【かーごめ】 台湾の遭難防止ビデオが恐ろしい・・・ 【かごめ】

険しい山岳地帯を擁し、近年は道迷い遭難事故が増加している台湾。

その台湾・台中市政府消防局が制作した山岳遭難防止啓蒙の動画がホラー仕立てで恐ろしい・・・

中市微電影宣導登山安全 驚悚刺激網路熱議 by 連合新聞網 2018.5.19

タイトルは『籠中鳥 Lost』。
「籠中鳥」とは、日本の童謡「かごめかごめ」で、動画の冒頭にも日本語そのままに流れます。
「かごめかごめ」は台湾でも少し知られている日本の童謡ですね。

まずは動画をごらんくだされ。

ちなみに出演者はプロの俳優ではなく、全員が台中市政府消防局の職員だそうです。

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動画をみてよくわからん、という人のためにネタバレの解説です。(カーソルでなぞると反転文字で表示されます)

「かごめかごめ」って、子供の輪の中にいるオニが、うしろの人の名前を当てるという遊びですよね。

で、当てたオニは外にでられるという遊びです。

山登りしていた青年が、山中で傘をさした男性と出会い、そのまま道迷い遭難に陥ってしまいます。

山中でこの世の者と思えない何かな遭遇する青年。

やがて青年は消防隊に無事救出され、消防署で休憩していますが、振り向いたその表情は既にもとの青年のものではなく・・・壁には、あの「傘をさした男性」の行方不明・情報提供をうながす貼り紙が・・・

そうなんです。かごめかごめ同様に、青年は傘をさした男性に乗っ取られ、「オニ」になった青年の魂はまだ山中をさまよっていることを暗示するラストなんです。

山は怖えーよ。

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アメリカ日記 ジョシュアツリー国立公園にてクライミング

社員研修4日め。
ロサンゼルスでのフリータイムで単独行動をとらせてもらい、ジョシュアツリー国立公園でクライミング。
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計画立案段階でまず問題だったのは、宿泊地であるロサンゼルスのダウンタウンからの「足」がないこと。
フリータイム当日は日曜日なので、レンタカー会社も休日か営業時間が極端に短い。

そこで目を付けたのが、24時間体制でダウンタウンとロサンゼルス空港を結ぶシャトルバス「FLY AWAY」。
ロサンゼルス空港のレンタカー会社は24時間営業で開いている。
朝4時発のFLY AWAYバスで空港に行き、レンタカー会社で車をピックアップ、夜明けのハイウェイをジョシュアツリー国立公園目指して走る。
昔々、デビルズタワー登攀のため約一週間にわたりワイオミング州をレンタカーで一人旅した経験があり、アメリカの交差点、右折左折もすぐに順応できた。

途中の名も知らぬ街のサブウェイで休憩を兼ねた朝食を摂り、再びハイウェイを走り、ジョシュアツリーの街に到着。
9時半、ジョシュアツリー国立公園ビジターセンターの駐車場でクライミングガイドのライアン・スコットと合流。
ライアンの車に便乗してジョシュアツリー国立公園へ向かう。

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今回お世話になったライアン・スコット(Ryan Scott)
社員旅・・じゃなかった、社員研修という枠の中でクライミングというリスキーな活動をするに際し、クライミングガイドを依頼することは私にとっては当然の選択だった。またAMGA(American Mountain Guides Association)認定のガイドと一緒に登りたいという気持ちもある。

 ジョシュアツリー国立公園のゲートに来た。
 皆様ご存じの通り、アメリカの国立公園は入場料が必要である。
 財布を用意していたが、ライアンがゲートで許可証らしいカードを提示すると我々はそのままスルーとなった。クライミングというアクティビティに対して、アメリカ社会での認知度を感じる一場面だ。

 駐車場に到着、日本から持ってきたシューズとハーネスを装着、レンタルのヘルメットを被る。
 周囲は魅惑的な岩塔だらけだ。
 正面にひときわ大きな岩塔がある。
 「ライアン、あれ登るのか?」
 「あれじゃない。あそこは難しいんだ。メイビー(できればな)。」
 
