銭函天狗山 536m

休日。
小樽市東方に位置する銭函天狗山(536m)へ。
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登山行程の上半部には花はほとんど見られませんでしたが、それを補ってあまりある景観の素晴らしさ。
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頂上直下で石狩湾、札幌方面を望む。

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標高536mでこの雄大な登山道。

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山頂でコーヒータイム。
スーパーで買い求めた「べこ餅」。先日に景星餅菓商で買ったものと異なり、オーソドックスな二色の餅です。

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山頂から遙か彼方に望む余市岳。
基本的に私、会社の出張で小樽に来ているため、登山装備は最低限のものしか持ち込んでない。
余市岳も考えていたのですが、雪の残り具合から、また次の機会かな。

帰路は自然観察しながら。

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ガレ場が始まる所に生えていた桑の木。実はまだまだ青いです。

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登山道前半を彩るイワハタザオ

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一輪だけ見つけた、たぶんノビネチドリ

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ハナウド

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オドリコソウ

銭函天狗山、その標高にかかわらず素晴らしい山でした。

全行程を通じて滑りやすい土の道で、雨天やその翌日などは要注意。

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登山口から間もない場所にたつ「銭天山荘」、隣接したトイレは「使用可」の掛札が下がっていましたが、トレペは残り少なくなっていました。トイレ利用される方は紙を持参した方がよいです。

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塩谷丸山 629m

小樽市西方に位置する塩谷丸山(しおやまるやま)692mを目指す。

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駐車場から道路建設現場に沿って6~7分歩き、登山道へ。

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ナルコユリの歓迎。

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季節的にマイヅルソウが花盛り。とりつきから山頂近くまで、登山道脇を飾っていました。

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エンレイソウは紫色、緑色の2種類。

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登山コースは全行程通じて明るい雰囲気。

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マイヅルソウと並んで登山道を飾るのはクルマバソウ。花は径5mmほどの小さい花。

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樹林帯の坂をひたすら登っていきます。
周囲はエゾハルゼミの大合唱。

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キヌガサソウは終わってました。

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標高450m付近から「450m台地」と呼ばれる開けた平坦地を通過。

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こんな低い山でみられるとは、やはり北海道ですね。ハクサンチドリ。

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山頂直下のガレ場。変化に富んだ山でした。

ガレ場を抜けると、
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山頂に出ました。石狩湾からの風が心地よいです。
ここでは樹林帯で聞こえたエゾハルゼミの合唱も聞こえず、コーヒー飲みながら静かなひとときを過ごします。

山頂からさらに奥へ進んだ所が「見晴らし台」。
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お社がありました。幾つもの「錨」が奉納されており、海の街の山であることを実感。

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見晴らし台から小樽の街をふり返ります。
ああ、しばらくこの街で暮らすんだなあと思いながら。

450m台地からは余市町が一望できます。
登山道や山頂からの景観、明るい樹林帯、開けた台地、ガレ場と変化に富んだ道。
標高629mという高さながら、登って素晴らしい山でした。

筆者は7時半前に登山口に到着、駐車場は車も数台程度でしたが、下ってみると沢山の登山者とすれ違い、駐車場に通じる車道沿いに長い縦列駐車になっていました。人気の山、早めの取り付きをお勧め致します。

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鳥海山 矢島口(祓川) 2018年4月30日

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山スキーで鳥海山(七高山)を矢島口から往復。

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登っても、登っても、

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近づかない頂上(笑)

山頂直下の急斜面はもうグズグズのザラメ雪、スキー板を夏道にデポし、兼用靴にアイゼンを装着して七高山を往復。

行動食をかじっていると、背後から会話が聞こえる。
「○○さん、今日お帰りですか」
「いえ、今日もう一泊して、この山の別ルートを登ってみます」
その中年女性は車中泊で鳥海山を攻めまくっているらしい。
これだけの人気を誇る鳥海山。地元の人間として、もっと経験を積まなければ、と思う。

超ウルトラスーパー久々の山スキー、冷や汗かきながら斜面を滑りながら自然観察。
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雪の中から顔を出したシャクナゲ、つぼみが付いていました。

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祓川山荘最寄りの駐車場は車で満杯。
私はその手前の駐車場に停めていたが、朝6時には空いていたが12時に下山してみると車でぎっしり。

