ウルドゥー語の夜 第15夜 最後の授業
3月1日から2週間にわたり、福島県某所にて出張生活。
火曜の夜は、ビジネスホテルの部屋で東京外国語大学のウルドゥー語の授業を受ける。
3月9日、第15回目、最後の授業。
アーミル先生からは、授業を通じてウルドゥー語の何が難しかったか、一人一人質問を受ける。
授業は英語で進められているので、受講生の回答ももちろん英語。
私は単語を繋げてw ウルドゥーアルファベットの頭字、中字、尾字で文字が変化するのが難しいと答えた。
他の受講生の方も同様に答える方がおり、最後の授業はまたまたウルドゥーアルファベットの繋がりによる字形変化、発音のレッスンで締めくくられる。
授業のシラバスでも「文字を取り上げるとそれだけで授業が終わってしまうので自習が望ましい」ことになっていたのだが、やはりアラビア文字のハードルは高かった。
普通の会話練習をやってほしいというリクエストも多かったようだ。
東京外国語大学のウルドゥー語科の学生は文字の習得に一年をかけると聞く。やはり3ヶ月の講座では、講座のみでは限界があろう。
わずか3ヶ月とはいえ、ウェブの画面上とはいえ、ほぼ毎週顔を突き合わせた面々。
最後の授業では、アーミル先生との対話を聞きながら、チャットルームは皆さんからの別れの挨拶が続いた。
「皆さん自身で、これからも学び続けてください」
アーミル先生の言葉を受け、外語大のスタッフによりzoom画面は打ち切られ、3ヶ月にわたるオープンアカデミー・ウルドゥー語講座は終了した。
実は東京外国語大学オープンアカデミー申し込みの際、申込日の23時50分くらいまでウルドゥー語を履修するか、スロヴェニア語を履修して可愛い女の子と知り合って〇〇するか迷っていた。結局、数年前に上京しての対面受講を断念したウルドゥー語に「初志貫徹」と申し込んだのだが、アラビア文字を用いる言語は初めてだったので、新鮮な体験だった。
なぜウルドゥー語だったのか?
もちろん登山絡みの理由もあるが、南西アジア世界に踏み入るツールとして、私はウルドゥー語を選んだ。
まだまだウルドゥーアルファベットの勉強が足りない!
好きでやっていることだ、あせらず続けよう。
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