虎ヶ岳 (414m 山口県光市)

山口県光市の最高峰、虎ヶ岳(414m)を目指す。

東北でも人気の高い虎毛山の資料をあたっているときに知ったのだが、日本の山名で「虎」の字が用いられている山は少ないらしい。
また、山口県光市と下松市を隔てて300~400m級のピークが屏風のように連なっている。
この連嶺のピークとして、ぜひ虎ヶ岳を登ってみたくなった。

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本日は定光寺コースから虎ヶ岳をめざす。

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登山口には何かのおまじないか?積み石が沢山並んでいた。

沢沿いの細い登山道をたどり、やがて杉林の中へ。

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山城の跡か、耕作地の跡か。古びた石垣が幾つも並んでいました。

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道が沢筋から離れると、水の音が途絶え、静寂の世界。時折ウグイスの声が聞こえるだけの、杉林。

登山道として拓かれたのか、道はつづら折りではなく、ひたすら急登をたどります。

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やがて明るい稜線の道。

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陽光の下、新緑の中を進みます。

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虎ヶ岳山頂に至る稜線は幾つもの小ピークを越え、お手軽縦走気分。

登山口から30分程で山頂へ。
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ブログに載せてしまうと、これから登る人の楽しみを奪うような気がしてしまうのですが、標高414mにして山頂の眺めは素晴らしい!光市全域と瀬戸内海を望む。

広島県の山でも思いましたが、山陽地方の山の魅力って、山頂から「海が眺められる」ことではないかと思います。

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山頂にて。登山道のツツジはおわりかけでしたが、山頂のツツジは見事でした。

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また30分ほどかけて下山。
縦走コースとして親しまれているのでしょう、幾人かのハイカーとすれ違いました。

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虎ヶ岳山麓はケマンの花盛り。紫と黄色のケマンが彩っていました。

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I saw her standing there

月山エコプロの白田さんにお声がけいただき、ありがたいことに今年も湯殿山ガイド山行の助っ人サブガイドとして参上。

 夏道が無く、積雪期しか頂上に立てない湯殿山(1500m)。
 エコプロの湯殿山ツアーは発表と同時に申し込みが殺到するプログラム。
 毎年、JMGAガイド3名体制での催行となる。

 一週間前から天気図を眺め、当日はうまく移動性高気圧の影響をうけるのか微妙な天候。

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集合場所の山形県自然博物園前にて、青空の下、山頂を現す湯殿山。

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森林限界を抜け、湯殿山南東稜にとりつく。風が強い。

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強風の中を登り、風も穏やかになった湯殿山山頂にて。
3年越しでようやく登頂を果たしたクライアントもいて、皆さん満足の表情。

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強風のため山頂では行動食のみの休憩とし、湯殿山から下りて山麓のブシ沼でランチ。
皆さん湯殿山方面を向いているのが微笑ましい。

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帰路はズズーッと尻セードで皆さん奇声をあげながらwブナの森を滑り降りていきます。
今シーズンも、月山エコプロ真鍋氏、伊藤氏のおかげで無事下山・解散となりました。

今回の参加者で、登山ガイド志望の若い女性の方が参加されていた。
2000年始め、東北でJMGAガイド団体が芽生えたときには、各地で活動しているオッサンばかりが集結していたものでしたが。。。。
彼女のような存在に、明らかに登山、そしてガイド業へのイメージの変化を感じる。

解散後、私のシークレットエリアを覗いてみると、
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ザゼンソウはまだ固いつぼみでした。

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国道112号線、だれも見向きもしない車道脇には、キクザキイチゲが白く彩っています。

所用のため月山から寄り道して山形県朝日少年自然の家を訪問。
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少年自然の家近くの耕作地にはツクシの群生。
春ですね。

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春 雨

月山のブナ林へ。

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今年の月山は例年どおりの残雪
(と申しましょうか、昨年が少雪でした)

自然界の出来事とはいえ尾籠な画像でなんですが、
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ヤドリギの種を含んだ鳥のフン。
巧く枝にくっつきました。