 私たちは最初に「サイクロブス」という岩塔に向かった。
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今回のガイド依頼に際して、経歴申請では「人工壁・外岩の経験はあるがブランクがあるので初心者同然」とする一方、「クラック、トラッドクライミングを経験したい」と希望を書き添えておいた。
私の使い古された装備、戸惑い無く結んだエイトノットで技量を測られたのだろうか、ライアンは「Good」と言ったまま、細かく技術を説明することなく登っていく。

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中央のルンゼっぽい凹部の右壁を登る。
花崗岩の粒子は粗く、スメアリングを多用してぐいぐい登る。
終了点からは、急傾斜のスラブをシューズのフリクションを最大限に発揮して歩いて降りる。

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岩塔の上にはオブジェのような岩塊がいっぱい。

ルート2本登ったところで車に戻り休憩。
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ライアンが所属するMojaveGuidesと提携している Happybar のグルテンフリーバー、チョコレートベリー味をもらう。グラノラバーをがっつりチョコで固めたタイプ。

Happybarを囓りながらたずねる。
「ライアン、さっき登ったルート、5.6くらいかい?」
「いや、5.3だな。」
「ええっ!」
「いやいや、5.5くらいだ。ここのグレーディングは辛め(Hard)なんだ」

3本目に登ったルートは他パーティーが先行しており、ライアンはそこを避けて隣のルートに移った。
ここは私からみても比較的簡単そうなので、ザックを残置せず背負ったまま登る。

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先行するライアン

今日私が依頼したガイド形態はHalf Dayという形式で、4時間のクライミングだ。
時間的に次の1本が最後だろう。
最後に私たちが向かったのは、ライアンも私の技量をみてくれたのか、到着した時に彼が「あそこは難しい。メイビーな。」と言った岩塔「Intersection インターセクション」だった。

核心部は、2つの岩塊が接した部分、ちょうど三角フラスコの内部のように下に行くほど拡がっているクラックだ。
左側に握り拳大のブロックがあり、
「マサル、ここフットホールドな。ここだぞ。」と何回も強調してから登っていく。

私の番だ。
ライアンが強調したスタンスに左足をめいっぱい伸ばして立ち込むが、右足をひっかけるところが無い。
ここで落ちれば、下に拡がる空間に突っ込むことになる。
私の足は短い。
左足をとにかくめいっぱい伸ばしたまま、スメアリングで強引に立ち込み、上体を引きつけ登り切る。
それからは粒子の粗い花崗岩を掴んで登る。

ようやくライアンがビレイしている所にたどり着く。
「ライアン、見てくれよ!俺の脚は短いんだぜ!」
「わかってる」(即答)

大きな岩塔だけあって、そこは360度眺めの良い頂だった。
「マサル、ここは一番人気のあるエリアなんだ。」
ライアンのしみじみとした言い方に、あー、ホントにこのクライミングエリアを愛してるんだなあと思う。

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Intersection の懸垂下降アンカーにて。

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クレオソート・ブッシュの花

クライミングエリアのあちこちに花が咲いている。
ライアンの話ではもう花のシーズンは終わりとのことだったが、それでも私のジョシュアツリー → 砂漠というイメージを覆すに十分な花々が咲いている。

楽しいクライミングの時間はあっというまに過ぎた。
前述のとおり、今日依頼したガイド形態はHalf Dayの4時間。
帰路、ロサンゼルス市中で夜間運転を避けるためには、日程的にこれが限界だ。

国立公園からジョシュアツリーの街に戻る。車中でたずねる。
「ライアン、ボルダリング、スポーツクライミング、アルパイン、いろいろあるけど君は何が好きなんだ?」
「全部さ!」
フルタイムでガイド業を務める彼はこれからも、様々なクライアントと共にクライミングの楽しさを伝えていくんだろう。

カリフォルニアの空の下、楽しいクライミングのひとときは過ぎ去った。
帰国したら、また現場仕事に、ガイド業に、頑張ろう。

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公園名の由来となったジョシュアツリー。
サボテン、椰子の木に似ているが、リュウゼツラン科の植物。

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アメリカ日記 アール・オブ・サンドイッチ、そしてロサンゼルスへ