スキーバムが多いらしく、車中泊の装備が詰まった荷室、ハッチドアにはウェアが干してあったりと、表現は悪いが『難民キャンプ』状態。皆さんバリバリ滑りまくってるな-。

私も駐車場で装備を乾燥させてから、温泉めざして駐車場を発つ。
ときおり、植物観察するため車を停めながらの移動。

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車道の雪壁から突き出た枝は、マンサクの花盛り。

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山麓にはタムシバが咲き始めてました。

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新緑の中にヤマザクラが満開でした。

山スキーと早春の緑を味わいながら、帰宅の途につきました。

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桜吹雪の中で

4月中旬に予定していたガイドのお仕事は悪天でお流れ。

平日は朝5時起きで現場で働きづめ、帰宅は夜8時。

22日、ストレス発散と普段のお菓子食いすぎのため、数年ぶりに温海さくらマラソン10km部門に出場。
2016年に出場料が3500円から5000円に値上げされて以来、ちょうどガイド山行と重なることもあってさくらマラソンとは疎遠になっていたが、私にとってマラソンレースの原点。今年はガイド山行日と大会開催日が重複しなかったため、久々にエントリー。

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娘の高校進学、息子の中学進学で幾足もシューズを買うことになり、スポーツ用品店に行くカミさんについていき、

「お、俺のレース用シューズも買いたいんだけど・・・」

と、どさくさに紛れて新シューズをゲット。

全国的に高気圧に覆われ、温海地区もレース当日は高温。

走っていて、やたら口内が乾く。
もう何回も温海さくらマラソンに出場しているが、結構肌寒い日が多かった。
今日は全く違う。
10kmコースには2箇所の給水所が設けてあるのだが、往路3km手前にある給水所は盛況。皆さん、やはり暑いらしい。
給水所ではスポーツドリンクではなく水をえらび、半分は口に含み、半分は後頭部から背中にかける。

なんとか往路の登り坂を走り抜く。
いつもなら復路の下り坂に身体を委ねるのだが、今日は脚が動かない。暑いのだ。
ここは山形でも山深い温海地区。
幸いにも、残雪残る山の方から、向かい風ながら少し涼しい風が吹いてくる。

8km地点でようやく走りに順応したのか、身体が少し軽くなる。

どうにかこうにか走り終えて、参加賞のエビ汁をいただく。
身体が塩気を欲しているのか、暑いにもかかわらず抵抗なく味噌仕立ての熱いエビ汁が口に入る。

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控えの体育館で休憩した後、毎回おなじみ、あつみ温泉のパン屋ヴァンベールに直行。

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本日はアスパラガスをまるごと一本生地に入れたパンを購入。パンの中でアスパラガスはベーコンに巻かれてます。

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温海温泉の老舗、萬国屋前の足湯に浸かりながらランチ。

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走っている時も、桜吹雪。
ランチをぱくついている時も、桜吹雪。

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3月から現場作業に忙殺され、季節の移ろいにも気づかぬままの生活が続いた。
今日、ようやくのんびり桜の花を眺める。

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【2018年】 月山スキー場リフト運行の中止

既に山形新聞による報道でローカルの皆様はご存じのことと思いますが、夏スキーで知られる山形県西川町・姥沢の月山スキー場リフトの一部支柱が土台から傾いている箇所が見つかり、リフトの利用ができない状況です。

緊急情報!月山スキー場ご利用のお客様へ 月山朝日観光協会公式サイト

ご案内 月山観光開発株式会社ウェブサイト

山形新聞報道によれば、リフトは運行しないままで4月8日からスキー場コースは開放予定です。
姥沢駐車場に通じる県道月山志津線は4月6日午前11時に開放予定とのことです。

山スキーで月山登山を予定されている方、最新情報を入手の上、ご来訪ください。

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駆け抜ける3月

3月×日

 気がつけば、もう3月下旬。
 ビジネス日誌を購入する時期。

 手帳もそうだが、建設会社に勤務していること、一登山者・ガイドとして冬季シーズンを分割したくないこともあり、日誌や手帳は4月始まりを購入。

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今年も例年と同じ、2ヶ月分のガントチャートがある能率手帳のA5版。
登山用にはPILOT社のテト-455型。