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年月が経過すると、こうなります。

でも広大なブナ林で、無数に産み出されるヤドリギの種は
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ほとんどが土に還るんでしょう。

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チンタラ登っていると、熊棚の中古物件を見つけました。
手の届くところで熊棚みられるのも、積雪期のブナ林の魅力です。

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熊の爪痕も、古びたものでした。

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目的の山の天候はご機嫌ななめ。
前線通過で荒れそうなので、とっとと下ります。

やがてアウターに雨粒がぶつかる音。
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しとしと雨が降る。
やはり山も春に向かっている。

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水面をあらわした沼は、まだ早春には程遠い様子。水芭蕉もまだ小さいです。

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本日は月山スキー場オープン日。
車道脇の雪壁はまたまだ高いけれど、フキノトウという忍び寄る春もある。

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総 会

私が所属する 東北マウンテンガイドネットワーク の総会に出席。

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予算案をみんなで検討中

「会則○○ ×条が・・・」
「いや、それは△△で・・・」

という議論になると、つくづく 俺 っ て 組 織 に 向 か な い 人間だわさ~と痛感。

明日は所用を控えているため、ポレポレファームでの美味しい夕食も宴会も辞し、自宅に戻る。

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山はまだまだ雪山です。
国道112号沿いもフキノトウがチラホラみえる。
国道法面に生えていた福寿草のつぼみがまだ固い、4月初旬の月山山麓でした。

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山形日記 2017年3月

3月×日
 一時帰郷の期間、野暮用は続く。
 本日は会社の健康診断。
  
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やべえ、沖縄出張中にコンビニパンの食い過ぎでしょうか、身体が ↑ こうです。

3月×日
 会社から休みをいただき、実母の白内障の手術立ち会い・付き添い。
  
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 眼科って、待合室に雑誌・新聞無いんですね。今さら気がついたけど。
 あらためて実母の「老い」を思い知る。

3月×日
 北朝鮮のミサイルが降ろうと、職場でのお菓子試食は忘れません。
 親方がアメリカ南部出張から戻り、事務室のテーブルは
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 お土産のアメリカチックな甘ったるいお菓子でいっぱい。

 その中で絶賛されたのが、
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Sweet taste of Texas の、キャラメルがけのクルミ菓子。
クルミといっても揚げてあるのか、かなりクリスピーな食感でサクサク、表面のキャラメルもアメリカ菓子らしくない控えめな甘さ。
 美味い! 現地を訪れる日本人にも評判いいらしく、ネットで取り寄せる人も多いらしい。

3月11日
 朝、自宅で面倒をみていた実母を実家に送る。
 10時から息子の通院に付き添い。出張の多い身、せめて山形にいる間は子供のそばにいたい。
 とはいえ、ガイドとして某団体様より初心者向けの山域の推薦を依頼されている。
 実母を送り、10時までのわずかな間・隙間時間を利用して近所の里山のアプローチ道を偵察。
 
 息子の通院付き添いがおわった後、地図・資料を携えて山形市・天童市周辺の里山・低山3座の入山口の確認のため車で走り回る。
 いずれも登山経験のある山だが、団体様の大型バスが入れるか等々アプローチ道をあらためて確認。

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昼食を喰う時間も惜しいので、ボー・ションドブレ でホットドッグを買い、喰いながら山道を運転。
 こんな地味な作業も、ガイド業の内。

 山形市西端の山道を走っていると、

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昨晩の雪でうっすらと雪化粧した、我が故郷・山形盆地が一望できた。
ここが自分の故郷なんだなあ、と眺める。

 登山口の偵察が終わった後、沖縄でお世話になっている方々へのお土産を買いそろえるため、山形県観光物産会館へ。
 品物を物色していると、館内放送で
『東日本大震災発生の時刻が近づいて参りました。黙祷に御協力下さい。黙祷。』というアナウンス。
県外者も大勢訪れているだろう館内、アナウンスとともに皆立ち止まり、館内BGMも止まり、皆が黙祷を捧げる。