社員研修三日目。
宿を朝6時に発ち、団体行動でグランドキャニオンツアーへ。

朝食はサンドイッチボックス。
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バスの中で支給されたのは、前々から行きたかった、アール・オブ・サンドイッチの朝食ボックスでした。

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中身はこんな感じ。

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サンドイッチは店頭販売のものよりミニサイズですが、美味しかった。
今回は店を訪れることができなかったので、次回こそ・・・

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で、やってきたグランドキャニオン。
でかい。
写真では、そのスケール感は全然伝わりませんね。
はるか下方にコロラド川、そして幾本かトレイルが見える。
あー、観光客じゃなくてトレッカーとして訪れたい。

翌日、ラスベガス空港からロサンゼルス空港へ飛び、移動。

団体行動でサンタモニカ着。
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フードコートで「これ太るよね」という昼食をとり、なにやら名物らしいサンタモニカの桟橋へ行く。

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桟橋が名所らしいんですが、凄い人、人、人。まるで興味無し。公衆トイレでションベンして帰る。

そのまま団体行動でハリウッドへ。
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山腹に「ハリウッド」のロゴ看板が見えるらしいんですが、私ハリウッド映画はあまり好きでは無いのでこれまた興味無し。

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でもスティーブ・マックイーン大先生の手形・足形だけはミーハーに写真撮りました。

この日はロサンゼルスのダウンタウンに投宿。
工事部の面々と一緒にあやしい日本料理店へ。
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「YAKITORI」を頼んだら、竹串、持つところがありません。

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「TENPURA」定食を頼んだら、味噌汁を飲み終わってから主菜が出てくる。天ぷらはいいけど、この照り焼き、さっきの焼き鳥と味も材料もまるで違いが無いw

ハリウッド製の「サムライ」映画を視ているような気分。
料理はさておき、会社の仲間たちと美味しくビールをいただきました。

明日、女の子たちはディズニーランドツアーへ。
男性社員は全員、大谷選手が出るメジャーの試合観戦。
そして私は単独行動をとらせてもらい、ジョシュアツリー国立公園を目指す。

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アメリカ日記 『眠らない街』でさっさと眠る

今年の社員旅・・・じゃなかった、社員研修の行き先は5択。

1.ブダペスト、ウィーン2カ国周遊6日間
2.アンコールワット、ハノイ2カ国周遊6日間
3.ラスベガス・ロサンゼルス、アメリカ周遊6日間
4.パタヤ、バンコク、タイ周遊5日間
5.北京、大連、中国周遊5日間

今年の選択。
ほぼ私専用と化している工事機械を使う現場が4月から一ヶ月続き、1と2は参加不能となる。
東南アジア命な私だが、タイのビーチには興味が無い。
最新の北京事情が知りたくて、5の中国に興味があったのだが、ウチの勤務先の総務は『中国未経験者』なる社員リストを管理しており (なんなんだよそれw) 、今まで中国に行った事ない若手社員が最優先で中国に送られることが判明。

とはいえ消去法でラスベガス・ロサンゼルス行きを決めた訳ではない。
ロサンゼルスで1日だけ、フリータイムがあることを発見。
アメリカでクライミングができる!(かも)
というわけで、今年はアメリカ行きを決定。

目的はジョシュアツリー国立公園でのクライミングを狙う。

しかしそこは末端現場作業員の悲しさ、出発前日まで現場作業に忙殺され、出発前夜になって急いでパッキング。

長い空路を経て、ラスベガス空港に到着。
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空港内からスロットマシンでいっぱいです。
さすが資本主義の手先、米帝国主義の先鋒であるラスベガス。

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泊まりは巨大ピラミッドと巨大スフィンクスで構成された『ルクソール』。部屋は広くていいんだけど、備え付けの冷蔵庫や飲み物が全く無い。

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初日の夕食は、ウチの社長が一押しで決めたらしい『LAWRY'S』(ローリーズ)で懇親会を兼ねた全員参加の夕食。

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前菜のサラダは皆の前で作ってくれる。
シャッターチャンス逃したんですが左のおばちゃん、マレーシアのチャイ売り爺のように高いところからツツーッとドレッシングを投入する妙技を見せてくれる。

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久々のビール、凄いフルーティな香りで凄い苦い。

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みんな右ならえで「ミディアムレア」を注文する中、私ただ1人「レア、プリーズ」と注文。
(私はステーキはレア一筋です)

