花笠の夏

小学6年の息子が通う小学校の学年親子行事で、山形の「花笠まつり」に出場することになった。

カミさんは娘の時に出場したし、長期出張で家を空けて息子と過ごす時間も少ないので、私が息子と共に出場することにする。

父兄・子供合同の練習期間は7月22日、23日、26日、30日、8月2日、4日の6回。
この6回で花笠踊りをマスターしなければならない。
短期間でまったく知らない芸事をマスターしなければならない、「芸能人 かくし芸大会」みたいな世界である。

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7月22日、練習初回。
百人近く参加する「父兄」といいつつ、ほぼ皆さん「母親」の女性たち。
父親参加は私を含め10人前後。
女性たちに囲まれてウハウハというより、完全アウェイ状態。

花笠踊りのエキスパート「昇龍舞連(しょうりゅうぶれん)」の皆さんを講師に、体育館で踊りの練習が始まる。

息子の通う小学校で踊る踊り方は、「寺内(てらうち)流」、「上町(かんまち)流」、「飛び波」の三つを合わせたタイプ。
自主練習のための動画がこちら↓

動画の踊りは 寺内 → 上町 → 飛び波。

22日、23日は土日なのでなんとか参加できたが、なかなか覚えられません。
お母さん方も「わからない。。。」と言いつつ、懸命に練習している。

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練習の帰り道、歩きながら「友達の○○君来てた?」と息子と話しながら帰宅。
このブログを書き始めた頃にはまだ生まれていなかった息子。
いつまで息子とこうしていられるのだろうか。

26日は平日。
練習時間は19時~21時。
あいにく酒田市で仕事をしているため、会社に戻るのが19時過ぎ、後片付けやらなにやらで練習に駆けつけられるのが20時半。
残り30分でも練習に駆けつける。
しかし他のお母さん方との踊りのレベルの差がますます開いてく。

練習のおわり、PTA学年部長担当のお母さんの挨拶で、
「どうしても踊りがうまくできないという人のために、「大うちわ」という役割もありますので・・・」
という一言を耳にする。

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その一言を聞いた瞬間の私の心象風景↑

練習終わったあと、PTA役員のお母さんのところに行き、
「すみません、建設会社勤務で練習になかなか出られないので、大うちわ専属でやらせてほしいんですが・・」
と交渉。

実は「大うちわ」をやる人がいなくてPTAでも困っていたので、すんなり私の申請が通る。
あーこれで踊り間違いを気にせずに済む。

この大うちわ、隊列や見物のお客さんめがけて巨大なうちわでひたすらあおぐ、という役。
実際に持ってみると、「これお母さん方に持たせるの無理でしょ」というくらい巨大で重いうちわ。

8月に入り、踊りの日程が決まる。
8月6日、第一集団の6番め。
この日は山形県朝日少年自然の家の「最上川」イカダ下り」の手伝いをする日。
日程をギリギリ調整して、自然の家職員のJさんには午前中だけの参加としてお願いする。
最上川イカダ下りの手伝いから急ぎ帰宅し、一時間ほどで食事と休憩をすませて花笠踊りに出場することになる。

8月2日、隊列を組んでの練習。
私は大うちわを手にして、隊列に風を送る役。
昇龍舞連の会長さんから、「大うちわ、たまにお客さんにむけてあおぐと喜ばれるんですよ。」などなど、直接アドバイスをいただく。

8月4日、大事な最終練習日。
この日は朝日少年自然の家の月山登山引率のため、欠席。
練習する息子に立ち会っていたカミさんから情報収集。

そして8月6日。
午前中は少年自然の家の最上川イカダ下りのサポートに集中。
子供たちの昼食休憩をサポートしたところで、職員の方々に挨拶し退出。
帰宅して急ぎシャワーを浴び、花笠踊りの恰好に着替え、いざ出陣。

体育館の出発式では、「休憩時の給水時間が2分半しかない。このときを逃したら熱中症になる危険が高い。かならず給水するよう、踊り手は給水係にアピールすること」
と、かなりしつこく言われる。
最終練習の8月6日はわざわざ給水係の練習までやったらしい。
私はぶっつけ本番となる。どうなることやら。