ああ、やはり東日本大震災は、人々皆の共通体験なのだ、と思う。

 買い物もおわり、自宅で10分ほど仮眠をとった後、実母、家族を連れて某回転寿司へ。
 移動途中、スマホが鳴る。
 沖縄業務の元請け担当者様から、来週の業務内容と道具についての連絡。
 某回転寿司屋、息子はラーメン、娘はエビ天ぷら、私はカレーを喰う。いったい何しに寿司屋に来ているのか?
 実母を実家に帰し、家族を自宅に帰し、私一人、夜の会社に出勤。
 さきほど電話連絡をうけ沖縄で使う予定の、追加の道具を取り出し、ようやく自宅に戻ったのが夜8時。

 さすらいの作業員、明日から再び沖縄に向かう。

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今年もまた

一時帰宅。
不良社員の私に仕事など溜まっている訳もないが、会社の健康診断、会社から支給される安全靴の試着、沖縄業務での精算や総務との金銭のやりとり等々・・・やたらと野暮用が続く。

ふと気がつけばもう3月。
毎年恒例、

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4月始まりのビジネス手帳の購入。

ちょっと変化を求めて、書店の店頭に並んであるいろいろな会社の手帳・ビジネスダイアリーを閲覧する。
今年から発売されたらしい、ガントチャート・月間予定表に特化したダイゴーの『プロジェクトダイアリー』がとても魅力的だったのだが、いろいろ考えた末、やはり二ヶ月分のガントチャートが一覧できる、毎年使用している能率手帳A5版を購入。

月間カレンダーを掲載している手帳が多いが、現場作業員と山岳ガイドの時間軸を生きる私には、一目で二ヶ月分の予定が目視できる能率手帳のガントチャートが手放せない。
今年はどんな予定が書き込まれることやら。

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ブナ雪原探検隊2017 2日目

朝。
いつものように、参加者よりも早く起床し、外に出て観天望気。

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気温マイナス7℃、放射冷却現象で駐車場の車は真っ白。
沖縄暮らしが続いたので、凍り付いた自分の車に一瞬戸惑う。

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 朝日少年自然の家からは、眼下に最上川・大江町の街並みが一望できるのだが、今朝は彼方の山並みまで雲海に覆われていた。
 自然の家の素晴らしいスタッフ、仲間と一緒に行動させていただき、私はあと幾度、こんな美しい景色を見ることができるのだろう。

朝食とパッキングを済ませ、バスで月山中腹・志津温泉へ移動。
本日のガイドは月山朝日ガイド協会・私のブナ林ガイドの師である横山さん。

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月山本峰は雲に隠れていたが、湯殿山がくっきり見える晴天。

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穏やかな天候の下、みんなで「一本ブナコース」を進む。

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ヤママユガの繭やウサギの糞・小便跡など「フィールドサイン」を観察したり、

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横山さんからブナ原生林の解説を聞きながら、今年も一本ブナに到着。

冷たい風が吹いているため、昼食は毎年利用しているピークではなく、少し下りた凹地に行く。
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今年も雪穴掘り。
自然の家スタッフの神保さん、サポ仲間のマロ、同じガイド仲間の細谷さんが汗だくで一生懸命掘る一方、私は上で掘られた雪ブロックを周辺に捨てる係。はっはっは。

3mまで掘り下げる。ゾンデ棒を刺してみると、積雪深は5.5m。
掘った穴は子供達に大人気。
みんなで集まる様子は、まさに昨日スライドショーで読み聞かせた『てぶくろ』そのまんま。

帰路、横山さんの指示で私がラッセルを引き受ける。
昼近くになり、好天で重くなった積雪をスノーシューで踏みつけて進む。
トレースの無い雪の斜面を進むと、一昨日までの沖縄の気候・風土を忘れ、やはり自分は雪国の人間だ、と思う。

