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珠洲日記 第3夜

避難所は学校。今日、授業が再開された。

いつものように施設内の消毒作業をしていると、教室で1人読者する女子中学生がいた。地震で荒んだ校舎で、彼女は何を求めて読書に没頭しているのだろう。

看護師が巡回診療から戻り、奥の集落から避難してきた住民から聞いた言葉「町を棄てるんだって」。いつも陽気な看護師の彼女が重くつぶやいた言葉に、メディアの報道では感じない被災者の苦痛を感じとる。

こんな能登半島、珠洲市でも何事もないように日が暮れていき、また明日がくる。おやすみなさい。

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コメント

支援サポート よろしくお願いします ご自身のお身体も大事になさってください
 何でもないような事が幸せだったと思う 何でもない夜の事 二度とは戻れない夜 :ロード(虎舞竜) 
東日本大震災のときもこの歌が頭に中で繰り返していました 

投稿: かもめ | 2024.01.23 09:56

かもめ様

<<何でもないような事が幸せだったと思う
まさしく歌詞そのままの世界でした。

医療スタッフの食事作りも行っていました。上水道下水道がダメ、飲用や調理用水は2リットルペットボトルの蓄えがあったのですが、「水を一切流してはいけない」という制約があり、調理の際に食材や鍋をついつい洗いそうになったりなんだりで、「普段の生活でいかに水をふんだんに使用しているか」を思い知らされました。

今は自宅に戻っております、珠洲市のグランドでの車中泊で、かもめ様のコメント拝読しました、声援ありがとうございます。

投稿: 大滝 勝 | 2024.01.25 22:09

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