周囲のみんなから
「大滝さん、レアって大丈夫っすか!?」
「チャレンジャーだ!」
「これレアなんですね!?」
「写真撮らせてください!」
ちなみに味はさすがに名店だけあって美味ですた。

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食事後はラスベガスの中心街「ストリップ」の中心部で解散。
博打もショーも興味が無く、協調性のカケラも無い私はとっとと宿に帰る。
巨大な街ラスベガス、1ブロック歩くのも凄い時間がかかる。
約1時間の散歩で宿に帰着。

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部屋で記録をまとめながらテレビのチャンネルをいろいろ閲覧していて見つけました。
『The fireplace channel』。
なんと24時間、焚き火の動画を字幕もナレーションも無く延々と流し続けるチャンネルw

『眠らない街』と呼ばれるラスベガスで、明日のグランドキャニオンバスツアーに備え、とっとと寝る。

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イグルー体験と冬キャンプ2018

2月3日、山形県朝日少年自然の家企画事業『イグルー体験と冬キャンプ』にボランティアスタッフとして参加。

今回は朝日少年自然の家では初めての冬季キャンプ企画ということもあり、登山の経験を買われて研修担当のJさんから早々に私にお声がけ・装備でのご相談をいただいていた。

諸事情により、肝心要の宿泊に同行することができず、3日・4日と日帰り参加になってしまい、Jさんはじめスタッフの皆様には申し訳なく思いつつの参加。

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初日はイグルー作りを楽しむ。
今回は参加者は約40名、ほとんどが親子参加。
最近の傾向なのか、参加する子供達の多くが幼稚園児はじめとする年少者。

イグルー作りは過去にも経験しているのだが、どうしても単調で力作業が多く、小学校高学年の子供達でも飽きてしまう傾向がある。それが心配のタネだったが・・・

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朝少のイグルー作りは、農業用プラスチック籠を「型」にして雪のブロックを作り、それを積み上げていく。

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お父さんとジョリジョリする男の子。
雪をノコギリで「切る」という事自体が楽しいようだ。

むしろ疲れてくるのは大人達。
お母さん方もお父さん方も心の中で「休憩します」の一言を待ちかねて、作業しながら会場を仕切る所員のTさんや休憩用に焼き芋を作っている細谷さんに視線が集中する(笑)

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イグルーの天井の仕上げは大人たちが行い、イグルーの完成。

私「焼き芋焼けたよー」
子供達「まだ雪灯籠作りおわってなーいー!!」
私「え、そう? 焼き芋食べて、エネルギーじゅうてんしてから作ろうよ!」
小学校低学年、幼稚園児を中心とする年少の子供達は純粋に雪遊びが楽しいらしい。私の心配も杞憂に終わる。
今回の朝日少年自然の家の企画、『イグルー作りは労力を要するので子供達を飽きさせないようにするのが難しい』というイメージを見事に覆してくれた。

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冬キャンプは低温と自然の家所有の装備を考慮して、希望者が体育館の中でテント泊するという内容。
テントの張り方、寒さ対策をレクチャー中。
大変申し訳なく思いつつ、ここで私は自然の家を退出させていただく。

翌2月4日
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自然の家の朝食が終わる頃、7時を見計らって所に参上。
所の駐車場から眺める大江町の雪景色、遙か彼方の蔵王の山並みは素晴らしい。

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2日目はチューブすべり。
1月の企画の時とは異なり、少し気温が上がったためだろう、急にチューブのすべりが悪くなったため、「くねくねコース」ではなく直線コースが大人気。

参加者皆さん、むしろお父さん・お母さん方の方がエキサイトしてジャンプコースにも挑戦。
時間を忘れて滑っていました。

チューブすべりの時間もおわり、皆引き揚げようという時のこと。
幼稚園児の女の子がゲレンデ上になかなか戻ろうとせず、歩道ではない斜面をゆっくり歩いている。
お母さんにも急かされていたので、私が何気なくその子を抱き上げ、お母さんのそばに下ろしてあげると大泣きされてしまった。
どうも自分の脚で、自分の好きな雪道を歩きたかったらしい。
その子のお母さんからも「すみません」と声をかけられるが、完全に私の勇み足な行動が原因であり、平謝り。