大型バス3台に分乗し、スタート地点に近い山形市民会館に乗り込む。ここがパレード出場者の控室となる。

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市民会館は踊り手でいっぱい。

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そして定刻。市民会館から徒歩で移動し、山形市の七日町大通りにスタンバイ。
ここから1.2kmの距離を踊りながら移動。

なにぶん自分は「大うちわ」なんで、あまり緊張せず本番開始を迎える。
この日は涼しい強風。
大うちわの存在意義もあまりなさそうな日。

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花笠踊りパレードで「大うちわ」をふるう筆者

本番の花笠踊りパレードが始まり、中間地点あたりで最初の休憩。
給水係のお母さんが凄い勢いで走ってきて、担当エリアの踊り手に飲み物を配る。
配るはず・・・なのだが、なぜかしゃがみこんだまま、何も渡される気配がない。
駆けつけてみると、ドリンク類が完全凍結していて、まったく飲めない状態になってましたw

不幸中の幸い、この日は涼しい強風が吹いていたので、水分補給なしでもなんとかこなせる状態。
休憩時間はまたたくまに過ぎ、次の踊りが続く。

進めば進むほど、沿道の観客が多くなる。
私も景気づけに子供たちにむけて大うちわであおぎながら、ゴール地点の山形旧県庁に到着。

そこで記念撮影後、再びバスに乗り小学校に戻り、解散。
役員の皆さま、参加された保護者の皆さま、子供たち、本当にお疲れ様でした。

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正直、私は山形の花笠踊りにはあまり思い入れは無い。
無いというよりも、あまり好きではない。
今回参加したのは、「息子と一緒の時間を過ごしたい」ただそれだけだった。

花笠踊りに強い思い入れをお持ちの方々の「思い」を否定するつもりはまったくないのですが、山形新聞社というローカルメディアが自治体と癒着して作り上げた観光イベントに「祭り」としての魅力はさほど感じない、ということです。

とはいえ、今回実際に参加してみてわかったのは、花笠踊りって「眺める」よりは「参加する」方が楽しいもんだなあということ。

花笠祭りは「東北四大祭り」と言われ、人によっては「東北三大祭りを無理やり「四大祭り」にしたてあげた」という。
実際のところはどうなのだろうか。
息子の学年行事に関わったついでに現在の「花笠踊り」の歴史を調べてみる。

昭和38年に開催された「蔵王夏まつり」に端を発する花笠パレードが、現在の「花笠祭り」の原型である。
そもそも「東北三大祭り」とは、当時の国鉄が誘客企画として考案したフレーズだった。
昭和39年、花笠パレードの可能性に賭けた実行委員会が国鉄東北支社山形出張所を訪ね、「どんな手続きをすれば「四大まつり」に採用してくれるか」打診したのが嚆矢と思われる。

国鉄側は東北支社に話を廻し、さらに上層の秋田鉄道管理局に話が廻る。
そこで出た回答が「急な話で今年や来年ですぐ「四大まつり」とするわけにいかない。国鉄が関係する以上、一日だけの祭りでは意味がない。少なくとも三日開催してもらいたい」という回答が返ってくる。
今現在の「花笠まつり」が三日間開催される由来はここにあるらしい。
実行委員会の方では、うまく成功すれば「四大祭り」として認められる、と前向きに考え、さらに当時の東京オリンピック選手村慰問団もからめて花笠祭りの開催を継続。
昭和40年の第3回花笠まつりから、「東北四大まつり」が「認知」されたとのこと。

ちなみに当時、関係者が宮城県庁・仙台市役所に挨拶に行ったところ、「四大まつりとは何事か、三大まつりの「七夕」だから仙台に観光客が泊まる。四大まつりで花笠などとなれば観光客の泊りは全部山形になってしまう、とんでもない話だ」と猛反発を受けたという。
現在では、山形自動車道・各種交通網の発達により、山形での宿泊数が減っているのだが。

