ウルドゥー語の夜 第8夜

今週は体調も整えてリモート授業に臨む。

「先週は体調不良ですんません!今日はだいじょぶです!」

と、事前に調べた英語で先生に返答し、授業は始まる。

先週から、自己紹介にウェイトを置いた例文の練習が始まっているらしい。

パキスタンの学校制度にそった自己紹介の例文を学び、各受講生に発音させるのだが、その過程で、受講生たちの学歴・・・意欲的な高校生から博士課程を修めた方まで、皆さんのさまざまな経歴を知る。

お気楽お気軽にウルドゥー語を学び始めた私、かなりヤバい気がする。

あっという間の1時間半、先生からは早速来週の宿題を出される。それは

「ウルドゥー語で自己紹介せよ」

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例文のPDFファイルは翌日メールで届き、出張先の見知らぬ街のコンビニでプリントアウト。

ビジホのコーヒーメーカーのエスプレッソ飲みながら、ぼちぼち自己紹介文考えます。

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ウルドゥー語の夜 第7夜

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今朝は3時起床で会社駐車場の除雪に出動。

微妙な積雪量だったが、溶け残って凸凹になっているので平らにならすためにホイルローダーに乗り込む。

が、エンジンがかからない。

急ぎ工場に車を走らせ、昭和時代に購入された超ウルトラスーパー古いペイローダーで本社に乗り付け、除雪を敢行。

なにぶん古い車体で、冷暖房も無く、床下には隙間が空いている。

気温マイナス3度の中、エアコンの無い車体では窓がすぐに曇る。周囲確認と除雪具合を確認するため、両側のドアを開放して作業しなければならない。寒さに耐えながら除雪完遂。

 

突き刺す冷え込みが身体に来たのか、夕方帰宅してから身体の感覚が何かおかしい。

発熱の、寒気がする直前の何か気だるい感じがするのだ。

本日のウルドゥー語講座開始まであと3分。

気合で今日の授業を乗り切るか。

明日からは福島出張の泊りがけの現場作業がある。仕事をとるか。

 

迷う私のケツを叩いたのは、以前お世話になった愛知学院大学山岳部の重鎮、本郷さんからの言葉

『ヒマラヤ登山で風邪ひくのは、自己管理できてないからですよ』

その言葉を思い出し、もう既に他の受講生のウインドウが開いているzoom画面のチャットルームを開く。

受講生と先生皆にあてて、新年の挨拶と欠席の文言を書き込み、パソコンをシャットアウトして布団をかぶり、寝る。

本日の「ウルドゥー語の夜」は体調不良につきお休み。自分の体優先します。

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ウルドゥー語の夜 第6夜

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 ウルドゥー語の母音+子音の組み合わせで発音表を埋めよ。

 そんな宿題が出ていたのだが、ウルドゥー語のアルファベットは単語の頭・中間・語尾の各々で形が変化する。

 まだその変化形も習っていないので、webで発音表を調べるが、これまたウルドゥー語はマイナーなのか、母音と子音の組み合わせによる一覧表が全く無い。

 とりあえずわかった「re」の一列を書き込んで授業に臨む。

 受講生の皆さんもわからなかったのか、空白のまま授業に臨んだ方が多く内心ほっとする。

 本日はひたすら母音の形状変化について学ぶ。

 大学書林の『ウルドゥー語基礎1500語』には

「最初は複雑に思えるが覚えてしまうと後は一字一字を丸々書かなくて済むためかえって楽である。」

 と豪語されているが、いやいや問題はそこじゃねーだろ。その「覚えて」が苦労してるんだってばー!

 

 今日もあっという間の一時間半。来週は授業が無いので、今日が今年最後の授業。

 今秋からウルドゥー語にチャレンジして、アルファベットの難しさだけを思い知らされた授業だった。

 皆さんもだいぶ雰囲気に慣れたのか、授業中もチャットルーム含めて質問が飛び交う。いくつか抱えている質問や授業の要望もメールしよう。ウルドゥー語との死闘はまだまだ続く。

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ウルドゥー語の夜 第5夜

今夜は宿題チェックの日。

先生が共有画面にワードで幾つかの発音ローマ字を書き、その発音に適合するアルファベットをノートに書く。

そのノート紙面をzoom画面を通じて先生に見せる、という具合だ。

やべえ!