帰宅してからカミさんにも相談したが、やはり知らないおっさんに自分の意志に反して抱き上げられて移動させられたのは気に障ったんじゃないの?とアドバイスを受ける。
年少者と対峙することは、あらためて難しい。

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休憩で使用する紙コップで子供達が作った「雪灯籠」。

今回も多くの子供達、お父さんお母さん達に楽しんでいただきました。
所員スタッフの皆様、サポーター仲間の皆様、お疲れ様でした。

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大人達には、わからない。

Facebookでは、スキー愛好家や職業スキーヤーの知り合い経由でスキー場開きの情報が流れる今日この頃。

アメリカのフリースキーヤー、トム・ウォリッシュ出演のThe North Face社プロデュースの素敵なスキー動画が公開されてます。

大人達にはわからない、子供達のヒーローが必要だ。

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韓国人のストーブ、中国人の鍋

日本の山岳雑誌では、いかに燃費よく湯を沸かせるかインプレッション記事が書かれたりしてますが。。。。

旨い焼肉が喰いたい!
そんな韓国人皆様のご要望に応えたガスストーブが開発されました。

Stove
ZEDKOREA社  Z-3 Stove

従来の小型ガスストーブでは、バーナー火口部が一つだけで火力が1箇所に集中するため、「直径が広いフライパンで肉を焼くのに不便だった。」(月刊『山』の表記より)デメリットを解消するため、火口部を3箇所に増設した製品。
これにともないゴトクも大型になり、直径30cmのフライパンも安定して設置可能。
まさに焼肉をするために開発されたバーナー!
ただし、火力が3倍になる分、ガス消費量も増加、「予備のガスを準備しなければならないだろう」とは韓国の月刊『山』誌の評。


キャンプ料理にはやはりお国柄があるようで、チタン器具を得意とする中国・広東省のアウトドア用品メーカーKeithが開発したのが、

Co
Co2
チタン製の多機能スチーム鍋。
本体は1.8リットル容量の鍋、フタは0.9リットル容量のフライパン、そして蒸し料理用のプレートが特徴です。これで、

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こんな中華料理や

Kani
蟹の蒸し料理ができるらしいです。
そして、この蒸し料理用プレートが
Tea
中国茶をたしなむ時の茶盤(チャーバン)になるんですな。
すでに複数の中国アウトドアメーカーからはチタン製の中国茶セットが販売されており、keith社も2100元(約8000円)で販売しています。

アウトドア用具も欧米の受け売りだけじゃなくて、アジア各国の自国文化に合わせて進化していくようです。

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『第2回蔚州世界山岳映画祭』 の不都合な真実

去る9月21日から5日間にわたり韓国・蔚州郡で開催された『第2回蔚州世界山岳映画祭』。

各韓国メディアは国際イベントとして無難に報道していましたが、韓国の時事ジャーナル紙が痛いところを突いた報道を展開しています。

朴槿恵・前政権時から韓国各地の山岳地で問題になっているケーブルカー建設問題に関して、ゲストとして招かれたリック・リッジウェイもガツンと物申したようです。

「自然と共存」問いただすことになった蔚州世界山岳映画祭の課題 by 時事ジャーナル(韓国)2017.9.27

以下飲用開始
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「自然と共存」問いただすことになった蔚州世界山岳映画祭の課題
9月25日に閉幕・・・上映作品増大など、見た目拡大にも運営システムの粗雑

チェ・ジェホ 記者

 国内最初で最大の山岳映画祭として注目を集めた、第2回蔚州世界山岳映画祭が9月21日に開幕され、5日間にわたって21カ国97編の上映スケジュールを終えて幕を閉じた。

 昨年第1回の時よりも上映作品が19編増え、出品作品も78編(第1回は40カ国182編 → 第2回は31カ国260編)に増加するなど、世界的な山岳映画祭として発展する可能性を確認できた点で、主催者である蔚州映画祭事務局は舞い上がっている雰囲気だ。
 しかし、25億ウォンの予算をかけた国際イベントとしては貧弱な付帯行事プログラムに加え、映画祭の最も重要な上映館チケットに関連した粗雑な運営システムは、昨年第1回の時とあまり変わりなかったという指摘を受けている。
 蔚州世界山岳映画祭が、主催側が掲げるようにイタリア「トロント」、カナダ「バンフ」とともに世界3大山岳映画祭に成長するために解決すべき課題は何だろうか。

