太陽がいっぱい

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日の出前にヘッドランプ行動で登りだし、古寺鉱泉から朝日連峰・大朝日岳を往復。

稜線上は強風だが、日差しが強い。

山形市内から望む大朝日岳は尖っているのだが、間近で眺めると両脇に小ピークを従え、堂々としたたたずまい。

旅行社様からご依頼をいただく初夏~紅葉シーズンには見られない、ショウジョウバカマの大群落、カタクリの大群落、咲き誇るタムシバ。

写真は撮影していません。ぜひご自身で登ってご覧になってください。思い出は心の中に。

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芽吹いたばかり、縮んでいるブナの若葉の新緑が美しい。

まだまだ、私は朝日連峰の魅力を知らないことに気づかされる一日。

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ウグイスの鳴く頃に

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連休前半の最終日29日、西川町姥沢から月山山頂往復。

黄砂も収まり、遥か彼方の鳥海山が美しく映える。

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雪を被った手前の石見堂・赤見堂、彼方の朝日連峰を眺めながら下山。

延々と続く雪原をひたすら下降。

ここには緊張するナイフリッジも無ければ岩稜・岩壁も無い。

広大な雪原を歩き、月山は「雄大」な山だ、とあらためて思う。

残雪期の今、それは日本全国いろんな山岳地で経験できる感覚かもしれない。私にとっては、それが月山だ、ということだ。

夏スキー場の基部に下りると、ブナ林にウグイスの声が響く。

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今日も日差しが暑い。あまりに暑いのか、アオダイショウが雪上をウロウロしていた。

今年、私は月山のどんな表情を眺めることができるのだろう。

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月山情報【2024年4月29日現在】

東北マウンテンガイドネットワーク 清水会員から寄せられた情報で私も本日現地確認、月山スキー場でもアナウンスされていますが、姥沢リフトの東側、「四谷沢ルート」がある斜面で全層雪崩が発生しています。今後周辺斜面に入る方はご注意願います。

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晴れ、時々CPR

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日赤山形県支部主催の基礎講習に参加。

過去、日赤救急員の資格取得しようと3回トライしたが、いずれも急な現場仕事が入り挫折。私の心の中で「呪われた日赤講習」と呼んでいた。

以前の日赤山形県支部では講習日程もごくたまにしか公表されなかった。少年自然の家で活動する機会がある私はなんとか日赤の「幼児安全講習」を受講したが、日赤救急員は見切りをつけ、消防の上級救命法・応急手当普及員の資格を取得していた。

最近になって日赤山形支部では講習予定を明示、受付もウエブ申し込みで可能になった。以前は救急員の資格取得には3日連続の講習出席が必要だったが、現在は基礎講習1日、救急員養成2日と日程を分かれている。今回はあらためて基礎講習から受講。

蘇生法はコロナ禍を経て、人工呼吸が復活(コロナ流行真っ最中の消防救命講習ではマウスtoマウスの人工呼吸は割愛されていた)。

蘇生法訓練用ダミー人形のビニール製肺も、ディスポーザブル・使い捨てになっていた。思わぬところでアフターコロナを実感。

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暑すぎる春

鶴岡市小岩川地区の例祭を見学した帰り、月山山麓のシークレットエリアを観察。

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例年のごとくザゼンソウが花咲いてました。しかも今年は数多い。

この時期、歩道も無い国道112号線沿いはカタクリやニリンソウ、キクザキイチゲの花畑になっているはず・・・

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今日の鶴岡市の気温は約30℃、標高が高い位置にあるとはいえ、カタクリもニリンソウもおわりかけでボロボロでした。

あまりの温暖さに、今年は花のシーズンも早いかな。

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春は別れの季節

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長年愛用してきたデジカメ、ペンタックス Optio w20が寿命を迎えたため、引退いただく。
リチウムバッテリーが膨らんできた事、起動するたびに日付データが初期化されるなど異常が目立ってきた。
発売開始は2006年の製品。
山で使えるカメラとして、防水機能に目を付け中古品を購入した。
ズームレンズではないためにコンパクトかつ起動も速く、1cmマクロ撮影が可能な点もお気に入りだった。
雨や雪の山稜で、晴天の山の花畑で、何度このカメラを手にしてきたことだろう。
気が付けば、世の中はデジカメなど使わず、登山アプリと連携したスマホで登山中の写真を撮影するようになっている。