変化をつけようと他社の手帳・日誌もくまなく閲覧するが、やはり2ヶ月が見開きで把握できるガントチャートの使い勝手は手放せない。
今年はどんな日程、山行が記されることやら。

3月×日
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娘の中学校の卒業式。
翌々日は息子の小学校の卒業式。
慣れないスーツ姿の毎日。

3月×日
環境省から封書が届く。
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今年も引き続き、自然公園指導員。

資格証と指導員手帳を確認した後、ローカル線「左沢線」に乗り、寒河江駅へ移動。
今宵は、
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山形県朝日少年自然の家スタッフ、サポーターの懇親会に出席。
2年間お世話になった土屋所長が異動となるため挨拶。山形の少年自然の家の所長は校長クラスの人物が赴任するのだが、土屋所長からはいろいろと学ばせて頂いた。ありがとうございました。
研修担当のJさんは異動なく今年も自然の家勤務で私は一安心。

もっとも、酒席では隣に座ったプロハイカーの斉藤さんとオーストラリア、スペインのトレイル情報や登山ギアの話に集中。
朝日少年自然の家スタッフ、サポーターの皆様、次年度もよろしくお願い申し上げます。

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笑う子供達

 神奈川県某所の出張先から一時帰宅させてもらい、山形県朝日少年自然の家企画事業『ブナ雪原探検隊』の第2日目日程にサポーター参加。

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今年も晴天に恵まれました。

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豊富な積雪のおかげでヤドリギも間近に観察することができる。

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斜面は滑り台に早変わり

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今年の参加者は小学生7名、保護者の方1名。
学校が異なるのでスタッフの方も雰囲気作りに気を配ったとのことでしたが、皆打ち解けて補食(行動食)のお菓子を交換したりしている。
所長いわく「大人より子供達の方がすぐに打ち解けるよね」
横で聞いていて、人間関係の構築が下手な私は反省。

「一本ブナ」と呼ばれる大木のところまで来ると、たいてい女の子たちは「ここでお昼にしようよー」 「つかれたー」という声が出て歩くペースも落ちてくる。

隆ちゃん(所長の奥様)から「キットカット配るよー」と差し入れの声がかかると、

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これぐらいの勢いで駆け寄ってきた子供達↓

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いつもの小ピークは冷たい風があたるため、風のあたらない沼地に移動して昼食。
何が可笑しいのか、女の子4人組の笑い声がいつまでも響く。

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雪の斜面があれば、そこが遊び場。

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私は静かな昼食時間を過ごさせてもらいました。
本日のガイド講師、月山朝日ガイド協会事務局の横山さんともガイド談義。

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昼食時、お湯とコーヒーを配って歩くスタッフのお三方。
今年度も朝日少年自然の家での行事ではお世話になりました。

この日は別れの集い前に、退出させていただく。
自宅で山道具を手早く片付けた後、ふたたび神奈川県某市に車で移動。
また明日から現場作業の日々に戻ります。

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鳥海山・山麓にて

酒田市・八幡神社の神事を見学させていただいた後、鳥海山に向かう。

庄内地方に来てみると、正月飾りも私が住む内陸地方とは全く異なる。
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酒田市(旧・八幡町)市条にて。ナンテン、松、「だだちゃ豆」で知られる庄内らしく大豆も飾られている。

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山形県内も市販の正月飾りがほとんどですが、鳥海山山麓・旧八幡町上黒川地内にて。伝統的な正月飾り。しめ縄に干し柿が二つ飾られているのが特徴的です。

で、肝心の鳥海山は・・・

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天候ごきげんナナメ。
スノーシューを履き、新規購入した装備の試用のため鳥海高原をウロウロ歩く。
さすが冬の庄内、強い風と激しい霰に追われ、今日のお散歩は終わりです。

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さよなら2017年

2017年ももうすぐおわり。

皆様にとってどんな一年でしたでしょうか。

私にとっては、なんといっても栃木県・那須の高校山岳部員の生徒達、顧問の先生が亡くなった雪崩事故が心に残ります。

様々な意見、有名・無名を問わず多くの登山者からコメントがあがる中で、ブログに書こうと思いつつ書けないでいたことを、まとまりもなく書いておきます。

私が登山を始めたのは、山形県立山形南高校山岳部に入部してから。
山岳部では冬山もやっていましたので、中学卒業したばかりの15歳から冬山をやっていたことになります。