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去る9月21日、UMFF開会式の様子 蔚州世界山岳映画祭事務局提供

「このまま世界3大山岳映画祭に成長できるか」

 第1回蔚州世界山岳映画祭が開かれた昨年9月30日、キム・ギヒョン蔚山市長は当日午前中まで開幕式に参加しないつもりだった。市役所で当日朝に発送する日程表に、キム市長の代わりに行政副市長が開幕式に出席として名簿に記載されていた。キム市長は最終的にこの日の夕方の開幕式に出席し、会場で持前の明るい表情を維持したが、当日の朝は副市長を代わりに国際イベントに出席させようと決心するほど不満を持っていたものと思われる。

 キム市長の当日不参加のハプニングは、映画祭の名前をめぐって蔚山​​市と蔚州郡が神経戦を繰り広げたことから始まった。蔚山市は予算10億ウォンを支援する条件で映画祭の名称に「嶺南アルプス」や「蔚山」を用いることを要求したが、蔚州郡は最後まで地域名を譲らなかった。

 蔚州郡がこのような独自の路線を進んで失ったのは、10億ウォンの予算だけではない。蔚山市は今年広域市昇格20周年を記念する「蔚山訪問の年」と銘打って巨大な広報マーケティング戦略を繰り広げたが、蔚州世界山岳映画祭の広報は、蔚州郡の役割だった。

 5日間の蔚州映画祭に集まった観衆は約6万人と映画祭事務局は推定した。昨年の第1回で事務局が明らかにした観衆は、5万3000人だった。しかし、イベント期間中に会場を往来した周辺関係者は、昨年に比べて会場が広く感じられるほど訪問者が少ないと口をそろえる。

 野花漫画フェスティバル、ツリークライミング、全国スポーツクライミング大会、ガンウォルジェで開かれた山上音楽祭「蔚州オデッセイ」など、家族単位やスポーツ愛好家が参加するプログラム会場は参加者でにぎわった。しかしながら映画祭の中心であるべき「映画上映館」周辺は寂しいほどで、映画祭は全国の映画ファンを集めるには限界を表わした。

 このような寂しい上映館の雰囲気は、無料で行われている映画チケットのずさんな運営システムと無関係ではなかった。当初映画祭事務局は、オンライン予約以外に観覧席の20%を現場で発券すると約束したが、開幕翌日になって突然上映日に関係なく事前予約することができるように方針を変え混乱を招いた。

 週末の上映時間に間に合うよう当日券を入手しようとしていた観光客は「売り切れ」という案内に失望して引き返した。臨時上映館3棟も含め4箇所の上映館では、「売り切れ」という案内とは異なり前売券をストックしておいて、会場が見つからない団体のために主催者側は冷や汗を流したという裏話もある。

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去る9月23日、蔚州世界山岳映画祭会場で特別講演をおこなうリック・リッジウェイ氏の様子。 蔚州世界山岳映画祭事務局提供

蔚州推進・神仏山ケーブルカー - 山岳映画祭との共存方法は・・・

 今回の映画祭で主催側が精魂込めたプログラムの中で欠かせないのは、今年初めて制定された「蔚州世界山岳文化賞」だった。受賞者は、7大陸最高峰を世界で初めて登頂した記録を保持し「地球の息子」という敬称を持っているアメリカのリック・リッジウェイ氏である。彼は会場で特別講演と特別展示会をおこない、蔚州地域「嶺南アルプス」と縁を結んだ。

しかし、登山家であり環境活動家に変身した彼には、蔚州郡が推進する「神仏山ケーブルカー」が不満だった。

 リック・リッジウェイ氏は記者会見で「山は野生そのままに保存しなければならない。そしてケーブルカーには反対する」と表明し、映画祭関係者たちを困惑させた。 彼は「山に登った時、野生が与える魔法を感じることができて自然から安らぎを受けることができる」 として 「車に乗って、駐車場に駐車をして、ケーブルカーに乗って展望台まで上がって、再びケーブルカーに乗って降りてくるのは優れた人間の姿ではない」と批判した。