さよならOptio W20。

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令和6年度 総会

令和6年4月6日、私が所属する東北マウンテンガイドネットワークの総会。

承認議決内容で荒れないか考え込んだり、ここ数年は年度末・年度始めは重たい気分が続く。

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おかげさまで総会は完了、新年度のスタートをきることができた。

総会が終わった安堵感よりも新年度への重圧を感じる中、場は楽しい懇親会へ。

翌日午前は、

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ロープワーク研修。「あれ?」「え?」と言いながら忘れかけている結び方を記憶の彼方からほじくり返す。

現地参加の皆様、大変おつかれさまでした。

普段の会社員生活とは異なる、ガイドとしての新たな年度が始まります。

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整形外科

昨秋から、右後頭部、右首筋、右肩、右上腕の痛みに悩まされる。

筋肉の痛みもさることながら、表皮付近も痛い。

後頭部だけでなく、右耳にも痛みが波及し、リンパ系の癌か何かか?と思う位に痛い。

ついに山形市内のゆうき整形外科の予約をとるが、急な現場仕事でキャンセル。急ぎ電話して翌週に予約を変更。

その一週間の間に痛みは嘘のように消えてしまったが、昨秋から時折の痛みに悩まされるため、延期した予約どおり通院。

ゆうき整形外科には過去にも通っているが、その理由はなんといっても

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待合室に日本ヒマラヤ協会の機関誌バックナンバーが揃っているから。

海外登山や難しい登山から離れたとはいえ、機関紙『ヒマラヤ』掲載の山々の写真を眺めているだけで興奮してくる自分に気が付く。

通院の待機時間は長く感じるものだが、ゆうき整形外科の待ち時間だけは短くて仕方ない。

診察・レントゲン撮影の結果、骨格・椎間板・神経系に異状無し。リハビリルームのお姉さんもドン引きするほど、私の身体は硬い。その硬さに原因があるとのことで、筋肉をほぐすマッサージを受け、必要なストレッチをご教示いただく。

「老い」だの「歳」だの言う前に、まだまだ身体動かしてやりたいことは幾らでもある。

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老い

フランスの哲学者ボーヴォワールの著作『老い』の解説動画をYoutubeで視聴した翌日。

会社を退出した夜、山形市総合スポーツセンターのトレーニングルーム利用の為、息子と共に「体力測定」を受ける。

同施設のトレーニングルームを利用するためには、この「体力測定」を受けなければならない。

測定項目は、身長、体重、体脂肪率、血圧、最大酸素摂取量、柔軟性(前屈)、敏捷性(センサーによる全身反応時間測定)、垂直飛び、握力、上体おこし、閉眼片足立ち である。

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何ともショックだったのは、閉眼片足立ち75秒で体力年齢がずっと若かった以外は全ての項目で息子に負けていたこと。

最大酸素摂取量は、体力測定プログラムが入った高性能なエアロバイクを11分間漕ぎ続けて測定する。時間と共にペダルの負荷が自動で重くなり、センサーで計測した脈拍を記録、内蔵コンピューターが最大酸素摂取量を計算していく。

私が31.6ml/kg/min、息子が44.0ml/kg/min。

ちなみに、8000m峰14座全山登頂で知られるラインホルト・メスナーが、全山登頂を果たした1986年当時に測定した最大酸素摂取量の測定値が49.1mi/kg/min。