「四大まつり」という呼称を嘲笑するのは容易だ。
しかしその呼称の陰に、幾人もの人々の労苦があることも知られていいのではないだろうか。

参考文献 山形花笠まつり30年史刊行委員会 編 『紅の里に笠が舞う 山形花笠まつり30年のあゆみ』

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スキー&お買い物

世間様でいう三連休。
1月7日。
小学校のスキー教室を控えて足慣らしのため、息子をスキーに連れて行く。
行き先は蔵王。

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 いつも上ノ台ゲレンデを利用しているのだが、駐車場が比較的遠いのが難である。
 今回は試しに竜山ゲレンデの駐車場からアプローチすることにした。
 竜山ゲレンデから平地を少し移動し、いつもの上ノ台ゲレンデへ。

 プルークボーゲンで自由に滑れるようになった息子。
 昨年のスキー教室では、自分の実力より低い初心者クラスに編入されて不満だったらしい。
 一方で、プルークボーゲンで自由に滑れる現状に満足してしまい、1時間ほど滑ったところで「帰りたい」と言い出した。
 スキーが上達する喜び、スキー板をそろえてターンできる喜びを教えたいのだが、残念ながら私にはその能力は無い。
 足慣らしとウェア、靴の調子をみる目的は果たせたし、興味を失ったまま滑らせるのも危険と判断し、二人で駐車場に戻る。
 本日は蔵王スキー場の「子供の日」で、小学生のリフト1日券は千円。朝から息子のやる気を観察してなんとなく予感はしていたので、私も短時間のリフト券を購入していたため金額の負担感は少ないが、息子のやる気を引き出せない自分にやりきれない思い。
 私「家から車で30分で、こんな大きいスキー場に来られるなんて、凄い恵まれているんだよ」
 息子「あっ、そう」 (昭和天皇風)

 駐車場への帰り、スキー場に勤務している義兄に挨拶に行く。
 スキー指導員の資格を持つ義兄に息子のことも相談しながら、今シーズンの蔵王の様子を伺う。
 数日前(1月7日現在での話)、ようやく積雪があり蔵王スキー場全ゲレンデが滑走可能になった、と義兄も安堵の様子。
 facebookで各地のスキー場の様子を拝見していたが、ようやく私も今シーズンのスキー初め。
 
 息子のおかげでスキー場早退したおかげで、予定を前倒しして午後から老母を連れて親戚廻り。
 田舎の長男は忙しい。

 1月9日
 昨夜の尾花沢市「裸参拝」で万一体調を崩した場合を考え、9日は何も予定を入れず休養日にしていた。
 幸い、あの強風の中で冷水をかぶり里山を駆け抜けても、風邪をひくことはなかった。
 バカは風邪をひかないのである。
 
 空いた時間を利用してモンベル山形店にて
Wear
 中間着を1着購入。
 性格が暗黒なもんで明るい色にしてみました。
 今シーズンは新たな相棒と山に行きます。

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土曜日。
公休を取得し、息子の小学校の発表会鑑賞。

午後、カミさんと娘、老母を連れて第66回山形県農林水産祭、「林業まつり」「秋の食彩まつり」を訪れる。

もともとは娘が「木工してみたい」と言い出したので、探し出したイベントがコレ。
老母も賑やかなところに外出したい様子だったので、今日は家族サービスに専念。

糸鋸マシンに興味があるような事を言っていた娘、会場をウロウロしているうちに山形県林業振興課・みどり自然課で開催しているブースに釘付けになる。

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山形県の中央部・朝日山系から産出される「西山杉」を薄く切った端材で、「しおり」を作るコーナー。
半田ごてを小型にしたような焼きごてで、薄い板にイラストを描こうという体験コーナーです(無料)。

娘はイラスト好きなので、カミさんから「時間かかりそうだから・・・」と言われ、老母を連れて食品コーナーに行く。
季節の果樹や漬け物がいろいろ並び、老母も賑やかな露店の人々との会話を楽しむ。

老母とぐるっと会場を巡り、買い物を楽しんでから娘とカミさんを探すと・・・まだしおり作りの最中でした。
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ようやく完成した、娘作成のしおり
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 ブース担当の女性職員の皆様がデジカメやスマホで撮影し、「ぜひ見本に置いていってください」とまで言って下さったのですが、シャイな娘はお気に入りのしおりを家に持ち帰っていきました。
 土曜日の休みは家族サービスにて終了です。