 映画祭発足を先頭に立って主導してきた蔚州郡は、今後は映画祭運営主催を法人にして世界的山岳映画祭として発足させていくという立場だ。
 蔚州郡の方針通りならば、来年9月には第3回蔚州世界山岳映画祭は神仏山の頂上と連結されたケーブルカー駐車場の真下で開かれることになる。

 「自然との共存」をスローガンに掲げた蔚州世界山岳映画祭が、映画祭の存在理由と現実の環境の間で、どんなスタンスを取るかにより今後、名実共に世界山岳映画祭に発展するかどうかを分けるものと見られる。

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以上引用おわり

なにかと「世界的」なタイトル好きな韓国ですが、この蔚州世界山岳映画祭に賭ける意気込みはものすごいものがあります。
昨年の第1回のゲストとして韓国に招かれたのがラインホルト・メスナー、そして欧米ではその名が知られている山岳ジャーナリストBernadette Macdonaldを招いたところに私は韓国山岳界の「本気」を感じた次第。

チケットの問題は「ケンチャナヨ」な韓国社会ではまあご愛敬として、神仏山のケーブルカー問題は痛いところを突かれました。

 あの雪岳山でも経済効果を期待してロープウェイ建設計画が浮上、計画に反対する自然保護・登山関係者に逮捕者がでるほど反対運動が白熱していました。
 朴槿恵政権が終末を迎えたことによりロープウェイ建設も白紙に戻されましたが、最近になってゾンビのように再浮上しているようです。
 当該記事の神仏山ケーブルカー計画のように、経済効果を期待する賛成派と自然保護を訴える反対派との対立が続いているところもあります。計画はかなり推進されているようですが、各関係省庁の対立もあり、ケーブルカー建設が実現するかはまだ予断を許さない状況、といったところです。

第3回蔚州世界山岳映画祭が韓国のみならず世界的な山岳イベントとなりうるか、ケーブルカー建設計画という環境問題の行方にも注目したいと思います。

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スパッツ

山形美術館を出た後、天童の登山用品店マウンテンゴリラを訪れる。

ガイド山行中に、長年愛用していたロングスパッツが「ピリッー」と派手な音をたてて刈りはらわれた枝先で裂けてしまった。

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RIPENのロングスパッツを購入。
前に愛用していたのはかなり旧モデルの、ICI石井オリジナル製品でゴアの薄手生地の製品だった。
今回は生地の厚いRIPENを選択してみる。
信頼できるアドバイザーである店主の誉田さんも「俺も使っている」というのでためらいなく購入。
このスパッツも、長いつきあいになりそうです。

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一寸先は光

アメリカのL.L.ビーンがパンチの効いた広告をひねりだしました。

Portland ad agency shines with new L.L. Bean ‘invisible ink’ ad by Portland Press Herald 2017.9.23

ポートランドの広告代理店The Via Agency社が創りだした広告で、かのNew York Times紙に掲載された広告ですが、

Beanad

まず左側、紙面には『L.L. Bean,』、『Be an outsider, (野外に出よう)』 、『Bring this outside, (外に持ち出そう)』、『No, seriously. Take this outside (いや、ホントにこれを外に持ち出そう』 という単語しか読めません。

そして右側、ポラロイド写真と同様の仕組みからなる特殊インクで印刷された部分、光にあたると文字が浮かび出る、という仕組みになっています。これは「フォトクロミック」という、紫外線に反応するインクだそうです。
L.L.ビーンの製品には一切触れず、アウトドアに出かけることを奨励する宣伝文句で、室内に入ると文字はすぐ消失するようになっています。

この広告の趣旨は、
「私たちは誰もがアウトドア愛好家である」
「人々に(野外にでかける)行動をうながす」
という事です。
広告業界の機関誌Adweekでは絶賛されたとか。

前掲記事の最後のコメントでは、L.L.ビーンのマーケティング担当者はまだまだ何か企画しているらしいが内緒です、と締めくくっています。ちょいとL.L.ビーンの広告に注目ですな。

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