日

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不細工ですが、朝日少年自然の家で私の作った門松を飾る。

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暖冬。今シーズンの山形、ちょっとした外出ならサンダルという気候です。

正月準備のため、老母とこれから買い出しに行きます。認知症の進行を実感しながらも、今年も無事過ごせたことに感謝しながら大勢の客でごったがえすスーパーを2人で歩く年末。

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韓国の巨星 キム・ヨンド氏逝去

韓国登山界の重鎮であり、日本登山界の良き理解者であるキム・ヨンド(金永棹 김영도)氏が去る2023年10月21日、京畿道の自宅で逝去。99歳だった。

キム・ヨンド氏は韓国では1977年の韓国初のエベレスト登山隊隊長を務め、成功に導いたことで知られる。

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韓国エベレスト隊帰国後、オープンカーパレードでのキム・ヨンド氏(左)

気が進まぬまま誘われて政治の道に入り、朝鮮戦争後で荒廃していた韓国において、予算を獲得して登山文化推進・環境保護のため山小屋建設を推進した功績でも知られる。

しかしキム・ヨンド氏の真の功績はその膨大な読書量、そして山岳書に対する揺るがぬ情熱である。もともと氏の登山のスタートは「日帝」時代に大島亮吉の著作に触れたことが始まりであった。

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月刊「MOUNTAIN」山岳書特集号の表紙を飾るキム・ヨンド氏

当ブログの参考記事

『岳人備忘録』が韓国人に与えた衝撃 2011.02.26

キム・ヨンド『登山家にとって山とは何か』2012.11.26

輝ける大島亮吉 2012.04.09

キム・ヨンド氏によって韓国では様々な海外クライマーの山岳書が翻訳・出版され、その充実度は日本を上回るといっても過言ではない。

そして2019年、故・谷口けい氏の評伝『太陽のかけら』が氏によって翻訳、谷口けいの存在は韓国でも知られることとなる。

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韓国語版『太陽のかけら』表紙

「韓国語版あとがき」として翻訳者キム・ヨンド氏の一文が韓国語版『太陽のかけら』には掲載されている。

ご縁があり、2021年にこのあとがき全文を翻訳する機会に恵まれた。ご依頼をうけての翻訳だったため、いつものチャランポランな翻訳ではなく、私の自宅隣家にお住まいの同世代夫婦の奥様(韓国人)にも翻訳をチェックしていただいた。その一部を紹介したい。

『翻訳者あとがき こんな女性を初めてみた

  2019年初め、私は意外にも日本の若い女性クライマーと一ヶ月を過ごした。

  正確に言うならば、その女性の40年の人生に魅かれ、彼女の評伝を読んでついに翻訳まですることになったという話だ。その本がまさに『太陽のかけら ピオレドールクライマー谷口けいの輝く青春』だ。

(中略)  

 私は谷口けいの評伝『太陽のかけら』を私達の言葉に翻訳したが、それはこれまでやってきた翻訳作業とは少し異なった。仕事を終えた時、私はただその中に没頭し、主人公のように過ごした気分だった。それからある瞬間、彼女が目の前から消えたら、私は机から頭を上げて遠い山を眺めた。茫然自失という言葉がこれかとも思った。』

読書を通じて「日本の若い女性クライマーと一ヶ月を過ごした」疑似体験をする、という表現は、キム・ヨンド氏の文章によくみられるレトリックである。

 読んでいただければわかるのだが、評伝の題材となった谷口けい、そして一般読者の心に寄り添う文章が「あとがき」の範疇を超えているのである。

 キム・ヨンド氏は「日帝」時代の体験をいたずらに否定することなく自身の体験として受け入れ、それゆえに韓国では「親日」のレッテルを貼られながらも(韓国社会において親日とは中傷表現の一つである)、韓国から真摯に日本の登山界を見つめ続けてきた人物である。(詳細は上記に記載した参考記事をご覧いただきたい)

偉大な登山の先達、日本の登山文化の良き理解者の逝去に、心から哀悼の意を表したい。

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クリスマスリースと門松作り 2023

山形県朝日少年自然の家企画事業「クリスマスリースと門松つくり」にボランティアスタッフ参加。

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昨年に続き、今年も門松でお世話になります。

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門松作りに励む親子参加の皆様。

今年はやっと「男結び」マスターできた!と自信満々でサポートに挑むが、職員スタッフがお手本を見せるとはいえ、やはり参加者にいきなり男結びやってくださいというのは難しい。2家族・3作品をフォローして、門松の男結びを指導するのが精いっぱい。他のボランティアスタッフの手伝いまで手が回らなかった。

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しかしスムースに製作するのではなく、ああでもないこうでもないと親子で会話しながら作る過程に意味があると思っています。

今年の参加者皆様の作品を眺める。

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リース製作班皆様の作品も眺める。門松のナンテン・マツの枝刺しや、リースの飾りつけなどは、たいていお母様の方が子供達より夢中になっています。

製作も一通り終わり、昼食。

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今年の朝日少年自然の家のランチは特製チキンライスと伺ってましたが、ツリー型ハンバーグが凝ってました。ご馳走様です。

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門松・リース作り問わず、全参加者が製作できる「松ぼっくり利用のクリスマスツリー作り」は今年も人気。

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私のクリスマスツリーは、ホワイトクリスマスをイメージして昨年同様にシンプルに仕上げました。しばらくツリーを飾った車で通勤します。

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口下手な自然ガイド

ブナ林を案内することもあるのだが、なにぶん、私は口下手である。

口下手な山岳ガイド。

「音痴な黒人」とか、「気の弱いプロレスラー」とか、我ながらそんな感じである。

ローカルメディアでも名前を知られた月山エコプロの真鍋ガイドとは年に一回位は一緒にガイド山行を共にする機会があるため、ワザを盗む良い機会なのだが、参加者を楽しませる絶妙なトークは私には真似できない。

口下手な私も自分なりに考え、自然ガイドの際はいろいろアイテムを使う。

今年は全国各地で熊被害がホットな話題になった年。

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某機関にお願いして、熊の爪を頂戴いたしました。

でかい!鋭い!

ガイドトークで利用したいと思います。

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名 刺

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山岳ガイドの名刺を増刷。

残念ながらガイド業が繁盛しているわけではなく、同業者様に配る機会が多くなりました。以前は花や山のイラストをあしらった名刺を通販で注文していましたが、今は実用性一本鎗。前回製作を依頼した「はんこ屋さん21山形店」に今回も依頼、使い勝手を考慮して、連絡先の文字はフォントを大きくしてもらった。

『山屋の世界はヤ▲ザと同じ、挨拶が大事。挨拶の有る無しで事が全く違う』

とガイドの師匠からも教えられる。

名刺でいろんなご縁が広がればと思います。

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