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機織りの娘

段ボールで手作りの「手織り機」で編み物をしているウチの娘。

本物を体験させてあげたいなと思い、いろいろ探す。
「米(よね)織り」の名称で知られた、かつて繊維産業で栄えた米沢市に染め物・織物工房を発見。
連休を翌日に控えた夜、「あした織物体験できますか?」と電突。
昼間に6人ほどの団体様が来るのでそれを外せば、、と返事をいただく。

10月9日朝に自宅を発ち、
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米沢市の「染織工房わくわく舘」に到着。

申し込み後、さっそく2階の工房に案内される。

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糸、糸、糸。

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3つの部屋に幾台もの織機「高機(たかばた)」が置かれている。
年代は様々だが、古いものは明治に作られた、100年以上前の織機が現役で使われている。

娘がてがけるのは、コースターを作るコース。

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横糸が巻かれている「竹管」
織機には縦糸がセットされているので、体験者は横糸を3種類選ぶことがてぎる。

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まず始めに、杼(ひ、シャトル)に自分が選んだ横糸を通す。

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工房の方に指導いただき、織機でコースターを織る娘。
本人いわく、自作の織機に比べて足の踏み板で縦糸を上下できるのが楽だ、という。

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所定の長さまで織った後は、布地の前後を糊で固め、縦糸がバラバラにならないよう少し織り上げて、手前側をカット。

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娘の織り上げたコースター。

織っている様子はこんな感じです。↓

今回お世話になったのは、染織工房わくわく舘
ウェブサイトでは「手織りシルクコースター二枚組み¥2,160」となっていますが、控えめな娘はコースター1枚にしたため、料金も\1,080になりました。
 コースター1枚織るのに、時間にして30分前後です。どうぞみなさんお気軽に。

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真夏の石段

盆休み、息子と2人で羽黒山の石段を登りに行く。

 7月から8月にかけては現場作業、休日は山に入っていたため、ふと気がつくと息子の夏休みに全然つきあってないのである。

 息子曰く、「夏休み宿題の作文の題材になるところに行きたい。どんなところに行けばいいのかわからない。」

 以前、育児のことでガイド仲間のOさんに悩みを吐露したところ、「男の2人旅いいですよ」と返事を頂戴した。Oさんは息子さんと一緒に登山にでかけたらしい。
 昨年の山寺の階段登りの経験もあるし、「よし、はぐろさんという山へ行こう!」

 というわけで朝早く息子と2人で自宅を発ち、羽黒山石段のスタート地、随神門へ。
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ここから2446段の石段が始まります。

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樹齢千年以上といわれる「爺杉」も、

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国宝・五重塔も、

「おとうさん、階段行こうよ」
と、関心まったく示さず_| ̄|●

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一の坂、二の坂と、石段は急勾配になっていきます。
普段はカードゲームばかりに夢中で運動不足の息子、「いそがない、いそがない、ゆっくりな」と歩調をリードしてゆっくり歩かせる。

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二の坂おわりかけにある茶店、「二の坂茶屋」。
実は私がここを訪れたかったのでした。
汗まみれになって登る息子に、「かき氷たべるか?」ではなく、「かき氷食べるぞ」と言って茶店に立ち寄る。

だいぶお疲れの息子はブルーハワイのかき氷が大好物。

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二の坂茶屋のかき氷、たずねてみれば、味は自家製シロップの「みぞれ」一択。
みぞれのかき氷一杯を買い求め、息子に差し出す。
そもそも「みぞれ」を知らない息子、
「おとうさん、みぞれって何!みぞれって何味なのっ!?」
と、すっごい不安そうに聞いてくる。
「みぞれって、雨と雪がまじったもの。透明なシロップかけて似てるから「みぞれ」なの。」

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あまり納得してない息子だったが、氷の冷たさの誘惑に勝てず、みぞれのかき氷を完食。

さて、私の狙い目は、
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二の坂茶屋のあんこ餅。
店のおかみさんから「黄な粉&あんこ餅」800円を進められましたが、粒餡原理主義の私は「単品でいいです」とあくまでもあんこ餅500円にこだわる。