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下山路は例年のようにキャットで圧雪されておらず、なかなか尻すべり遊びができませんでしたが、それでも斜面を見つけては滑って遊ぶ子供達。

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ブログラムも無事おわり、帰路の弓張平センターでは玉こんにゃくを振る舞ってくださいました。

玉こんにゃく食べた後の串を片付けるべく、自然の家の土屋所長が真っ先に自らビニール袋を調達してきて皆から串を集めている。ホスピタリティと行動力という点で、土屋所長にはいろいろ教えられる。

昨年の記事に書いたが、指定管理者制度が始まり従来のような活動ができるか不透明な状態だったが、良き仲間、スタッフの皆様のおかげでこうして今年も子供達と自然の中を歩くことが出来た。

『来年もまた来たい』
そんな子供達の一言が私にとって無形の報酬であり、子供達はもちろん保護者の方々にも自然の素晴らしさを体験してもらう。それが今の私にとってのガイド活動の動機付けである。

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ブナ雪原探検隊2017 1日目

沖縄から戻った翌日、山形県朝日少年自然の家主催 『ブナ雪原探検隊』 にサポーター参加。

私が沖縄に行っている間、大雪に見舞われた山形だったが、3月に入るとやはり近年の暖冬であった。

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 小雨の中、スノーシューに慣れるための試し履きを兼ねて、自然の家周辺を散策。
 
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 散策後は雪を利用してアイスクリーム作り。
 
 今回私が担当する班は、宮城県から参加されたご家族(お父さん・お母さん・女の子)と、地元の男の子(小5)1名。
 男の子と同じ学校の子が他の班にいるため、班の中で彼が孤立したり他の班で遊びほうけてしまうことに気を配っていたが、ご家族参加のお母さんにも終始気を配っていただき、班としてまとまって行動できた。

 あいにくの雨、アイス製作は体育館の中で行ったが宮城からのご家族は初めての体験とのことで、女の子も大喜び。
 夜は翌日のブナ林訪問に備え、月山の四季・ブナ林のスライドショー。

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ウクライナの民話『てぶくろ』の読み聞かせから始まり、懐かしい昨年の月山夏山登山や秋のトレッキング企画が上映される。
 こうして第1日目はおわり。

 ここ数年、スタッフの寝床は広い和室をあてがわれていたが、今回は参加者と同じ、二段ベッドのある宿泊室。
 久々に自然の家の宿泊室にて横になる。
 沖縄出張の疲れもあり、懇親会も中座して眠りについた。

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名護岳、再び。

日曜、快晴。
3年前の山行に続き、再び名護岳(345m)を目指す。

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名護城公園の寒緋桜も満開から散りかけ。
桜に月。

名護岳登山口になっている名護青少年の家事務室で、入山届と挨拶を済ませます。
下山したら下山届として名簿にチェックを入れるシステム。
名護青少年の家を経由しなくとも山頂にアプローチできる車道はありますが、万一の事態を考えれば青少年の家に立ち寄り入下山届を行うことをお勧めします。

2度目の登山、前回とは全く異なるコース取り、山と渓谷社分県登山ガイドにはないコースで山頂をめざします。
往路は名護岳南側・南展望台コースを登ります。

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分県登山ガイドに掲載されている「Aコース」に比べ、南展望台コースはあまり刈り払いされておらず、期待どおりワイルドな登山道が続く。

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シダと細竹が続く単調な植生の中で、突然現れた白い花。名前不明。

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リュウキュウイチゴが一輪咲いていました。

南展望台コースはポピュラーな「Aコース」に途中で合流。ここでひとやすみ。
本日の行動食は、
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沖縄の菓子「タンナファクルー」。
名称は製造元元祖の名前「玉那覇(タンナファ)」と色黒「イルクルー」からきているとか。
食感は本土の「みそパン」、味は黒糖味です。

合流点から前岳(前衛峰)を通過し、約20分ほどで頂上へ。
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木漏れ日の中、木々に囲まれた山頂稜線を歩きます。