私が二年生の時、蔵王での冬山合宿から下山して数日経った時のこと。
すれ違いに入山した某高校山岳部の生徒が、ビバーク訓練中、入っていた雪洞が立木からの落雪で埋まり、1名が亡くなる事故がありました。

そのとき、顧問の教師は隣接した山小屋に滞在していました。

この事故が民事裁判に至らなかったのは、亡くなられた生徒のお父様が同じ教職員だったから、と伺いました。

「蔵王なんて・・・」と思っていた当時高校生で生意気だった私は、冬山では「死」は身近にあり得ることを痛感しました。

その後も、私が在籍する山形南高校では冬山合宿を続けることができました。
私達が冬山に行くことができた理由の一つに、顧問の教師が山形県山岳連盟でそれなりの地位にいる方だったことが大きかったようです。
山形県では、高校山岳部の顧問が県の登山界において指導的立場にある方だったという、全国的にも特殊なケースにあたると思います。

そんな中で、高校生から冬山を経験できたということが、今からみれば随分と恵まれた環境だったのだな、とあらためて考えると同時に、栃木県の事故報道を見聞きした際、高校生当時の、あの「無力感」にも似たような感情に襲われました。

五輪競技採用でクライミングに関してはクライマーの低年齢化が進む一方、冬山登山に関してはそのリスクゆえ禁止が言い渡される。
そのアンバランスさに、今後の日本の登山界の行く末を末端登山者として案じています。

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一昨年から、普段聴いている音楽は「エピック」というジャンルの音楽を聴くようになりました。
仕事から宿に戻って一息ついている時や、山の帰りの車中などで聴いてます。

エピックのジャンルから少し長いのですが、Two Steps From Hellの Never Give up on Your Dreamsの動画をアップして、2017年最後の記事アップにします。

検索でたまたまご覧になった方、よくご覧いただいている方、今年も多くの方に当ブログをご覧いただき、ありがとうございました。
皆様、どうぞよい年末年始をお過ごし下さい。

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故・遠藤博隆氏を見送る

西川山岳会の重鎮・遠藤博隆氏の葬儀に参列。

関東・東北ではその名がとどろくアルパインクライマー遠藤さんだが、当ブログをご覧のハイカーの皆様には、朝日連峰・竜門小屋の名物管理人と書いた方がわかりやすいだろうか。

先日の寒波で猛吹雪の夜、1人で国道を運転している最中に、突然の訃報を受け取る。
難病・肺線維症による急逝だった。

葬儀はご遺族遠藤家と西川山岳会の合同葬として執り行われ、遠藤さんの人柄を偲んで多数の山岳関係者が集っていた。
葬儀開始前の会場には、遠藤さんがガイド役を務めたテレビ番組「日本百名山」のVTRが流され、視聴する。

以前のブログでも書いた
が、遠藤さんは登山のために会社は絶対休まない、という方針を貫いた方だった。

ちょうど私がガイド資格を取得する前、自身の会社員ととしての能力にも疑問を抱いていた頃に遠藤さんと話をしたので、とても印象に残っていた。

鎌倉山のゲレンデや仙人沢のアイスに連れて行ってもらったが、私はクライミングは下手っぴなので、遠藤さんも随分あきれていたに違いない。

そんな私でも、ガイドで竜門小屋に立ち寄ると、

「よっ、大滝くん、久しぶり!」

と、いつもの滑舌のいい通る声で声を掛けてくれるのだった。

葬儀では、友人代表として西川山岳会事務局・佐藤さんの挨拶が涙なしには聴けなかった。
エベレスト壮行会で佐藤さんと話を交わしたとき、随分と遠藤さんのことを気遣っておられた。
遠藤さんの周囲には、いい仲間が集まるのだなあ、と思った。

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葬儀会場を後にして、雨まじりの寒い夕暮れを家に向かう。

頭の中では、Tristeria の『 Sisyphus 』が何度も頭の中を流れていた。

ギリシャ神話のシシュホスの如く、幾度も苦しい思いをして登攀し、尾根を登り、下るを繰り返す者たちが集った今日の会場。
シシュホスと違うのは、そこに喜びがあり、仲間がいるということだ。

竜門小屋管理人の遠藤さん、安らかに。

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