 私が初めて羽黒山の石段を登ったのは、今から数十億年前の学生の頃。
 大学山岳部の夏合宿を終え、キャンパスのある熊谷市から自転車で札幌まで走り、そこで折り返して山形の庄内を放浪した時に立ち寄ったのだ。そのとき二の坂茶屋で庄内の田んぼを眺めながら餅を食べたのが思い出だ。
 羽黒山の石段そのものは、空手でお世話になった極真会館山形支部の夏合宿で毎回登っていた。しかし空手の合宿中にあんこ餅を喰う余裕は無い。
 
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お腹が空いた息子は、私が持ってきた大好物のピーナツパンをぱくつく。
私は数十億年ぶりに、二の坂茶屋から庄内の水田を眺めながら、あんこ餅を食べる。
都会の上品な甘味処で食べる餅とはひと味違う、自然に囲まれた中でのひととき。

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お盆の繁忙期、ミシュランにもとりあげられて、私が過去に訪れたときには想像もできない人の数。
賑わいでお忙しい中、息子のために「羽黒山石段踏破証明書」を出してくださいました。
二の坂茶屋のお店の皆さん、いつまでもお元気で。

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 二の坂を越え、三の坂へ。見事な杉並木が続きます。

 汗だくで石段を登り続ける息子。
 彼は周囲のあふれる自然にも文化財にも興味を示さず、ひたすら歩き続ける。
 何を考えているんだろう?
 突然、息子が口を開いた。

 「おとうさん、今度「おたちゅう」に行けるの、いつなの?」

 「おたちゅう」、とは「お宝中古市場」という玩具・ゲームソフト・カードゲーム用カードの中古品を扱う大型リサイクルショップの名前である。
 羽黒山登っていて、君の関心事はそれですか・・・・

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祈り。
 参道沿いには多数のお社が建ち並んでいるのですが、子宝・安産・良縁祈願の埴山姫神社は願掛けの紐で真っ赤になっていました。女性の願いはなにより強い・・・

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1時間以上かけて、私と汗だくの息子は羽黒山山頂・三神合祭殿に到着。
ここで家族の健康を祈願、お守りを買い求めました。

羽黒山の石段、登っても約1時間なので歩いて下山する方が多いのですが、息子の様子を見てちょうど出発間際だったバスに乗り込み、車を駐車している「いでは文化記念館」に戻りました。

息子と過ごした羽黒山の石段。
どんな夏休みの宿題になるのやら。
そして、どんな風に彼の記憶に残ってくれるのだろう。

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秋日記2015年9月

9月某日。
 息子が突然 「山寺の階段登りたい」 と言い出す。
 どちらかというと太り気味の息子、ダイエットを目論んでいるらしい。

 本当は羽黒山の石段に連れて行きたかったのだが、カミさんと協議、まずは山寺が無難ではないかとの結論に至る。
 で、山寺の立石寺へ。

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さあ、1050段の階段が始まる。

 1050段の石段といっても、普通に山やっている方にはハイキング程度だと思うのだが、子供は気分が急(せ)いてしまうらしい。息子に何度も
 「あわてない、ゆっくり、ゆっくり」
 と声をかけるのだが、つい早歩きになる息子。
 普段の運動不足も相まって道半ばで息切れ。
 途中、幾度か休憩を挟み、私が保冷剤と一緒に背負ってきたコーラを飲ませながら、ようやく奥の院へ。

 「あー疲れたー」
 が、息子の感想。

 山寺を訪れるのは、その昔、今のカミさんじゃない女の子を連れて訪れて以来。
 たどり着くまで険しく頼りないハシゴを通る釈迦堂に好んで登ったのだが・・・・今は頑丈な鉄柵で封鎖されていた。
 クズのような思い出は封じて、奥の院に登って心が折れている(笑)息子を連れて五大堂へ。(テレビの紀行番組で必ずリポーター役のタレントが訪れる景色のいいお堂)

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 栗の木、山寺のお堂、眼下の静かな農村に秋の到来を知る。

9月某日。
 外出しようと玄関に出ると、植えられた紫蘇の花が目についた。

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 昼食のそうめんの香りになってくれるのか。
 昨年訪れた伊香保温泉で食べた天ソバの紫蘇の実天ぷらを思い出す。