まだ完全に覚えてねえ!

速攻でウルドゥー語アルファベット一覧を調べ、適合するアルファベットを書く(カンニングしてごめんなさい)

しかし問題はここからだった。

zoomビデオ画面の設定、山の本と道具で散らかった部屋が映るのが嫌なのでバーチャル背景をセットしていた。

このバーチャル背景のおかげで、PCのカメラに宿題答案を書いたノート紙面を向けても人間と判定されないため、画面に何も映らないのだ。

「マサルさん、バーチャル背景解除して」

と先生に言われるものの、慌てていたためバーチャル背景設定のウインドウがなかなか出せない。

その間、親切な受講生の方々がzoomのチャット機能でアドバイスしてくれた。

ようやくバーチャル背景を解除したときには、授業はもう先に進んでいた(笑) 受講生の皆さん、ありがとうございました。

本日はウルドゥー語アルファベットの母音の発音で悩まされる。

さらに、ウルドゥー語のアルファベットは「尾字」「中字」「頭字」として、同じ語でもあのミミズみたいな文字の頭、中間、語尾では形状が変化する。

例 س(スィーン 独立字) ـس (尾字)ـسـ(中字) سـ(頭字)
覚えられる自信ない・・・

今日も宿題を出される。今回のミッションは、

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各母音と子音の組み合わせを表記せよ、という宿題。 

授業の初め、「マサルさん、آپ کیسے ہیں؟ 」(お元気ですか)と先生に聞かれる。

少しずつ、言い回しも覚えなくては。

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ウルドゥー語の夜 第4夜

気温5度の寒空の下、岩手県某所で現場作業。

現場管理と作業員の2役をこなし、ヘトヘトになって帰る。

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今日は東京外語大のウルドゥー語の授業の日。眠気防止に軽食だけの夕食を済ませ、PCとzoomをセット。

某全国チェーンのビジネスホテルに滞在しているのだが、支障なくzoomが繋がってくれた。

今日はなぜかハーン先生に度々指名を受ける。そのたび、たどたどしい英単語で答える。

授業は英語で進められるため、受講内容そのものだけでなく、先生から指されたり何か問いかけをされるときに備えて、英語を聞き取ろうという緊張感が延々と続く。

本日の授業はウルドゥー語の男性名詞・女性名詞の判別、さらに複数形・単数形を絡めての解説。

突然、ハーン先生に「マサルさん、これ発音してみてください」と指される。

しかしPCの画面には受講生皆のウインドウが展開されているだけで、共有画面は映っていない。

「sorry, I can't see something・・・」← 正確にはanything

こんな調子で、ほんのちょっとした言い回しの英語がもどかしい。

来週はウルドゥー語アルファベットのテストやります、と先生に言われる。どうなる俺!?

一時間半の授業が終わってから、汚れきった作業服の洗濯、入浴、夕食、今日の現場作業の書類作成etc・・・無駄な時間を省きやるべきことをやり終えると、もう12時近い。明日もまたハードな現場作業。

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ウルドゥー語の夜 第3夜

今日は会社からの帰りが遅くなり、晩飯後回しでPCとzoomをセットしてスタンバイ。

やべえ!

宿題のウルドゥー語アルファベット全然マスターしてねえ!

zoomの共有画面に映し出されるアルファベットを見ながら、手元に用意した参考書で必死に読み方を探す。

先生が画面に ھという文字を書く。

慣れない英語の解説を聞きながら、先生が発音をローマ字で書いてくれ、ようやく「有気音」の印と理解する。

あー中国語で悩まされた経験が生きている・・・(もう中国語の発音も忘却の彼方だけど)

アルファベットの解説から、話題はウルドゥー語の特徴、男性名詞・女性名詞の解説。

ええ!? ウルドゥー語の格変化って幾つあるんだ!?