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山頂の標識がみえてきました。
山の大小・季節を問わず、頂上間近の高揚感はいいですね。

誰もいない・誰も来ない山頂でコーヒーを飲みながら過ごします。

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前回は曇天とガスの中で登った名護岳。
今日は周囲の山と海が一望です。

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光の具合でよく映っていませんが、辺野古の海も見えます。

沖縄に住み着いて今日で一か月、基地問題だけでなく沖縄の戦跡についても考えさせられることが続きますが、これはまた改めて書きましょう。

下山路は名護岳北面に下り、やはり前回未踏の「沢コース」を下ります。

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白い花もあれば

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赤い花もあり。

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名護岳北面はトラロープがフィックスされた急傾斜。
注意しながら下り、少し車道を歩いて「沢コース」へ。
入口ではマングースが目の前を横切っていきました。

「沢コース」といっても沢を下るわけではなく、
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渓流沿いに整備された道が続き、ときおり流れを横断していきます。

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名護岳だけでなく名護城のあちこちでみかける大きな貝殻。
これはオカヤドカリの殻。残念ながら生きた中身はまだ見たことがありません。

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なんの写真かまるでわかりませんが、草に覆われた細い入口の奥は広いスペースになっています。
炭焼き場の跡。
名護岳は昔から人の手が入り木々が伐採され、その植生を大きく変えてきた歴史があります。

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「沢コース」を抜け、青少年の家に通じる遊歩道を進みます。
頭上をみれば、ヒカゲヘゴの大木に覆われてます。

青少年の家を出て帰着するまで、ちょうど2時間の山歩き。
さらに徒歩でウィークリーマンションに戻り、昼食と休憩。

午後は理髪店で髪を切り、図書館で文献を調べ、スーパーで夕食のおかずを買って帰り、部屋の掃除と洗濯。
観光目的で滞在している訳ではないので、日曜はゆっくり、やりたいこととやるべきことを済ませ、また明日から仕事です。

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嘉津宇岳はシークヮーサーの香り

諸事情により月曜休工。
いろいろ頭の痛い問題を抱えつつ、気分転換に山へ。

今私が住んでいる名護市から目立つ山稜を描く、嘉津宇岳(かつうだけ 452m)を目指す。

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名護市の石灰鉱山から望む嘉津宇岳

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車で行ける最奥、登山口はグラウンドのような広さ。

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整備された石段はすぐに亜熱帯特有の密林の道になります。
多くの入山者がいるのでしょう、踏み跡は明瞭なため迷う心配はありません。

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名称不明。米粒ほどの花がたくさん枝に付いていました。

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「板根」を見ると、沖縄の山に来てるんだなあと思います。

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登山口から30分ほどで山頂到着。
強風、あまりぱっとしない曇天のため、早々に戻ります。

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山頂を彩るタチアワユキセンダングサ

登ってくるときに「え?」と思いましたが、登山道に柑橘類の皮が無数に散乱している箇所がありました。
ずいぶんマナー悪いなあ・・・と思いつつ、どうもあまりにも散乱しすぎてるなあ・・・とあたりを観察したら、

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柑橘類が自生してました。
名前がわからなかったのですが、途中の木に看板があり、シークァーサーと判明。

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早朝からの強風で落ちたのでしょう、無傷な実があったので食べてみました。
みかんの原種のような、酸味は強いけれど甘い味です。
シークァーサーといえば「すだち」のように緑色の実をイメージしていたのですが、自生していたものだからなのか、完熟するとミカン色になるようです。

食べた皮は捨てる訳にいかないので、しばらく右手に持って足場の安定したところでザックに入ったビニール袋にいれましたが、もう右手は柑橘系の香り。
単調な石灰岩の下り、時々右手のシークァーサーの香りを楽しみながら下りました。

大正時代頃までは沖縄本島最高峰と信じられていた嘉津宇岳。
山頂の展望はなるほど、そう信じてしまうような見事な眺めでしたが、私にとっては東北の山では体験できない、柑橘系の香りの山でした。

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