私の場合は単なるトレーニング不足もあるのだが、息子の若さと自分の老いを、具体的な数値を突きつけられて実感する。

老いると、人はかつての自分を模倣するという。「昔取った杵柄」にハマって命を落とした登山者を幾人も見てきた。

私にとって遠くない老境に、今よりも衰えた自分にはどんな登山ができるのか。時折考えることもある。

ウォーミングアップのためにランニングマシンで歩き続ける私の隣で、息子は同じマシンで快調に走っている。

心ひそかに、海外登山を目指していた頃の体力を取り戻そうと企んでいたのだが、老いという現実と向かい合わなければならない事をあらためて実感した夜だった。

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積雪5mの世界で思いっきり遊ぼう 2024

山形県朝日少年自然の家企画事業『積雪5mの世界で思いっきり遊ぼう』の引率担当としてブナ林を行く。

大規模な寒気流入と西高東低の気圧配置で、吹雪いたり青空が見えたりの繰り返し。

弓張平パークプラザから出発するが、昨日の夕方から今朝にかけ一気に新雪が積もり、スノーシューを履いても膝上~腰の鬼ラッセル。

強風でホワイトアウトになりかけるので早めに樹林帯に入りたいのだが、ラッセルがなかなか進まない。体力にモノを言わせて樹林帯手前の斜面を進み、ブナ林に入る。

例年は屋外で昼食をとるのだが、所長や担当Eさんの御手配で昼食はパークプラザ屋内でとる予定、時間を見計らって私が退却を決める。

昨日は1時間半ほどで往復できた合体ブナも、今日の新雪では全行程の1/3進むのが精いっぱい。途中、ウサギの足跡やブナの解説を交えたり、新雪の中にダイビングや参加者にラッセル体験をしてもらったりと時間を調節してパークプラザに戻る。

昼食後はあらためて弓張平スノーパークの斜面にて子供達に雪遊びに興じてもらう。この時間帯が、親子連れの参加者皆さんにとっても一番楽しそうだった。

自然の家所員の皆さんやサポーター(ボランティアスタッフ)皆さんのおかげで悪天候の中、無事に行事を終えることができた。

今年度の企画事業も無事終了。所スタッフ皆さんやサポーター皆さんに挨拶して私も退所。

ガイドとして子供達参加の行事に関わる責任は重い。解放感もあり、今日の帰り道は奮発してYUKIHIRA COFFEEに寄り道。

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席が空いていたので、今日はボリビア産豆コーヒーを堪能しながら一息入れる。

今日の山行で「ああすればよかった」「こうすればよかった」と思いつつ、酸味のあるコーヒーを飲みながらボーっとする時間を過ごす。

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卒業式と湿り雪

3月1日。

勤め先の創立記念日で休日、息子の通う魁!男塾 山形分校の卒業式に出席。

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女子学生が全くいないので、会場は学ランの黒一色。

卒業生入場で会場に入る息子を眺める。

普段は成長を実感することはあまり無いのだが、山岳部生活のおかげだろう、風呂上りの息子の身体の下半身はビックリするくらいガッシリしていた。

卒業式のセレモニーだけ参加、PTA解散式と最後のホームルームはごめんなさいして学校を退出。

自宅でスーツからファイントラックのウェアに着替え、永谷園の梅茶漬けをかきこみ、速攻で月山山麓に移動。

明日に控えた少年自然の家のブナ林歩き、荒天が予想されるためルートが確定していないので、橋を渡る箇所などの危険地帯に篠竹ペナントを設置していく。

既に寒気の影響があると思いきや、月山山麓は気温が高かったのか重たい雪でスノーシューで歩くのも一苦労。

携帯に自然の家担当のEさんから連絡が入り、明日は以前に私が提示していた「Bプラン」コースを行きたいとのこと。

急ぎ志津温泉から弓張平に移動、合体ブナを目指すコースをたどる。日没まであと3時間。

前回2月4日に往復した時より、相当気温が高かったのだろう、雪が重い。

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自分のペースで1時間半ほどで合体ブナを往復、危険個所や子供達が遊べる箇所などを確認しながら進む。

高温でブナの小枝には雫が幾つも垂れている。ここのブナ林は人里に近い二次林で、野生動物の痕跡も少なく、無知無学な私には自然解説の材料が物足りない。さあ、どうなる明日の俺!?

車に戻る頃には寒気の影響で激しい雪になってきた。国道112号に降りると雨になる。わずかな高度差で気候が全く異なる。

様々な気象条件と明日の山の様子、子供達へのガイディングをイメージする。最終打ち合わせをすべく、夕暮れの国道を走り少年自然の家を目指した。

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