今更ながらウルドゥー語の泥沼にハマったことを自覚する。

東京ロシア語学院でロシア語のアルファベット発音を学んだときは「ロシア語という海のほとりに立っているんだなー」という感想をもてたが、ウルドゥー語はアルファベットを知れば知るほど、道が遠のいているような気がするw

今日もあっという間の一時間半。

会社のデスクワークで自分の無力さをひしひしと感じる日々の中で、手探りながらでも「自分の知らないことを知る」授業の時間は私にとっては気分転換のひと時だ。 20201202_210123

大学書林の「ウルドゥー語基礎1500」を入手したものの、字が小さくて読めない・・・

もはや「衰える脳との闘い」以前に、「進行する老眼との競争」だったりする。

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ウルドゥー語の夜 第2夜

東京外語大オープンアカデミー、ウルドゥー語講座の第2回め。

早めに会社を退出して老母の様子伺いに実家を訪れるが、取引先から携帯に連絡が入る。

皆が現場を終えてくる夕方以降が、電話のやりとりタイムだったりする。

急ぎの用件、こちらも急ぎ自宅に戻り、PCを開いて書類をチョコチョコ書き、会社の関係部署にメールを送る。

それからまたまた急ぎ夕食を摂り、PCのzoomをスタンバイ。

今日の授業は予想外に、ウルドゥー語の基礎、アルファベットの発音から始まる。

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ウルドゥー語の基本的な書体『ナスタアリーク体』のフォントで説明を受ける。

「予想外」と前述したが、この講座の紹介文では、

文字の書き方は、受講生の希望が一致すれば扱うが、原則として自習とする(文字を扱うと、それだけで講座が終わる可能性が高いため)」

と紹介されていたのだが、受講生のレベルがバラバラなので、アーミル先生も悩まれての判断だろう。もっとも、基本のアルファベットもわからない私にとっては良い機会である。

本日の授業の中心は、 

Al2

どちらもカタカナ表記すると「テ」なのだが、右は普通の「テ」、左は舌を硬口蓋に付けて発音する「テ」。

慣れるまでなかなか発音しづらいし、聞き取れない。

中国語を学んだ時の教訓『自分で発声できない発音は聞き取れない』を再び痛感。

Uru 

「舌を硬口蓋に付けて発音」という事を英語で解説を受ける。私は以前に購入していた白水社の『ニューエクスプレス ウルドゥー語』のアルファベット解説のページを参照しながら、乏しい英語力をカバーする。

 先生手作りのテキストがzoom画面に映し出され、一人一人指されて発音する、という授業の流れである。

 英語が聞き取れなくて時間もてあましたらどうしよう、などと考えていたが、いざ授業が始まるとあっという間に一時間半は過ぎる。

 とりあえず今日覚えたのはウルドゥー語のアルファベット6文字。アラビア語は28文字で表記されるが、アラビア語やペルシャ語の影響を受けたウルドゥー語のアルファベットは、それらより文字数が多い35文字。

 来週は休講のため、アーミル先生からはしっかり宿題を出される。日暮れてなお道遠し。

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ウルドゥー語の夜 第1夜

災い転じて何とやら。

東京でしか受講できなかった 東京外国語大学オープンアカデミー が、コロナ禍のためにリモートで受講できるようになった。

2016年に台風襲来で断念したウルドゥー語講座の受講を申し込み、本日は初授業。19時半から21時まで、びっちり授業である。

ウルドゥー語とは、北インド、パキスタンで使われている言語。

私は不器用だしコツコツ努力する程の几帳面さも無いのだが、やりたいことは何年かかってもやってみる事をモットーとする。

しかし、コロナ禍で自宅にいながら外語大の講座が受講できる日が来るとは思わなんだ。

Urdu

先生はパキスタン・カラチ出身のアーミル・アリー・ハーン(Amir Ali Khan)先生。
授業はzoomを利用して、英語で進められる。

今日出席した受講生は、私含め14名。

授業初めは、アーミル先生の呼びかけで全員自己紹介。もちろん英語で話す。

個人情報もあるので詳細は明かさないが、旦那様がパキスタン人という女性の方、かつて外語大でウルドゥー語学んだ方、現在進行形で学んでいる学生の方等々、様々な人たちが集っている。

振り返ってみると私が一番英語ダメなのだが、こういう場合は日本国内と異なり謙虚さなど振り払い、8000m峰登山を経験していること、パキスタンのK2、ナンガパルバットを登っている仲間がいること(平岡君、竹内君、勝手に引き合いに出してごめんなさい)をストレートに話して自己紹介する。その方が先生にも覚えてもらえるからだ。