9月某日。

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 娘手作りの餃子。
 うめえうめえと残らず喰いまくったら、「私まだ食べてないんだけど」とカミさんに怒られる。
 「じゃあお父さん食べていい範囲明示しろ!」
 と言い返すが・・・・ 範囲を明示しろ、とか完全に現場作業の安全対策用語になっているのが恐ろしい・・・

9月連休。
 え?
 連休ってなんですか?中国語?
 諸般の事情で、前々から画策していた「義父母を寿司屋に連れて行こう」ということでカミさん妹夫婦と合流、山形市内の「廻るけど、けっこう高級」な寿司屋に行く。
 休養日を経て、連休最終日は地元地区の神社の大祭。
 町内会・子ども会・青年会総出で神輿担ぎの手伝い。

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 この神輿担ぎ、結構距離が長く、出発から神社に戻るまで約2時間。
 結構ハードで体力不足の息子の疲労を心配したのだが・・・
 身長の低い息子、そんなに力を入れる必要が無いポジション(笑)のためケロッとして帰ってきた。
 夏日に近い暑さ、迎えに来たカミさんと息子と3人で屋台のシャーベットアイス買って食う、秋の空。

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お仕事&休日日記 2015年2月

2月×日
 先日に引き続き、福島出張。
 今度は福島県の北端、新地町へ。

 国道沿いは、津波対策の堤防工事やJR常磐線再建工事の真っ盛り。
 ガソリンスタンドの給油レーン全てに、大型ダンプがズラッと並んでいたりする。
 夕方、休憩で国道沿いのコンビニを訪れる。
 街のコンビニとは違い、女子高生の姿もなく、鳶ズボンを履いた男達が店内にひしめきあっている。
 コンビニの駐車場は、土建会社御用達のキャラバンやハイエースでいっぱい。

 さて、今夜の宿は

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 宿の手違いで、私一人、宴会用大広間に泊まることになる。
 すんげー広い大広間の真ん中に、布団がぽつんと敷かれている(笑)
 宿の人が気を利かせて冷蔵庫、ポット、テーブルは置いてくれた。
 家族経営の宿で、無線LANはあるのだがパスワードについて旦那さんもしどろもどろの対応。
 めんどくさいのでiPhoneのテザリングで仕事上のメールとファイルの確認を済ませる。
 気温の低い夜、宿の人が気を利かせて宴会場のエアコンを稼働させてくれるのだが、止め方がわからないまま眠りにつく。 
 エアコンの音、何かに似ていると思ったら、沢のそばで幕営した時の、流水の音に似ているのだった。
 明日も又、現場作業の日々。

2月×日
 急遽休みが取れ、かつ快晴の日。
 息子を蔵王スキー場に連れて行く。
 先日の天童高原スキー場では頼りない滑り方だったが、先週の小学校のスキー教室を経て別人のようになった息子。「もっとスキー滑りたい」というリクエストに応え、蔵王・上ノ台スキー場へ。

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 息子はプルークボーゲンで結構急な斜面もグイグイ滑っていく。
 リフト乗り場に直行、そしてまた滑る、の繰り返し。子供はスタミナの塊だ。

 休憩のため上ノ台ゲレンデのレストラン・チアリーに行くと、「ミス花笠」のタスキをかけた女の子二人が座っていた。え!?彼女たちは何なんだ!?
 休憩後、再びやる気満々の息子と共にリフトに乗り込むと、

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ゲレンデには長蛇の列。
ミス花笠相手に、「ミス花笠とのジャンケン大会」なるイベントがあるらしい。
え~、ミス花笠なんだからさ、レストランの一般席じゃなくて控え室くらい用意してやれよ・・・

2月×日
 今日も山形市内某所でロシア語教室の受講。

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 先週は福島出張で欠席したため、一日の遅れは大きい。
 早めに会場に行き、宮原先生に先週分の教材プリントをいただき、速攻で目を通す。
 本日は文法の学習に突入。
 まだまだ子音の発音がパッと頭に思い浮かばず、完全な足かせになっている。しくしく。

 宮原先生から息抜きの話題として、ロシア人のフルネームの構成「名・父称・姓」について話を聞く。
 言葉も文化の一つ、と思う時。
 動詞の格変化、男性名詞、女性名詞、中性名詞の変化に、「嗚呼、日暮れて道なお遠し」。

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2015年1月日記 週末編

1月第4週。
現場作業精鋭部隊に配属され、土曜日も仕事で潰れるかと思いきや・・・
金曜日の内に2現場を消化、急遽土曜日が休みとなる。

月末に学校のスキー教室を控えた息子、もうスキー教室終わったけど滑り足りない娘、そしてカミさんを連れ、山形のローカルなスキー場『天童高原スキー場』へ。

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 ここ天童高原スキー場は亡き実父の実家に近く、私が小学生・中学生の頃、父にたまに連れて行ってもらったスキー場だ。
 蔵王スキー場、特に私が通う「上ノ台ゲレンデ」は駐車場からのアクセスが不便。
 スキーのスケーティングがまだできない息子に練習させるため、傾斜の緩く、駐車場の目の前がゲレンデである天童高原スキー場を選択してみたのだ。

 スキー場の経営状況の話題は、どっかの性格極悪そうな雪氷学会員のツイッターにお任せするとして、天童高原スキー場はローカルなスキー場ながら、ペアリフトは2基備え、休憩所、レストランも小規模ながらしっかり運営しておりなかなかのものだ。近くの自衛隊第六師団の練習場であることも、恵まれていることなのだろうか。

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 スマホで撮影したので画面ちょっと暗いが、当日は晴れ間にも恵まれ、スキー場脇を占めるキッズランドは多くの子供達、親子連れがソリ滑りで賑わっていた。また小さいながらもレストランの中にはキッズコーナーが設けられている。
 申し訳程度の託児所が作られては消えた蔵○スキー場と違い、親子連れがゆったり遊べるスペースがある。

 ゲレンデは初心者向けは非常になだらかで、所々スケーティングで進まなければならないところもあるが、その分初心者講習には使いやすいのだろう。天童の小学校のスキー教室で多くの子供達が講師に引率されて滑っている。
 ローカルなスキー場には、大規模なスキー場とは違った良さがあるのだなと思わされる。
 
 だいぶスキーに慣れ、今年は蔵王・地蔵岳山頂から滑り降りた娘はゲレンデも、レストランも、蔵王がいいと言う。
 今年は月山の夏スキーに連れて行けるかな。

 日曜日。
 午前中に所用を終え、13時から16時まで、みっちり山形市内でロシア語のレッスンを受講。

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 某公的機関主催でロシア語講座が開催されることになり、受講を決めた。
 2月の休日は貴重なスキー山行の機会なのだが、毎年どうせ年度末の現場作業・出張で潰れがち。
 講師は以前から受講したかった仙台ルースカヤ・シュコラの宮原ラーダ先生だし、今この機会を逃す手は無い。

 ロシア語は思うところあって独習用テキストと辞書は買いそろえていたが、チンタラ自分で黙読するよりも、

 先生「はい、では大滝さん、次の単語を読んで下さい」
 私「はい、え・・・Имя い、イーミャ??」

 と、先生や他の受講生に囲まれて実際にキリル文字に頭悩ませながら言葉を口にする学習では、やはり雲泥の差があった。

 以前ブログに書いたロシアのクライマー、ダリア・ヤーシナの記事でロシア人の名前の男性形・女性形に関してコメントを頂戴し、やはりロシア語の基礎は身につけておきたい・・・と思ったこと。

 ある共産圏クライマーの話題を求めて、某西ヨーロッパのクライミングサイトの情報ソースをクリックしたら・・・現れたのが私のブログだったりする。
 おいおいお前らメディアのプロがアジアの島国の土木作業員のブログを記事のソースにすんのかよ!と思う一方、もっとロシア語が読み書きできれば欧米のクライミングサイトに劣らぬ速度で情報収集できる、と思ったこと。
 
 まあ動機はいろいろです。
 しかしキリル文字、なまじ知っているようなRやNをひっくり返したような文字で、まだ反射的に発音できるほど慣れてない。オリエント急行殺人事件のポワロみたいにはなれませんな。(あ、ネタバレ書いちゃった)