しかし、受講案内には

Hei

「平易な英語で進められる」とあったので、なんとかなるだろうと不二家ケーキより甘い考えでいたが、

Hei2

私以外の受講者の皆さん、英語もペラペラ。中には流暢なウルドゥー語で自己紹介される方もおられる。

第一日目、授業はウルドゥー語の概要紹介から。

先生や他の受講生の皆さんが話すウルドゥー語、英語のフレーズで、聞き取れた単語はもれなくノートに記録。後で調べることにする。

もう杉田玄白の『解体新書』状態である。

ウルドゥー語の概要紹介が終わり、残りの時間で挨拶のレッスン。

السلام علیکم assalām alaikum 、それに対する返答として وعلیکم السلام waalaikum assalām を繰り返し音読。

受講生全員の自己紹介が終わった後、受講生のレベルがあまりにバラバラなので(たぶん最低レベルの元凶は私)、先生もだいぶ悩んでいる様子でしたが、「とにかく話しましょう。間違いは気にしない。話さなければ、それは言葉を学んだとは言えない。」という力強い言葉をいただき、本日は授業終了。

授業最後の、別れの挨拶はشکريا Schukria!

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キリル文字の夜 最終夜

東京ロシア語学院、通学最終日。

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今日は少し時間に余裕があったので早めに登校。

ぼつぼつと他の皆さんが登校してくる。
男性受講生の方が
「今日で最終日ですね」と声をかけてきた。
嗚呼、私も少しはキリル文字に慣れただろうか。

いつもと同じように、キリル文字の解説、そして例として挙げられている単語を一人ずつ音読していく、という授業。
キリル文字、ロシア語アルファベット33文字のうち2文字は発音しない。
その発音しない文字「分離記号」、「軟音記号」を学ぶ。
それから疑問文、平叙文のイントネーション。
イントネーションによって疑問文になったり平叙文になったりする例を学ぶ。

いつものように淡々と授業は進められ、21時、授業のおわりを告げる「白鳥の湖」のオルゴール音が館内放送で流れる。こうして5日間の集中講座は終わった。
皆で「お疲れ様ー」と声を掛け合い、教室を去って行く。

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記念に「ロシア語文法表」(ロシア語の格変化などを冊子にまとめたもの)を買い求め、東京ロシア語学院から退出。

今回の講座はひたすらキリル文字、ロシア語のアルファベットの発音とイントネーションの解説に的を絞った内容なので、文法にはほとんど触れられていない。
ロシア語という広大な海のほとりに、ようやく立ったにすぎない。
まあ慌てても仕方ない。好きでやっていることだ。

ロシア語使いになることを夢見て、ビジネスホテルに帰る。
明日も仕事だ。

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キリル文字の夜 第四夜

東京ロシア語学院、通学四日目。

本日は神奈川も冷たく激しい雨。
日中の現場作業でも気温は上がらす、山形から念のため持ってきていたアンダーウェアを着込んでいても寒い日。
身体が資本の現場作業員なので、絶対に風邪をひいたり体調を崩すことは許されない。

17時半過ぎにビジネスホテルに戻り、少し休憩。
日中あまりにも寒かったので温かい部屋に戻るとボーッとする。
ボーッとしている間に時間が過ぎ、電車の時間が迫っていることに気づき、身支度を調えてホテルを出発。

電車2本を乗り継ぎ、経堂駅を出てからコンビニのイートインコーナーでアンパンと缶のブラックコーヒーを口にするのが日課だ。
授業中に眠くなるのを防ぐため、アンパンの軽食だけにして夕食は摂らない。

木曜日、現場作業の疲れに加えて、授業内容もひたすら子音の軟音の練習。
頭がボーッとしてくる。
ときおり姿勢を正して眠気を払う。

四日目にして「o」や「H」の発音には慣れてきたが、まだまだ「п」などキリル文字特有の単語に戸惑う時がある。

1時間半の授業を終え、まだ電車2本乗り継いでビジネスホテルに戻る。
雨と汗で濡れた作業着や手袋を乾かしたり、洗濯したりする野暮用を終え、就寝するのは12時前。

私の場合たった5日間だけど、定時制学校に働きながら通う学生の苦しさをちょっぴり味わった、雨の一日。

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