 本日の講習終了後、宮原先生のところに行き、当ブログで時々登場するロシア人クライマーの名前について読み方を教えてもらう。
 ROCK&SNOW誌クロニクルや山渓の池田老人執筆クロニクルに出てくるロシア人クライマーの名前の表記に結構ばらつきがあり、当ブログの表記とも異なっていることから確認しておきたかったのだ。

 久しぶりに中身の無い頭をフル回転させたもんで、山行なみに疲れて帰宅する日曜の夕方でした。

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遊佐町 鮭つかみ取り大会

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 息子のリクエストもあり、昨年に引き続き、今年も遊佐町・鮭つかみ取り大会に参加。

 昨年の鮭つかみ取り大会の様子

 昨年の反省を踏まえ、山形市内を7時に出発、つかみ取り受付開始の9時30分に会場到着。
 受付開始の時間ではあるが、既に地元民らしい参加者が受付に殺到しており、今年も12時30分からの第3回めつかみ取りに割り振られる。10時頃には当日券売り切れの声が聞こえていた。
 他の参加者の話を伺うと、地元の方は早い回に参加するため、9時前には受付に並んでいるらしい。

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 極寒だった昨年とは大違い、今年は鳥海山もばっちり見える快晴で気温も20度超。

 今年の鮭は生育状況が良好で大物が多いらしい。
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 しかも「イキがいい」・・・すごい暴れてなかなかつかめない(笑)
 息子の手伝いにまわり、2人でようやく一匹ゲット。
 鮭の頭を棒で叩いてくれるスタッフのおじさんも、息子の捕まえた鮭を見て「おっ、これはいい鮭だ!」と言ってくれました。

 昨年のブログには、『放流された鮭は結構おとなしかったので、小学校低学年~幼稚園児でも楽しめると思います。』 なんて書きましたが、今年は元気な鮭で子供達も苦戦していたようです。

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 で、捕まえた後は会場奥のコーナーで塩をまぶしてくれるのですが。
 私が捕まえた鮭の腹を、おじさんが指でプニプニ押して頭をひねっている。
 「・・・もしかしたら、メスかなぁ・・・」

 昨年のとおり遊佐町内のAコープに持って行き、さばいてもらいましたが、やっぱりオスでした。嗚呼、幻のイクラ。

 なお今年は昨年と異なり、チケット(前売り1000円、当日1200円)に300円分の買い物券が付いていました。
 場内では玉コンやたこ焼き、ウインナー等々、縁日のような食べ物が一通り売られています。
 自分の鮭つかみ取りの時間帯まで、晴天の下、芝生で食事しながら待つ家族連れが多かったようです。

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イチゴ狩り

子供達の要望でイチゴ狩り。

前回は息子もまだ小さい06年の12月、JA寒河江のイチゴ園にお世話になったのだが、今年はなにやら大人気のため、2月、3月に電話しても「来月まで予約いっぱいなんです」という回答。

そこで今年は飯豊町の道の駅「めざみの里」観光物産館のイチゴ園を予約。

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やってきました、イチゴ園。
イチゴ園受付のおばさんの話では、今シーズンは低温で受粉のための蜂が飛ばず、結実が遅いとのこと。
めざみの里イチゴ園も、3月中は結実の様子をみながら土日のみの予約制でした。

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甘いよ~と言いながら次々とイチゴを口にする子供達。

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真っ赤に熟した実、上半分がまだ白い実、青い実、咲いている花。

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イチゴ園に来て思うこと。
イチゴ園での「もぎとり食べ放題」ですと、おそらく形がよくないというだけで出荷されない実をバクバク食えるわけです。味は変わらないのに。
農作物の市場と流通をちょっと考えてしまいます。

あまり農作物に詳しくありませんが、イチゴはもぎたてが最高ですね。
安くはない入園料ですが、家族で訪れる価値はあると思います。

さて、隣接する道の駅「めざみの里」のあちこちに貼ってあった貼り紙。
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調子にのる猫・・・
どんな猫なんだ・・・

参考リンク:道の駅いいで めざみの里観光物産館 いちご園開園のお知らせ

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